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死にたがりの力

一周間に一部のペースであげていくつもりです。

余裕がある時はもっとはやいです。

「んぅ」

目が覚める。

どのくらい眠っていたんだろう?


「よう!目が覚めたかお嬢ちゃん?」


「ヒッ!」

突然の声に思わず悲鳴をあげてしまう。

慌てて声のする方を確認すると

そこには大勢の男達と先ほどの森とは違う薄暗い洞窟の中だった。


この人達は…いい人では無さそう、

あれ?私縛られてる!?



「悲鳴もなかなか可愛いじゃねーか!ハッハッハ」

男が機嫌良さそうに笑う。

周囲にいる人たちもいやらしい目で私を見ながらニヤニヤと笑みを浮かべている。


とても気持ち悪い


「自分がどんな状況かわかんなくて混乱してるな?無理もねぇ!俺は可愛子ちゃんには優しいから教えてやるよ!」


男が自慢げに私の状況を話し出す

「俺らはこの森を縄張りにしている盗賊だ。

嬢ちゃんは、俺らの縄張りで寝ていたのさ!

そこを通りかかった俺の部下が嬢ちゃんを俺らのアジトに連れてきたってわけだ!

嬢ちゃんには商品になってもらう。

嬢ちゃんみてーな可愛い子ちゃんは貴族どもに高く売れるからな!

せいぜい可愛がってもらいな!ハッハッハ」


盗賊の話を聞いて困惑しつつも理解する

この世界は私が知っている世界とは違う。

そしてこの世界の理不尽は今わたしに牙を向いている。


そして私はこのままだと


自らの手で死ぬことはできないだろう。


それはいやだ…

もうたくさんだ…



「だから...終わって」



少女の願いは届き この状況は終わりを告げた



あれ?今 何が…

…この人達はなんで倒れてるんだろ?

死んでは…ないよね?

と、とにかくまず私を縛ってるこの縄をどーにかしないと!

ちょっとそこの人ナイフお借りしますよ。


倒れている盗賊のポケットから見えているナイフを取り出す。


「う〜ん縛られたままだと持ちにくいー!」


なんとかナイフを手に持ってぐいぐいとナイフを

縄に押し付ける。


「よいっっしょ!」


ブツッ!


よし!切れた

結構簡単に切れて良かったぁ

そしたらあとは起こさないように、役に立ちそうなものもらって脱出しなくちゃ!


私は盗賊達のアジトから拝借した地図を見ながら森からの脱出を試みた。




「う〜んこの地図どうやって見ればいいんだろ?」


私は手に入れた地図を活用できないでいた。

それもそうだろう。

なぜなら私はこの世界のことを何にも知らないんだから!

そして厄介なことにこの世界は喋る言葉は同じなのに字は全く違うのだ!!

地図に書いてる文字が読めない!


「…どうしよう」


ドン!


「ヒッ!なっなに!」

後ろを振り返るとそこには私の身長の3倍の大きさはあり、頭は獅子、胴は山羊、尾は蛇の形をした殺傷力高めな怪物がいた。


「グルルル」


「あっこれ死ぬやつだ」

死に関しては譲らない私が初めて諦めた瞬間だ


ガキン!


甲高い金属音鳴り響き

私の下半身は食べられた





「…うそ」

今起こっている事が、現実が理解できない

私は確かにあの化け物に食べられた

はずの下半身がある!?

なんで!?


「ガァルア!」


「っ!ちょっとま!」


グシャリ


今度は体半分を持っていかれた。

けどすぐに再生した。

触られた感触はあったけど痛みはなかった。

考えられるとすれば1つ


不死


私は少し前に聞こえた声のことを思い出す。


【スキル 不死 を取得しました。】

【スキル 怠惰ベルフェゴールを取得しました。】…とか言ってたな。


そうか私は死ねなくなったのか…

嫌だなぁ…

どうにかして自殺できないのかな?

まぁそれは後々考えるとして

気になるのはもう一つのスキル


怠惰ベルフェゴール


強力なスキルだと思うんだけど…

どうやって使えばいいんだろ?

こうやって考えてる間も私の体は、獅子に引き裂かれ、山羊の蹄で砕かれ、良い子には見せられない状態になっている。

不死の力は強力で、なにをされても死なないけどそれだけじゃあ意味無いしなぁ。

とりあえずスキルの名前を叫んでみよ!


蛇に振り回されながらその名を叫ぶ。


怠惰ベルフェゴール!」


紅葉が叫んだ瞬間、黒い霧が紅葉の体を覆う。

それは周囲に広がり辺り全てを黒く染めていく、

そして霧に飲まれた者は全て深い眠りに落ちた。


















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