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殺るか殺られるか武器を手にしたJKたち  作者: 和(のどか)
第二章 女子高生戦場に立つ
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第18話 安否

 全グループが、所定の位置の確認に行くことになった。

 ハルたち三人組も準備が整い指示された場所へ向かった。


 現場に着き街を見渡した。

 これだけ街が破壊され、他のシェルターや家族の安否も気になる。

 だけどそれは、自分だけではない聖奈も二葉も口に出さないようにしている。


 これだけ多くの人が死んでいる。

 もし、家族の良く無い事を聞くことになる気がした。


 ウサギの手も借りたいくらいって言ったけど聖奈が猫のネロの事を口に出さずに耐えているのを知ってるから猫の事は、触れないようにしないといけないと思いハルと二葉は慌ててウサギにした。


 シェルターに猫を連れていけるのかな?

 恐らく厳しいと思いこれも言葉を伏せた。


 でも、どうしても気になる事があった。

 ハルが二葉に恐る恐る遠回しに聞いた。


「他のシェルターに避難した人達はどうなったんだろう食糧無くなってるんじゃない?」


 二葉は間をおいた。


「ネットで調べた情報によると大きなシェルターは、ほとんど攻撃されたみたいよ」


 ハルは嫌な予感がした。

 次にでる二葉の言葉が良く無い事のような気がした。

 だけど・・・ハルはアキトの事が心配だった。

 まだ中学のアキトも自分たちと同じようにシェルターに避難してるはずだった。


「そんなのおかしいでしょ、何故シェルターが攻撃されたの!?」


「敵の狙いはこの街を完全に制圧する事なの、だから国防軍の兵士だけでなく民間人も狙うために大量の兵士を送り込んだのよ」


「そんな・・まさか大勢殺されたの?」


 二葉の目から涙が溢れた。


 その涙を見た瞬間、良く無い予想があたってしまった・・・


 そして答えた。


「ほとんど死んだみたい・・・ごめんハル・・・言えなくて」


 前からこの情報を知っていたが、ハルが弟の安否を気にしていたことから事実を言い出せなかった。


「アキトは・・・私が見てないと心配なの・・・無茶な事ばかりするから」


 ハルが泣き出した。

 涙が、溢れて止まらなくなった。


 聖奈も泣き出した。

 大丈夫だよ、アキトはどこかで絶対に生きてるって責任感のない軽々し言葉は言えなかった。


 ハルに掛けられる言葉がみつからなかった。

 元気を出させる言葉なんか今はいらない. ただ泣くしかなかった。

 聖奈はアキトのことをよく知っていた。


「アキトは大きくなったらお姉ちゃんを守るってよく言ってたね」


「空手始めたんだよ」


「知ってるよ強くなったよね!背もすごく伸びて・・・」


「きっとどこかで生きてる・・・アキトは死なないよ私なんかよりしっかりしてるんだから」


 三人は格納庫に戻った。

 二葉と聖奈は、ハルを見守ることしかできなかった。



 翌日、休憩室で待機していると警報と音楽が流れた


「いやね!敵がこちらに来るのね!」


「それだけじゃないわよ曲が流れてるよ!」


「この曲?それだけじゃないってどういう事なの二葉?」


「この曲は兵士以外にオーバードスーツや特殊兵器の敵もいるってことよ」


「特殊兵器って何?」


「わからないわよ、だから特殊兵器なのよ」


「ちょっと待って!前回よりも兵士がかなり増えるっ事なの!!」


「当然でしょ、ここに来る敵の兵士をかなりやっつけたから、向こうにしてみたらほっておけない存在になったんじゃない」


 三人は大急ぎで戦闘準備に入った。


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