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異世界から来た男  作者: 関羽雲長
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神狼山

蔵屋の前迄来たら、フェンリルが一頭、僕の前にひれ伏した これって 仲間に成りたいて事。

緋:『【ティム】しろって言ってます』

紫電:『【テレパシー】どういう事だい フェンリル君』

フェンリル:『こ この声は御領主様ですか こんな事も出来るなんて 僕の目に間違いは無かった 御領主様 是非とも私の主人に成って下さい』

紫電:『仲間じゃ無く 主人なの』

フェンリル:『はい 御主人様御願いします』

紫電:『【ティム】しろって事だけど【契約】にしよう』

フェンリル:『良いんですか【契約】で 命名して下さい』

紫電:『小狼で 良いかい』

小狼:『小狼ですか 良い名です 有り難う御座います 御主人様』

紫電:『じゃ 小狼 僕のことを呼ぶ時は 御主人様や御領主様は禁止な 紫電もしくは紫電様な 僕の仲間やチームに成ったら それだけは譲れ無い』

小狼:『紫電様』

紫電:『これは 絶対守って貰う 但し公式の場は別ね 良いね』

小狼:『紫電様 宜しいのですか』

紫電:『堅苦しいのは苦手と言うか 嫌いなんだ』

緋:『小狼 私達三人も厳守の 仲間の約束です』

紫電:『そう言う事だから これからよろしく 小狼』

緋:『私達は紫電様の仲間 私は緋 隣が茜 その隣が紅 よろしくね』

小狼:『紫電様 図々しいのですが 御願いが有ります 私の一族を助けて下さい』

紫電:『話して見てくれ』

小狼:『神狼山に住む神狼が 私の一族なのです 私達は神狼山に住んで 神狼山周辺の村や町を 守っていました 私は修行の為に山を出たのですが 最近神狼山の悪い噂を聞いて 山へ帰ろうとしたのですが 山に魔物が異常発生していて 一頭では入れ無いのです』

