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5 うごめく影

海辺のそばの洞窟、スカーレットが倒れていた。

すでに息はない。

そんなスカーレットである西島の亡骸に蜘蛛怪物が近付いていく

「これをもとに新たなロストバスターシステムを構築する」

邪悪な思惑が動き出そうとしていた

BPCOU本部ビル

ドカーン!

爆発音

「なんだ!」

警報アラームが鳴り響く

廊下を警備隊が駆けていく。

「うわああああああああああああああああああああああああああああ!」

ババババババババババ!

「ぐわああああああああああああああああああああ!」

武装した警備隊が廊下をすべって現れる

「あれは!」

新たなダンゴムシ怪物が現れる

「キューーー!」

そこに高橋が駆け付ける

ブルーセイバー専用のソフトカードを携帯機にセット

高橋が叫ぶ

神来(じんらい)!」

雷が落ちると同時、綺麗な光の粒子が高橋を包み込みスーツが体に装着された。

「ブルーセイバー!起動!」

両目が緑に光る

高橋はメモリーカードを手にする。

携帯機にセット、高橋が叫ぶ

神来(じんらい)!」

雷が落ちると同時、綺麗な光の粒子が巻き起こり、追加パーツが転送され

ブルー・セイバー・2へと強化する。

ダンゴムシ怪物が凄まじい勢いで接近してくる。

腕でガードする

「くっ!なんて重い拳だ!こいつ!また強くなってる!」

通信オペレーターが言った

「あれは・・・上級怪物です!」

「上級!?」

「キューーーー!」

「ダンゴムシ怪物3ってことか!」

腰の銃を引き抜くとソードに変形させ、ダンゴムシ怪物3に立ち向かった。

「はあ!」「てや!」

ダンゴムシ怪物3は巨大な体を蠢かせながら、地面を揺るがすような重い一撃を放って来る。猛烈な連続攻撃を前に

「ぐあああああああああああああ!」

軽く吹っ飛ばされた

「キューーーー!」

次の攻撃が来る

高橋は敏捷に身をかわし、ソードを駆使してダンゴムシ怪物3に斬り付ける。

しかし、ソードの刃は通らなかった。

ダンゴムシ怪物3の硬い装甲は高橋の攻撃を防ぎ、まるで岩のように固かった。

高橋は勇敢にもダンゴムシ怪物3に何度もソードを振り下ろした

「はあ!」「やあ!」「たあ!」「はああ!」

攻撃は全く通用しない。

逆に怪物の攻撃に押されてしまう。

怪物の巨大な腕が高橋を捉え、地面に叩きつけた

「ぐはああああ!」

何とか立ち上がり態勢を立て直すも手元が今にもソードを取りこぼしそうなほど痙攣していた

「つ、強い・・・」

通信オペレーターが走って来る

「高橋さん!これを!」

メモリカードだった。

「これは!」

「ブルーセイバーの強化メモリーです!」

「ありがとう!」

すぐに携帯機にセット、高橋が叫ぶ

神来(じんらい)!」

雷が落ちると同時、綺麗な光の粒子が巻き起こり、追加パーツが転送され

ブルー・セイバー・3へと強化する。

「活動時間は通常の4分の1です。注意してください!」

「了解!」

ソードを掲げ、自信に満ちた表情でダンゴムシ怪物3に向かって突撃する。

ソードが輝きながら空気を切り裂き、以前よりも一層速く、一刀両断のような迅速な斬撃が次々と繰り出されていく。

「はあ!」「はあ!」「やあ!」「はあ!」

高橋の攻撃は怪物の硬い装甲を容赦なく切り裂き、怪物の身体に深い傷を負わせていく

ソードを振り下ろし、大地を揺るがすような一撃をダンゴムシ怪物3に叩き込んだ。

「キューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

その衝撃でダンゴムシ怪物3は吹き飛び、地面に轟音を響かせながら激しく横転していく

ダンゴムシ怪物3はなおも立ち上がり、

「キューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」

獰猛な怒号とともに突進して来る。

高橋はそれをスピードと敏捷性を駆使し、巧妙に回避、再びダンゴムシ怪物3に接近し、ダイナミックな連続攻撃を仕掛けていく。

「はあ!」「はあ!」「はあ!」

ソードが光り輝きながら瞬間移動し、怪物の弱点を突いて斬りつけた。

「これで決める!」

ソードがガンへと変形、3つのパーツを連結し1つの大型銃を作り上げる。

そこに充填できるようコードを装着

「ダブル・バースト・モード!」

音声を認証し、デモリッション・ガンがさらなる大口径に変形する。

怪物めがけて銃口を向けた

「ダブル・バースト・デモリッション・ストライク!」

銃が音声を認証。

銃口にエネルギーが収束し、超小型荷電粒子砲がデモリッション・ストライクの4倍もの大きさと勢いで発射され

ドカーン!

大爆発が巻き起こった

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