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僕、お姉ちゃんができる。

今日、僕、弟になっちゃう。


「光太~おきなさーい」

今日は3月31日卒業式も終了し、春休みに突入していた。

僕は自室に合法的に引きこもり、昼食まで眠るつもりでいた。

「聞こえてないの?今から行くからな。」

が、現在父上が階段を上り、まさに今、布団を賭けた戦いが始まろうとしている。

「おーぃ(グハァ」

ドアを開けたその瞬間、父上は廊下側へ倒れた。

「フフフハハハハハハ」

俺の部屋の窓の配置を利用して鏡で光を反射させているためこの部屋は要塞と化したのだ。

「FBI!」

「フアッ!?」

どうやらサングラスをかけた女性が銃をこちらに構えているらしい。

「イリス、ストップ。」

「おーk。」

どうやら父上の知り合いらしい。それと鏡は倒れて要塞が無効化された。悔しいが投降するしかないらしい。

僕は起きて、話を聞くことにした。



「僕再婚するんだ。」

母上は十年前に亡くなっている。物心つく前であり、父上も真相を語りたがらないので真相は分からない。

「で彼女がイリス」

一歩前に出てしゃべる。

「こんにちは。私はあなたの父の会社の経費担当のイリスよ。」

「こんにちは」

流暢に日本語をしゃべる彼女はとても印象に残った。

「ところで光太。今回突然ですまないが結婚することになったんだ。ん?よく考えればこれ光太に聞いて無理って言われたらどうしよ。」

「まぁ、急に言われたら困るわよね。」

「まぁ。創作みたいな展開にはならないのが現実ですもんね。」

「そうね。」

「ちょっと迎えに。光太と一対一で話しといてな。」

「わかりました。」

「ちょっとおいで。」

イリスが優しくこちらに手招きをしている。

「わかりました。なんですうわッ」

床に2人とも正座をして話を始めた。

「あなたがどう思っているか分からないけれど、私たちは付き合っているわ。突然な話で申し訳ないけれども認めて頂ければ嬉しいわ。」

「はい。あなたたちのことを応援したいです。父親だってああ見えて乙女ですからね。第一人間ですし。どんな人だろうと好きな人はいますもんね。」

「あなた、物分かりがいいのね。」

え??

「この事拒否されたらどうしようかと思ってたの。でも良かったわね。認めるまで殴り合い始めようかと思っていたけど。」

イリスは脳筋で武道派でtheドsだった。

「わかりました。イリスさん。」

「お母様。ですわよ。」

「はい、お母様。.........」

その日、俺には母ができた。


「そういえば私には娘がいるんだが、いま光太何歳だ?」

「俺は16ですよ。」

「なら姉ができちゃうね!」

そこには、父とともに姉が立っていた。

初めて投稿しました。書いていてすごい楽しかったです。これから二日に一回は出せればうれしいです。

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