2 ダンゴムシ怪物2vsデストロ
高層ビルの屋上
西島がひとりで現場に駆け付ける
高橋は遅れていた。
「キューーーー!」
ダンゴムシ怪物が咆哮をあげる
「前に倒したはずだ!どうして」
本部のオペレーターから通信が入る
「蘇生した個体は通常よりも強力に進化します。この個体は前回の怪物よりも上位の存在、中級怪物です。気をつけてください!」
「了解!・・・中級との戦いは初めてじゃない。ダンゴムシ怪物2ってところか!」
「キューーーー!」
西島がソフトカードを携帯機にセットする
西島が叫んだ
「神来!」
音声認証かなにか知らないが、雷が落ちる。と同時、綺麗な光の粒子が西島さんを包み込みスーツが体に装着されていった。
「スカーレット!起動!」
両目が緑に光る
腰の銃を引き抜くと銃がソードへと変形する。
ソードを手にダンゴムシ怪物に立ち向かう覚悟を決める。
「キューーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ダンゴムシ怪物が突進してくる
西島は素早く回避し、敵に反撃を開始する。
「はあ!」
ソードを握り締め、ダンゴムシ怪物に向かって攻撃を仕掛ける。
その身を包むスカーレットスーツが、俊敏な動きを生み出し、敵の攻撃をかわしながら、ソードを振り回す。
鋭利な刃が風を切り、光り輝く火花が散る。
「はあ!」
西島の一刀がダンゴムシ怪物の体に突き刺さり、火花が散る。
「キューーーーーーーーーーーーー!」
ダンゴムシ怪物は容易には倒れず、再び反撃を仕掛けてくる。
西島は敏捷な身のこなしで敵の攻撃を避けつつ、ソードを使って連続攻撃を繰り出す。
瞬く間にソードが斬撃を放ち、ダンゴムシ怪物の体に次々と傷を負わせていく。
「はあ!はあ!はあ!」西島の攻撃は激しさを増し、ダンゴムシ怪物は苦悶の声を上げた
「キューーーーーーーーー!」
もう少しで勝てると思っていたときだった
小さな女の子を見つける。
「まずい!」
「キューーーーー!」
ダンゴムシ怪物2は体を反転し女の子に迫った。
「あ、危ない!」
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高橋が現場に到着したとき
西島のスカーレットが女の子をかばうようにダンゴムシ怪物2の攻撃を受けていた
グサ!
「あう!」
「西島さん!」
西島が串刺しにされながら言った
「に、逃げて・・・」
女の子は西島のことを見ながら逃げて行った。
西島が力なくうなだれ、怪物に持ち上げられていく
「西島さあああああん!」
ぶん!
ビルの下へ落ち川へと落ちて流されて行った
「キューーーーー!」
怪物が咆哮をあげる
「よくも西島さんを!」
ブルーセイバー専用のソフトカードを携帯機にセット
高橋が叫ぶ
「神来!」
雷が落ちると同時、綺麗な光の粒子が高橋を包み込みスーツが体に装着された。
「ブルーセイバー!起動!」
両目が緑に光る
「キューーー!」
ダンゴムシ怪物2を相手取る
腰の銃を引き抜くとソードに変形させる。
高橋はダンゴムシ怪物2に向かって斬撃を繰り出した。
「はあ!」
その一刀は空気を切り裂き、ダンゴムシ怪物2の身体に突き刺さった瞬間、激しい火花が舞い上がらせる。
炎の嵐が戦場を彩るかのようだ。
「キューーーーーーーー!」
怪物は高い声を上げ、凶暴な姿勢で高橋に襲いかかる。
高橋は素早い動きで敵の攻撃をかわし、再び斬撃を繰り出す。
「はあ!」
彼の刀が再びダンゴムシ怪物2に切り込み、火花が炸裂する。
「はあ!はあ!はあ!」
高橋は息を切らしながらも果敢に戦い続けた。彼の動きは俊敏で、ブルーセイバーの力によって戦闘能力が引き上げられていることを感じられた。
善戦したのはここまでだった。
ダメージがないのだ。
それはダンゴムシ怪物2となったポテンシャルの影響であり無尽蔵の防御力の上昇を意味していた
高橋に徐々に疲れが見え始め、剣筋が荒くなり、
「キューーーーーーーーーーーー!」
「うあ!」
一瞬の隙が高橋のソードを取りこぼさせ、
ダンゴムシ怪物2は一方的に高橋に攻撃を加えていく
「うあ!」「うあああ!」「ぐあああ!」
「キューーーーーーーーーーーーーーー!」
ダンゴムシ怪物2のパンチでぶっ飛ばされる
「ダメだ!まったくダメージにならない!どうしたら・・・」
「キューーーーーーーーー!」
負ける。そう思った時だった!
「はあ!」
深緑色の戦士が現れた。
「こいつは・・・!」
戦士は背中から顔だけ振り返り言った
「俺はデストロ」
両目が赤く光る
「不甲斐ないやつだ。それが戦士か?」
「なにぃ!」
「はあ!」
右パンチ
デストロは華麗な動きでダンゴムシ怪物2をかく乱すると
腰から下げたデモリッション・ガンを変形させデモリッション・ソードにする。
「やあ!」右手に握ったソードが、デストロの力強い振り下ろしとともに怪物の肉体を切り裂く。
鋭い刃が空気を裂き、火花が舞い散る。
ダンゴムシ怪物2は痛みに歪んだ表情を浮かべ、凄まじい咆哮を放つ。
「キューーーーーーーーーーー!」
デストロはたじろぐことなくソードを振り回し火花が散っていく
「たあ!」
左手に持つソードが怪物の脚部を一刀両断し、大きな斬撃音が轟く。
ダンゴムシ怪物2はバランスを崩し、地面に倒れ込む。
デストロはその隙を見逃さず、ソードを再び振り上げる。
「はあ!」
力強くソードが下降し、怪物の体を貫く。
火花が舞い散り、怪物の咆哮は悲鳴へと変わる。
「キューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
ダンゴムシ怪物の猛攻、デストロは冷酷なまでの集中力でソードを使いこなし、繰り出される怪物の攻撃を見切っていく。
彼の剣技はまるで舞踏のように美しく、その切れ味は恐怖をもってして讃えられる。
「やあ!」
「はあ!」
「たあ!」
デストロの連続攻撃が怪物の身体を縦横無尽に切り刻む。
ダンゴムシ怪物2は最後の抵抗を試みるが、デストロの剣によって容赦なく打ち砕かれた。
ついに、怪物は倒れた。
「とどめだ」
冷酷に言ってのけるとデモリッション・ソードをデモリッション・ガンへと変形させる。
「バースト・モード!」
音声を認証し、デモリッション・ガンがさらなる大口径に変形する。
怪物めがけて銃口を向けた
「ハイ・デモリッション・ストライク!」
銃が音声を認証。
銃口にエネルギーが収束し、超小型荷電粒子砲がデモリッション・ストライクの2倍もの威力で発射され
「キューーーーー!」
ドカーン!
大爆発が巻き起こる。
ダンゴムシ怪物2は逃げて行った
デストロが人の姿へと戻る
「お前は・・・」
「俺は中村倫也だ。高橋一生お前のような弱い戦士はロストバスターである資格がない。早々に戦士をやめることだ。忠告はしたからな」
そう言って行ってしまった