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海の声  作者: 如月アル
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母さん先生の見解

『だからアレよ、沖洲島をリゾート地にしようって事なのよ。』



あまりに簡潔にまとめられた答えに俺は続けて質問をする。


「だからそれってどーゆーこと??」


『んー…そうねぇ、島の外から人を呼んで島の良いところをみんなに知ってもらおうねって事よ。ここに住んでるのに初めて聞いたわねぇ…』


「じゃぁここにもコンビニできんの??」


『そりゃできるんじゃないかしら??…あぁ、だから花火大会なんかも今年からやり始めるのねぇ…』


「マジ??やったぁ!!そーゆーのはどんどんやって欲しいよなぁ♪」


『だけどね誠司、良いことばかりじゃないのよ?』


テレビを見つめたまま"それらしい事"を言っている母さんは少しだけ"大人"に見えた。


『この島に人を呼ぶためには色々な施設や整備が必要でしょう?そうすれば自然と自然を壊す…"自然と自然"だって!!ふふッ、ごめんごめん♪そう、自然が壊されちゃうって事なのよ。もちろんデメリットばかりじゃないけど、昔からこの島に住んでる人たちからしたらそんな利益よりも馴染みのあるこの自然をとるでしょうねぇ…』


だいたいだが理解は出来た。だけど俺はここに来たばかりだしそんな事関係ないんだけどなぁ…


『だから花火大会に反対する人があんなに居るのよ。多分、花火大会はこの開発に合わせて始めたんじゃないかしら。花火大会だけなのにって思ってたら意外と複雑な問題があったのねぇ…なんて私が気にするトコじゃないかしら♪』


そう言って母さんはキッチンへと戻って洗い物を始めている。


海美の楽しみにしてる花火大会…反対してる人たくさん居るのかなぁ…

島が良くなるんだからいいんじゃね?


するとゆっくりとキッチンのドアが開いた。


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