表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
殺るか殺られるか武器を手にしたJKたち  作者: 和(のどか)
第二章 女子高生戦場に立つ
22/33

第21話 隠れ家

「街を偵察に行きましょ」


「暴徒になった人がいるかもいるかもしれないね、私達でさえ盗賊の道に進んでるんだから」


 敵の兵士や市民の中にも危険な人がいるかもしれないという事で、私服の中に防弾チョッキを着用した。


「マシンガンは目立つから小型の銃だけ持っていきましょ」


「あまり武器は目立たないようにしたほうがいいからね」


 香澄が手榴弾を両手に持った。


「もしもの時はお願いね」


 香澄が頷いた。


「怪しのがいたら相手にしないで隠れたほうがいいわよ、弾は限りある資源だから」


「この家が私達の新しい基地ね」


「私の家を基地にしないでよ、隠れ家なら許すけど」


「基地も隠れ家も一緒でしょ」


「気分的な問題よ、ここは私達家族がまた一緒に住む家なの」


 聖奈は何も言えなくなった。


 駅前の商店街に来るとガラの悪そうな10人くらいのグループが寄ってきた。

 威嚇するかのように睨みつけてる者も何人かいた。


「さっそく来たわね!」


 三人はさり気なく銃を握りいつでも撃てるようにしていた。

 香澄は背後にまわった。


 グループのリーダーがハル達に話しかけてきた。


「お嬢さん達も救助されなかったのかい?」


「どういう事?」


 ハルのその言葉は街の状況を知らないということを伺わせた。


「お前達、今まで何処にいた?」


「私達は学生でシェルターに避難してたわ、出てきたら家族はいないし、みんな何処に行ったの?」


「救助されたのは家柄のいい奴らと大手企業に努めている奴とその家族、それ以外は見捨てられたんだよ」


 リーダーが二葉と聖奈の肩に手を回し抱き寄せた。


「俺のグループに入れよ」


「お断りよ、離れて!」


「趣味じゃないわ」


「おいおい冷たい事言うなよ、俺の女になれば欲しいのは何でもやるよ」


 ハルが、リーダーに銃を向けた。


「離れなさい!撃つわよ!」


 リーダーがハルの目を見た。

 脅しじゃねぇな!?二葉と聖奈の目も見た。

 ちっ・・・殺ってる目だ・・・

 聖奈と二葉はいつでも撃つ気でいた。


「その銃は、本物か?」


「この状況よ、街には戦争で死んだ兵士の武器だってあるでしょ」


「確かにな、だが弾を使いきって弾無しの銃で脅してる奴もいるからな」


「試してみる!」


 リーダーがハルね目を見た。

 本気だとわかる空気と、ただならぬ殺気を感じた。

 本物か!?


「ちっ、わかったよ!」


 リーダーが二葉を放した。

 その瞬間、聖奈から銃を奪った。


「おいおい何処で手に入れた?この武・・」


 ズッキューーーーーーーーーーンッ


 言葉が終わる前にハルがリーダーの眉間を撃った。


 二葉が他のメンバーに銃を向けた。

 香澄は手榴弾を取り出した。


「私達は戦場で人を数えきれないくらい殺してるのよ、私の友達に酷い事をする人は殺す!」


 残りの男達はこの街で何度も人が殺される所を見ているが、顔色一つ変えないで自分達のリーダーを撃った若い女性に驚き動けなくなった。


 サブリーダーらしき男が両手を上げてハルの目の前に恐る恐る寄って来た。


「俺は、このグループの副長で陸っていうもんです!俺達もそいつに脅されていたんだ!」


 ハルは陸に銃を向けた。


「私達に殺意を向ければ容赦無く撃つわよ」


「わかってる何もしないし、俺達も命は欲しい、言う事は何でもを聞くから殺さないでくれ」


 その男から殺意は感じられない事がハルにはわかった。

 他のメンバーからも殺意は感じられない、この人たち素人なの!?殺しに来る兵士のような殺気はなかった。

 だが、油断はできないここは廃墟の街なのだから


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