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異世界から来た男  作者: 関羽雲長
20/26

王都スパランドオープン

王都スパランドのオープンが、目の前に迫っていた。

マキ:『紫電 やっとここ迄出来ましたね』

紫電:『オープン記念で 王都スパランド三日間入浴無料サービス 大変だと思うけど頼むよ』

マキ:『明日のプレオープンは 王族の方々や一部の良く知る貴族の方の オープニング入浴に成るのよね』

紫電:『国王様達 男性陣は僕が説明しながら警護を 王妃様達 女性陣はマキ達商会幹部が説明を 警護は緋達三姉妹に任せて 御風呂を楽しんで貰う事に成る』


翌日の朝9時前に、スパランド前に国王様達が、出向いて来て居り、僕達の方が慌てた。

前日の予定では、朝9時に王宮に御出迎えに行って、スパランドにお連れするはずだった。

アイン:『済まん 紫電 楽しみで我慢が出来なかった みんなを急かして 先に出て来てしまった』

紫電:『そんなに 楽しみにして頂き 有り難く存じます』


オープニングセレモニーを開始した。

マキ:『では九紋竜商会 王都スパランドのオープニングテープカットを 王家の方々に御願い致します アイン国王様 ノエル王妃様 アルス王子様 紅白のテープカットを御願いいたします』

豪快な花火迄、打ち上げられている。

マキ:『無事 スパランドのオープンです 拍手を御願いします』


紫電:『さあ アイン国王様 スパランドを お楽しみ下さい』

アイン:『紫電 あの店先に 湯気を上げて居るのはなんだ』

紫電:『足湯と言いまして 足だけ浸けて体の血行を良くし 疲れを取ります 荷物置き場と共に人々に無料で開放しています』

マキ:『紫電様が 客引きだと 言っていました』

紫電:『マキ そんな説明はいいんだよ』

紫電:『失礼しました アイン国王様 館内に入りましょう』

アイン:『このフロントカウンター横の 足下の赤枠は何だ』

紫電:『右の赤枠は二階に 左の赤枠は地下一階に 移動致します ちなみに二階は宿泊施設と食堂 地下一階は軽飲食広場と遊技施設に成っています』

マキ:『右側が上階に 左側が下階に移動します 足に支障が有る人も 一瞬で移動するので お年寄りにも優しいです』

紫電:『アイン国王様 ノエル王妃様 アルス王子様 一緒に乗ってみますか』

アイン:『これは凄い いきなり二階のカウンターの前じゃ この奥が 宿泊施設と食堂に成って居るのか』

アルス:『紫電 この移動装置は王宮にも着けられるか』

紫電:『王宮にも着けれますよ 下に降りますか』

紫電:『一階フロアは 入口からロッカールーム お風呂場の前迄 オールフラットのバリアフリーで お年寄りのつまずき事故の防止を図ってます このフロントから奥は 男女別々に成ります』

アルス:『父上 ここのロッカールームで 衣服を脱いで裸になり タオルだけ持って 浴衣やバスタオルはロッカーに置いて 鍵を掛けます 鍵は持って腕に着けます さぁ父上お湯を楽しみましょう』

紫電:『あ そうかアルス様は ブランドのスパランドで経験済みでしたね でもお風呂場の広さも 三倍に成ってますからね』


アイン:『なかなか良い湯だったな 湯に浸かりながら 話しをするのも 良い物だな アルス 紫電』

アルス:『心が開放的に成りますからね』

紫電:『お風呂は裸の付き合い みんな裸で平等ですから』

アルス:『地下一階の軽食広場で 何か食しませんか父上』

アイン:『ビールでも飲みたいなぁ』

紫電:『すみません 当館は禁酒・禁煙です 従業員が子供達なので』

アルス:『冷たい麦茶をいただきましょう 冷たいジュースや野菜ジュースも 美味しいですよ』

紫電:『マキ達に アイン様達は先に 軽食広場に降りたって言ってくれ』

フロントに伝言を頼んだ。


アイン:『このアイスクリームとは 王宮でも作れるか』

紫電:『この広場で提供している料理は 商業ギルドでレシピを公開してますので 大丈夫です』

アルス:『父上は アイスクリームが 気にいった様ですね』

ノエル:『あら貴方 美味しそうな物を 食べているわね』

アイン:『ノエルお前も 食べてみよ ほら』

ノエル:『あら 冷たくて美味しいわ』

アルス:『ここの食べ物は 紫電の世界の食べ物だよな』

紫電:『そうです 僕が食べたくって再現した料理です』

アイン:『紫電は 宮廷料理人だったのか これだけの料理を作るとは』

紫電:『いいえ 普通の庶民です 料理が出来るのは【料理人】のスキルのおかげです』

アイン:『【料理人】のスキルとは 宮廷料理人並みの料理が出来るスキルなのか』

紫電:『いえ 普通の料理店で料理を作れる位のスキル

です』


アイン:『国王の儂が認める スパランドは優良施設として ガラ国の王家公認施設とし アピールして良いぞ』

アルス:『スパランドは ガラ国の名所に成るでしょうね』



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