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殺るか殺られるか武器を手にしたJKたち  作者: 和(のどか)
第二章 女子高生戦場に立つ
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第23話 殲滅します!

挿絵(By みてみん)


 上空を見ても敵の数が減ったことがわかった。


 二葉は、軍から借りている小型のノーパソを使って情報を集めていた。


「二葉、今の状況はわかったの?」


「座間基地の方で大きな戦いが始まってるわ」


「あそこは、壊滅したんじゃななかったの?」


「国防軍の戦略で戦場にしたみたいよ」


 なかなか撤退しない敵の大軍から相模原市の格納庫を守ろうと国防軍がフランス外人部隊とアルメディア王国に援軍を要請した。

 そして、相模原市に近づけないために座間基地の周辺を戦場にし、近くにいる敵の軍も座間基地周辺に集めさせようとした。


「だからこちらは手薄になったのね」


「格納庫の近くにいた敵の兵士も撤退してるわよ」


「座間基地の戦場に向かうのかしら」


 国防軍は格納庫の近くを戦場にしたくないでしょうね、秘密兵器に損傷を与えたくないのはわかるけど敵だって国防軍が格納庫から引き離そうとしている事はわかってるはずよ

 だが、格納庫の周辺は既にかなり大きな攻撃を受けた後である。


「みんな殺られてしまったのね」


「なんか心が痛むね」


「もう、全ては仕方ない事だから生き延びて救助を待ちましょ」


「ノーパソでいろんな人と交流はできてるの?」


「多少の電波の妨害があるけどアクセスは何人かできるし、情報はかなり入るわよ、もっと詳しい情報を知りたければ国防にハッキングして侵入できるけどそれは最終手段ね」


「国防軍にハッキングで侵入したら犯罪者でしょ、救助された後に問題として後々罪に取られるかもしれないじゃない」


「だからしないわよ、最終手段よ」


 この街にいた兵士が座間基地に向かった事により街の荒くれのグループが動き出した。


 その中でも群を抜いた勢力を持つグループがあった。

 ヤクザの若頭がリーダーで、組員や犯罪者を多く集めていた。

 銃や日本刀をはじめかなり多くの武器を所持していた。


 ハルのグループに傘下に入るように副長の陸に話がきた。


「リーダーどうします!」


「ガラの悪い人達でしょ」


 この街の大きなヤクザの組長は、幹部たちや優秀な組員を連れて避難していた。

 残された組員は犯罪者と不良などを集めてグループを作った。


「そんなグループはお断りです」


「もし断れば火をつけると言ってきました」


「火はつけないでしょ、彼奴等が欲しいのはこの学校内にある物資でしょ」


 夜中に火がつけられた。


 ハル達は目を覚まし銃を持って放火魔を探した。

 目撃者の話では、ガラの悪い男達が10名くらいでやって来て火をつけてたという報告を受けた。


 発見が早かったこととグループのメンバーで大急ぎで火を消したおかげで大事には至らなかった。


 死傷者がいない事と火事がある一部分であった事から

 二葉コンピュータの解析は威嚇と判断した。


「やってる事がめちゃくちゃね!組長からも見放された人達でしょ」


 いつ戦闘になっても戦えるようにハルの家に置いてきた武器や軍服もこの学校に持ってきた。


 陸が大慌てで報告に来た。


「奴等から連絡がきました」


「なんて言ってるの?」


「24時間以内に傘下になる返事がなければ一人づつ殺していくと」


「そのグループのアジトは分かるの?」


「ええ、わかります!かなり大きな屋敷です!」


 ハルは決断した。


「敵を殲滅します!」


 ハル達四人は戦場で使った格納庫の最新兵器を用意して戦闘準備に入った。


 陸が案内し、ハル達四人と喧嘩が強く体力がある男20人を引き連れてヤクザの屋敷に向かうことにした。


 戦場でも生き残る為の戦い方を身につけていた。

 目立たず、でしゃばらず、敵意を見せず

 そしてさり気なく撃ち殺す!もう何人も人を殺した女子高生。


 陸が屋敷の近くまで案内をした。


「武器はあまり使いたくないわね、もしものとき弾がなくなっちゃうよ!」


「この屋敷の中に銃や日本刀があるって言ってたわよ」


「もしもの時は回収しましょ」


 陸と一緒について来たグループのメンバーにはここで待機するように言った。


「本当に四人で大丈夫ですか?」


「できればもう少し人は欲しいけどみんな銃を持っていないから危ないよ、ここで待っいて」


 ハル達四人で正面玄関に向かった。


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