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異世界から来た男  作者: 関羽雲長
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ダンジョン修行

チーム九紋竜4人と6頭の神狼。

地下1階入り口で、確認をする。

紫電:『皆は【感知魔法】か【感知スキル】は持っているのかい』

神狼達は、【感知スキル】を知らなかった。

茜の敵意を感じる【敵意感知】が一般的で、緋の自分の周りに気を張る【範囲感知】はチームを指揮するには必要だよ、紅の何と無く感じる【特殊感知】は僕もよく分からない、僕のは、超能力の【透視能力】と【テレパシー】の複合技だから、スキルが駄目なら【感知魔法】を教えてあげるか。

まずは【敵意感知】、僕が後ろから敵意を、発するから、皆は目をつむって、感知してみていくよ。

6頭が、一斉に振り返った、震え反っている。

小狼:『紫電様 皆を殺す気ですか』

紫電:『御免 御免 ちょっと気合いが 入り過ぎた』

もう一度、小さな敵意で、始めに気が付いたのは、小狼と白狼だった。青狼と狼華が続き、黒狼と赤狼は反応しなかった。

戦闘モードの、敵意はどうかな、黒狼と赤狼が、真っ先に気付いた。

大丈夫みたいだな、【敵意感知】は身に付いている。

続いて【範囲感知】魔力を薄く、自分の周りに流して、それを広く拡げて、何か感じるかい、小狼が一番に白狼も続いて、茜が走り回っているのを、感知する。

紫電:『理想的だよ 小狼と白狼は中衛で戦闘リーダーに 黒狼・赤狼は前衛に 青狼・狼華は後衛に適した 【感知スキル】を持っている』

この後は、前衛茜班、中衛緋班、後衛紅班、最後尾に僕で、ダンジョンに入っていく。

紫電:『感知スキルで 索敵をしながら ダンジョンを 攻略して行くよ』

3人は、小狼か白狼が気付く迄、黙っていた。

小狼:『前から敵です』

茜:『黒狼・赤狼行くですよ です』

紫電:『青狼・狼華はどの魔物が どんな技を使用したか 弱点は何か 記憶しておけよ』

緋:『小狼と白狼は 全員の位置を把握し 誰がピンチか 誰が余裕がるか 確認して対処する事』

紫電:『小狼と白狼は 戦闘リーダーなら【全体攻撃】と【全体回復】を 覚えるんだ』

紫電:『小狼は自分の属性が 何だか解って要るかい 額に魔力を集めてみてくれ 火 水 土 風 光 闇 【光属性】だ 良いぞ』

小狼:『どういう事です』

紫電:『【光属性】は 攻撃(大)と回復(特大)と補助(中)のスキルや魔法を 覚えられる』

小狼:『父さん達も見て下さい』

紫電:『皆 額に魔力を集めてくれ 赤狼は【火属性】狼華は【風属性】黒狼は【土属性】青狼は【水属性】白狼は【光属性】』

【火属性】は攻撃(大)と回復(中)と補助(小)を、【風属性】は攻撃(中)と回復(中)と補助(中)を、【土属性】は攻撃(中)と回復(小)と補助(大)を、【水属性】は攻撃(中)と回復(大)と補助(小)を覚える。

紫電:『そういえば 緋 紅 茜も 額に魔力を 集めてみてくれ 緋は【光属性】 紅は【闇属性】 茜は【光属性】』

紫電:『えぇ 紅【闇属性】だったの よく今まで 【闇】が暴走し無かったものだ』

紅:『なにが〜 暴走する〜』

紫電:『紅は 何時も冷徹と言うより冷静だよな【忍者マスター】の称号のおかげかな 【忍者】は【闇属性】の職業だから』

緋:『紅以外が 三人とも【光属性】なのも良かったのかも』

紫電:『白狼は 今まで前衛で戦ってたんじゃ無いか 中衛では前に出過ぎだよ』

白狼:『紫電様 そのとうりです 次兄でしたので 兄の黒狼と二頭が前衛でした』

紫電:『悪いけど 中衛に慣れて貰うしか無い 小狼と白狼は光属性の上に 範囲感知能力も持っているからな 【回復スキル】か【回復魔法】を覚えて 皆の回復役と指示をする戦闘リーダーに 成って貰いたいんだ』

白狼:『小狼と同じですか』

紫電:『白狼 君は小狼の手本に成ってくれ 君が今現在 小狼に勝てるのは (体力と経験)が有るからだ 潜在能力は小狼の足元にも及ば無い』

白狼:『そのとうりです 私より良い戦闘リーダーが居るのに 何故私もなんですか』

紫電:『大人達だけで チームを組んで貰う為だ』

黒狼:『どうしてですか 小狼をどうする気です』

紅:『紫電の様子がおかしい』

紫電:『小狼の潜在能力は 君達の能力を遥かに凌駕する 上手く育てれば戦闘力が 黒狼の二倍から三倍に成るだろう 君達から引き離す…そして次代の要に成るだろう…』

紫電が前のめりに倒れた、緋が受け止めた。

黒狼:『紫電様 いかがされました』

紫電:『は 僕はどうした』

白狼:『何故 私を戦闘リーダーにするか 説明を受けていて 倒れました』

紫電:『すまない 僕の意識が飛んだようだ 何処まで話した』

黒狼:『小狼を 私達から引き離すと』

紫電:『そこ迄言ってしまったか 小狼は 特別なんだ 僕の後継者【賢者】に成れる逸材だ だけど 黒狼達の中で育てて仕舞えば 悪いけど 普通の神狼で終わる 黒狼達は親子なのに 引き離して育てて良いものか 悩んでいたんだ』

小狼:『紫電様 僕は紫電様の【契約獣】です それも僕から仕官した 一族からは離れる覚悟は出来ています』

狼華:『良く言いました ロコが祠を出た時に 居ない者と覚悟しています』

紫電:『いや 修行さえ終われば 一族に戻っても そのまま僕の後継者【賢者】として 側仕えしても良いからね』

緋:『修行期間は 小狼の頑張り次第ですね』

紫電:『すまない 僕が倒れたから 大袈裟に成ってしまって 皆を冒険者に登録してから 悩んでて睡眠不足だったから』

紫電:『特に 白狼には 迷惑を掛けるのが 分かっていたし』

紫電:『どんな説明したか ちょっと怖いけど 白狼は白狼で かなり優秀な 戦闘リーダーの素質は 有るからね』

紫電:『それに 暫くは 集団戦闘に馴れる為に 全員で訓練だから覚悟してくれよ 特に白狼と小狼は 回復スキルか回復魔法を マスターしてくれ 最終的には 魔法は全体回復魔法 全体治療魔法、全体攻撃魔法と支援魔法を スキルは全体回復スキル 全体治療スキル、全体攻撃スキルと支援スキルは必修で』

集団戦闘に馴れる為の ダンジョン修行に制をだす。


紫電:『やはり小狼は、筋が良い 反応が良いな もともと目も良いんだろうけど』

緋:『ぼちぼち ダンジョンから 一度出ますか紫電様』

紫電:『そうだな 領主の仕事も有るからな』







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