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殺るか殺られるか武器を手にしたJKたち  作者: 和(のどか)
第二章 女子高生戦場に立つ
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第10話 デブには着れない戦闘服

「みなさんの気持ちはわかりますし、戦ってくれるのは助かりますが、相手はプロの軍人です!とても相手にはなりませんよ」


「でもここにいても死ねだけでしょ」


「プロの軍人を相手に太刀打ちするのが難しいという事は、わかってますが、このまま何もしないで殺されるくらいなら自分で自分の身を守りたいんです」


「状況が状況ですので皆さんに武器の扱いとこちらの伝達の暗号など簡単なものだけは覚えて頂きます」


 ハルが聖奈の顔を見た。


「私達、やるって言ってないよね」


「全員参加の空気だけど武器は持っていたほうがいいわね」


 戦うと言ったのは数名の体育会系の生徒だけだったが、全員戦闘に参加することに流されていった。

 だが、200名の兵士が攻めて来ることに、絶望を感じている生徒は多数いた。


 所長が激を飛ばした。


「皆さん諦めないでください、勝算はあります」


「勝算って!」


 所長が、説明をした。


「ここには、性能が高い武器が多くあり、女性や初心者でも扱えます」


「具体的には、普通の武器とどう違うんですか?」


「軽くて、連射が可能です!そして、オーバードスーツでありながらコスチュームのような物もあります」


「そのコスチュームは、防弾の性能がかなり高く撃たれても簡単には死なないです」


「戦いなんていきなりだから防具みたいなものがあると確かにいいわね」


 ハルが聖奈の顔を見た。


「防具って言ったよ、あの人も異世界好きなのかしら?」


「おそらく自分には、チート能力があると勘違いしてるわね」


 所長が話を進めた。


「コスチュームじゃない所は、用心してください、そして何より敵はこちらに戦える兵士があまりいないと油断していることに隙いることができる可能性が高いです」


「どちらにしても殺らなければ殺られるのね」


 所長は、学生が戦闘に入ることを戦場にいる兵士に伝えるよう指示をした。


 生徒達は兵士や格納庫の人達から武器の扱い方を教わり

 そして戦いの簡単なレクチャーを受けた。


「爆弾を使って相手を派手に大量に殺すと敵は立て直してその何倍もの兵士を連れて来るかもしれません無理して大量に殺らなくていいです」


「少しづつ闇討ちにしたほうがいいって事か?」


「だけど、このまま全滅させてしまえば撤退させられるわね」


 体育会系の特待生たちは自分たちの身体能力の高さに自信をもっていた。


「私達だけでこれだけの敵を殲滅させられるわけないでしょ、少しづつ倒して援軍が来るまで待ちましょ」


「そうよ、援軍がくるまで生き延びることを考えましょ」


 ハルと聖奈と二葉の仲良し三人組が一緒になり銃の打ち方を教わった。


 オーバードスーツのコスチュームタイプは、ほとんどが男性用で女性用は少なかった。


 女性用のコスチュームは体育会系の生徒が先陣を切るということで取られてしまった。


「この残ったコスチュームは男性用だから体が大きくておっぱいが小さい人しか着れないね、あっそれとデブには無理ね」


 二葉が聖奈を見た。


 じ〜〜〜っ


「な、何よ、私はデブじゃないぞ」


「宇宙食を食べてて少しやせたかなと思って見てたのよ」


「やせた?最近体が少し軽いのよね!」


 宇宙食はかなり栄養があるのに、少しやせた!?

 最後の方は節約されてたけどあれで痩せるという事は、普段かなり食べてるな!

 二葉コンピュータが分析した。


「コスチュームがないからヘルメットは被ったほうがいいよ」


 ヘルメットや軍服もサイズが合うものが全員分なかったが少し大きくてもヘルメットと防弾チョッキは身に付けた。


「死ぬときは三人一緒ね」


「三国志みたいな事言わないでよ」


「でも張飛と関羽が死んでも劉備玄徳だけは長生きしてたわよね」


「劉備ハルだったりして」


 体育会系の生徒達は飲み込みが早く戦闘準備に入った。


 A組とB組のクラス委員と運動神経の良さそうな生徒が20名ほど抜擢され作戦会議をしていた。


 これは感化された言い出しっぺの特待生達が勝手に組んだグループだった。


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