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殺るか殺られるか武器を手にしたJKたち  作者: 和(のどか)
第二章 女子高生戦場に立つ
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第19話 人見知り

挿絵(By みてみん)香澄かすみ


 戦闘準備に入ったが、前回よりも兵士がかなり増えると聞き聖奈があせった。


「どうしよう私の銃が見当たらないの!?」


「手に持ってるじゃない!」


「あっ本当だ!」


 敵が特殊兵器やオーバードスーツで襲来に来る事に動揺を隠せない.いつもの装備で大丈夫なのか生徒たちみんな心配になっていた。


「ハルどうするのオーバードスーツを使う?」


「そんな物使わないわよ、慣れてないオーバードスーツで戦ったらただの的にしかならないよ、軽くて連射できるマシンガンを使う」


「手榴弾は持っいく?」


「それもいらないよ、扱い方に慣れてないから自分達まで爆発に巻き込まれたら危険よ、それに荷物は減らしたい」


 二葉は軽量の手榴弾を二つ用意した。


「もしものときは私が使うわ」」


 所長から作戦が説明された。


 格納庫の一部の兵士はオーバードスーツを着用してミサイルを発射して援護するとのことだった。

 敵は、この格納庫を欲しがっているから、爆破までする攻撃はしてこないだろうという予想だった。


 学生は、指示をされた場所に向ったが、そこでとんでもない光景を目の当たりにした。


「敵の数が多すぎでしょ!」


 予想よりも兵士の数がはるかに多かった。

 これだけの大軍に、オーバードスーツを着用した兵士が巨大な銃を構えてズラリと並んでいた。

 それだけでなくモビルスーツのような物が二体あった。


 襲来してきた敵の数を見て聖奈は呆然となった。

 ハルと二葉もこの大軍にどう立ち向かって行けばいいのか怯んだ。

 この状況でマシンガンや手榴弾だけではどうにもならないことは明白である。


「ハル、私達終わったわね」


「諦めて戦わずにフケようか?」


「はっ!?な、なんて言ったの?」


 二葉もハルの顔を見た。


「ハル本気で言ってんの?」


「ハ、ハル隊長〜〜っ!!」


「このまま戦っても勝てるわけないし、戦った者は死ぬだけよ」


 二葉も賛成した。

 国防軍の救援が無い状況で戦って勝てる訳が無い、それに生き延びる可能性は無い。


「ハル、素晴らしい判断ね!完全に死ぬのがわかっているのに向かって行く意味はないわ」


「私も、戦っても死ぬだけだから行かないほうがいいと思うけど、みんな戦っているのに逃げていいのかなって・・・フケたいけど」


「二葉、もし戦ったときの生存確率は?」


「0.5%ね、生き残るとしたら奇跡がおきた者だけよ」


「私達は死ねため戦ってるんじゃない、生きるために戦ってるんだから」


 ハル達三人は逃げる事にした。



 敵の攻撃を受けないように山の反対側から街に向かった。

 そして街の近くまで来てふとハルが足を止め小声で二人に言った。


「誰かに後をつけられてる」


「あの破壊されたビルまで行ったらバラバラになりましょ」


 いったい何者!?こちらに殺意は感じられないけど、もし殺意を出さずに殺せる者がいたとしたら・・・とにかく確かめる。


 そしてビルまで来ると三人は一斉に隠れた。


 ハルが後をつけて来た者に背後から銃を押し当てた。


「あなた、誰?」


「あ、あ、わた・・・私は、」


「ハル、待って、香澄よ!」


「えっ香澄さん!?」


 香澄が二葉に抱きついた。


「怖いよ、殺されるかと思った」

 香澄が涙目になっていた。


「香澄さん声かけてよ黙ってついてくるから暗殺者かと思うでしょ」


「うっ、うっ、」


 香澄が二葉の袖を掴んだ。


「ハル、聖奈紹介するわ、私の友達の香澄よ」


「手榴弾のコね!」


「でも、二葉の友達だったら最初から私達と一緒のグループになればよかたじゃない」


「香澄は、極度の人見知りなの、誘ったんだけど一人のほうがいいっていうからそっとしておいたのよ」


「香澄さんハルです!宜しくね」


「香澄でいいです」


「私は、聖奈よ、宜しくね」


「処女の人!」


 聖奈の顔が赤くなった。


「なっな、何っ!?処女たけどみんなの前で私の事を処女の人って呼ぶなよ!」


「二葉、怖いよ〜〜っ!」


 香澄が二葉の背後に隠れた。


「聖奈、香澄を怖がらせないで気が小さいの、優しくして安心すれば話せるようになるから」


「二葉ちゃん酷いよ、私をおいてふけるなんて」


「タイミングが悪かったのよ、この状況で迎えに行けなかったんだから」


 ハルは、香澄がついて来ていることに途中まで気づかなかった。

 香澄に関心が強まり仲良くなりたいと思った。


 香澄も加わり4人で街の繁華街に向かった。


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