小狼:『あんなに成るまで ほったらかしにする 父さんや母さん 叔父さん達では 無いはずなのに』

紫電:『神狼山に急ごう 嫌な気がする』


紫電:『神狼山の何処に 住んでいたんだい』

小狼:『山頂の祠です 微かに見えます』

茜:『山の頂きに小さく見える です』

紫電:『緋や紅も見えるんだろうね 僕には駄目だ 中腹迄行けば【テレポート】出来るけどね』

緋:『紫電様 急ぎましょう』

さすがに三人は凄いや、まるでピクニックに、来たみたいに、魔物を倒していく。

小狼:『凄い人達ですね』

紫電:『【テレパシー】小狼 家族は何頭だ 祠に四頭内二頭は 死に掛けている【テレポート】』祠の前に移動した。

紫電:『緋 入口を確保してくれ』

緋:『了解 茜 紅 行きますよ』

紫電:『小狼 怪我人を助け無いと』

小狼:『父さん 母さん 叔父さん達』

ロカ:『誰です』

小狼:『僕です 母さん』

ロカ:『ロコ 帰って来たのね』

紫電:『怪我人が先だ 治療しないと死んでしまう 小狼』

小狼:『母さん 怪我人は何処です』

ロゴ:『こっちだ ロコ』

紫電:『見せろ こんな状態とは【治療魔法】と【回復魔法】全快だ』

二頭の怪我の、傷口が塞がっていく。

紫電:『良し大丈夫だ 小狼 これで死は免れたぞ この肉でも無理やり食べさせておけ』

ロカ:『ロコ 小狼って 貴方仕官したの』

小狼:『私の御主人様 御領主様の紫電 九紋竜士爵様です』

紫電:『小狼のお母さんですか 何が起こったんですか それにここにリーダーが居ませんね 御主人では無いですか』

小狼:『そうだ 父さんはどうしたんです まさか死んだんじゃ無いよね だったらロゴ叔父さんがリーダーだもん』

ロゴ:『そのとうり ロウ兄さんはゴウとゴカが死に掛けて 一か八かで 魔物発生器を 破壊しに行った』

紫電:『詳しく説明して貰えますか』

ロカ:『リッチが山の西側に 魔物発生器を置いていったの 魔物が溢れるまで分からなくて』

ロゴ:『祠に追い詰められてしまった』

紫電:『ロウを 救出に行かないと 祠の入り口を守って戦える位には ゴウとゴカは回復してますか』

ロゴ:『大丈夫です』

紫電:『緋 紅 茜 撃って出るよ』

紫電:『食糧を置いて行きます 山の西側ですよね【テレパシー】 居た この魔力がロウだろう 小狼 緋 紅 茜 行くよ【テレポート】』


ロウ:『新手か ここまでか』

小狼:『父さん 大丈夫 援軍だよ』

紫電:『緋は前を 茜は右側 紅は左側 小狼は後ろを ロウさん動かないで【回復魔法】』

紫電:『皆 全力で【雷魔法】を打つから 当たるなよ【雷】雷鳴が轟き 魔物を一掃した』

このまま、魔物発生器を破壊しに、行っても良いけど、ロウさんとロゴさんに、して欲しい事が有る。

紫電:『祠に一旦戻っるよ』

【テレポート】祠の前へ移動した、もう一発【雷】をぶつぱなした。

雷鳴轟き祠から、ロカさんとロゴさんが飛び出て来て、ロウさんと再会した。

ロウさんとロゴさんに、周辺の村や町を見に行って、異変の情報収集を頼んだ。

紫電:『魔物の発生器は 僕達で破壊して来る【テレパシー】この魔物が増えている所が 魔物発生器だな【テレポート】』

魔物発生器の近くに移動した。

紫電:『ちょっと機械を調べるから 魔物の相手を頼む そのまま破壊しても大丈夫だな 良いよ済んだ』

最後に、雷魔法を山全帯に放って、魔物の全滅を確認した。

祠の中に【テレポート】した。

ロカ:『ロコ失敗だったの』

小狼:『何を言ってるの 終わったよ 山の魔物も一掃し終わってるよ 紫電様が居るんだから』

ロウ:『魔物が居なく成ったぞ え 紫電様 もう戻っていらしゃったので』

小狼:『魔物も一掃し終わってるよ』

紫電:『村や町はどうでした』

ロウ:『町の方は 最近になって 魔物が頻繁に出る様に成ったそうです』

ロゴ:『村の方は いつの間にか 五階建ての塔が 建っていたそうです』

紫電:『僕の【テレパシー】で確認したけど 神狼山周辺に リッチは居ないよ 魔物も一掃したし この騒動 僕に任せてくれ無いか 神狼と村人や町の人の 関係を壊したくない 頼むよ』

ロウ:『紫電様 貴方という方は 紫電様【我ら神狼一族の永遠の忠誠を誓います】これで我ら神狼一族は 紫電様に服従します 今後産まれて来る子供達も全て 紫電様の契約獣です』

紫電:『神狼一族は僕の家族だな』

ロウ:『紫電様 皆に名を下さいませ』

紫電:『ロウは黒狼 ロゴは白狼 ロカは狼華 ゴウは赤狼 ゴカは青狼で良いかな』

村へ行って見るか【テレパシー】ここだな【テレポート】

紫電:『確かに塔が有る【テレパシー】五階迄で魔物の反応は 大狐が一頭五階に居るだけ 何だとう この大馬鹿がぁ 皆戦闘準備【テレポート】したら 皆で一斉に力攻め ど頭かち割ってやれ』

緋:『どうしたんです 何か 凄い乱暴ですが』

紫電:『大狐を ぶち殺したら 教えるから』

茜:『紫電が汚い言葉を使ってる です』

紫電:『【テレポート】かかれ ぶち殺せ』

あっという間に蹴りが着いた。


紫電:『大狐が 人心を集める神狼達に嫉妬して 神狼山に魔物発生器を置いた 神狼山に神狼達を封じ込め 五階建ての塔で自分を崇めさせようとしたらしい』

紅:『それが〜 紫電が頭にきていた訳〜』

茜:『馬鹿な狐さん です』

小狼:『紫電様を怒らせて 毛皮になるとは 馬鹿な考えを 持たなければ せつかく長生きして来たのに』

冒険者ギルドに寄ら無いと、事件の説明と小狼達をチーム九紋竜に登録しなきゃ。


ブランドの冒険者ギルドに来ている。

神狼山で人心を得る神狼に嫉妬した大狐が、神狼山に魔物発生器を置いて山を魔物で一杯にした事、神狼の小狼がダンジョンに強者を求める余り、一時的とはいえ改造してダンジョン探索を邪魔した事、フェンリルの小狼がブランドの街を走り回った事、大狐のやった事に怒った領主様が、山の魔物発生器を破壊、魔物を一掃して、その大狐を成敗して、この毛皮になった、と言う事ですね。

ギルドマスタージョンに、事の顛末を話した。

それにチーム九紋竜に、黒狼、白狼、狼華、赤狼、青狼、小狼を登録した。

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