【十三話 悪魔の森の仔~橙色のひとりごと~】
半年以上ぶりの投稿・・・。
話しあんまり進んでませんけどお待たせしましたぁーーーー!!
ウーサーが“(呪)札”を作りながら“儂!特製栄☆養☆満☆点スタミナドリンクEX”をガブ飲みを強制されていた頃、彼らは黒い所にいた。
* * * * *
「アハハハハッ」
僕はさっきの阿鼻叫喚の会議の内容を思い出してい笑っていた。
あの人間達は気づいてなかったけど、実は奥底でコッソリ人間の耳を通して話を聞いていたんだよ。
「ふふーん?わざわざ曇天頭のおにぃさんを囮にして僕を捕まえる、ねぇ。
アッハハハハ!何その即席丸出しボコボコ穴だらけ!守りガッタガタな作戦で僕が捕まえられる訳ないじゃんか!本っ当バカだねー♪」
僕はあたふたしながら、無駄な対策を立てている人間達の顔を思い出して、またケタケタ笑ってしまった。
「はぁ~・・・。本当人間って面白いよね。
僕の食事を止めるだけであんなに慌てるなんてさぁ」
☆語り手の割り込み☆
同姓ショタに童貞狙われてる上、食われた相手は色々大切なモノ失うのだ。そりゃ誰だって必死に足掻くのは当たり前だろうよ。
だが・・・残酷なことにこの《悪魔》はそんな大切な事に気付いていないし、理解していないのだった・・・。
☆終了☆
「まっ、僕にはそんなの全く効かないのにねぇ!
それより早くおにぃさん食べたいなぁ・・・」
おにーさんの味を想像していたら、いつのまにかヨダレが口一杯に溢れてちょっとだけ零れちゃった。
「ジュルッ、いけないいけない。まだ食べてないのに意識緩めたら折角《人間》にかけた術が解けちゃう」
僕は僕の膝枕で眠る僕の頭を優しく撫でる。
ふふふ、嫌そうに眉間に皺寄せちゃってカワイイなぁ。
実はあのオモシロ会議が終わって人間達と部屋から出ていく時、お腹が空きすぎたのと部屋全体に漂う美味しそうな匂いに負けて、うっかり出てきちゃったんだ。
後ろに曇天頭がいたからすぐ引っ込んだけど、『白い塔』に戻ったら案の定、説教してくるからムカついてつい魔術で眠らせちゃったんだよね。ついでに体の主導権も奪ってあげた。
だって人間ってば、今までは僕の“食事”を黙認していたのに、曇天頭と過ごしている内に絆されたのか「これ以上アイツを刺激するな」とか「“食事”するなら適当な人間か、最悪花か動物にしとけ」とか「寝てる竜の腹の上でタップダンスするな」「仕舞われる前に大人しく自主しろ」「逃げてもアイツは背後に、目の前に・・・」とか要領得ない小言がうるさくなったんだもん。
このままだと本気で人間が“食事”の邪魔をしてくるかもしれないし、今夜はおにぃさんを食べられる最大のチャンスだからね!
障害物になりそうなのは早めに退場してもらわないと。
ただ最後にいつも説教している途中何故か人間の顔色が悪くなっていたのはちょっと気になってたけど・・・。
僕の“食事”の邪魔をしそうな奴の一人(人間だけど)は、これで排除したけど残る二人、魔術師のチビジジイとあの【灰色の竜】と同じ目の色をしている曇天頭だ。
チビジジイは多分大丈夫だと思う。
確かに結界や攻撃系の魔術はここにいる人間達の中では、まあまあな技術を持っていると思う。
でも、その魔術の殆どが《悪魔》向けではないのでそこまで警戒する必要はない。
それより一番警戒すべき厄介な存在なのが───曇天頭。
何で一番警戒するのか?それはさっきも言ったけど、アイツの目の色もそうだけど、魂があの変な空間で会った【灰色の竜】のナニカと混じってる人間。
奴を現実で初めて見たのが何故かおにーさんにおぶられた姿。
その後直で会って会話したのが、僕が四回目の“食事”をした夜。
このままいつも通りあの白い塔に帰ろうとしたら、変な赤い斑模様の板と白くてモゴモゴ動く袋を手にした曇天頭に遭遇したんだ。
あの時は食べ足りてなかったし、ちょっと灰曇天頭から嗅いだことのない甘くていい匂いがしたから、食べちゃおうかなと軽い気持ちで近づいた。
いつものように誘の匂いを放出しながら身体の自由を奪って、同じく魅惑の魔術を施した目を使い目を合わせたその瞬間、意識を刈り取ろうとしたんだけど・・・・・
曇天頭と目があった瞬間、得体の知れない恐怖が体を心を支配した。
怖いのはあの『楽園』で嫌と言う程味わったのに、知り尽くしていたのに、曇天頭に感じるコレは全く違う次元のモノだ。
ただ、得体の知れない恐怖の時間はすぐに終わった。
胸くそ悪い形で・・・・・。
「─────────────────」
恐怖で動けなくなった僕に、曇天頭は何かを言った。
内容は覚えてない。
理由は、何故か心の底から憐れんだ顔を浮かべて言ったその言葉で僕はぶちギレてその反動で忘れたから。
ただ曇天頭が言った言葉は、僕の在り方を侮辱する言葉だったのは何となく覚えてる。
怒りの余り、完全に回復していない僅かな魔力を集め曇天頭にぶつけた。
そのせいで、少しずつ食べて回復していた分の魔力はスッカラカンになって気絶しちゃったんだ。
曇天頭に向けて放った攻撃の方はと言うと、翌日ピンピンしている曇天頭を見て当たっていないことが分かり、余計に腹が立った上、魔力がスッカラカンになったせいで余計にお腹の空腹度が上がっちゃたんだよ、まったく!
そんなことがあって、僕は曇天頭を避けている。
別に食べるのを諦めた訳じゃないけど、今の状態じゃ曇天頭を食べるのは難しいと思ったから。
じゃあ何で僕が曇天頭を避けるのかと言うと、会えばあの時と同じように、絶対に哀れんで何処か呆れたような目を向け、またあの(内容忘れた)言葉を言うに決まっているからだっ!
あーーーっ!!何言ったか覚えてないけど、思い出そうとすると怒りが込み上げて爆発しそう。
「は~~~~~~~・・・。落ち着け僕。
今はあんなのに苛ついてる場合じゃないでしょ?」
僕は大きく息を吐き何とか言い聞かせ、怒りを押さえる。
「そもそも僕は人間の様に怒こりっぽいモノじゃないんだ。
《悪魔》らしく狙った人間を甘い『夢』に誘い惑わし、快楽に堕としてから、ゆっくり熟した果実を美味しく食べるんだ。
それが《僕》なんだから、ねぇ?人間」
って言ったけど、まだちょっとイラついてたから、腹いせに眠ってる人間のシワが寄っている眉間をグリグリした。
シワが更に深くなったよ!
少しだけ心が落ち着いたけど、曇天頭の対策が思い付いた訳じゃない。
それどころか更に最悪な問題が発生したんだよ!現在進行形で!!
曇天頭はあの日以来から“食事”の邪魔をするようになった。
例えば夜中しかご飯を食べられない僕が、夜に表に出て餌を求めて城を探索している時。
最初に会った時と同じ、変な赤い斑模様の板と白くてモゴモゴ動く袋を持ってニコニコした顔で鼻唄歌って徘徊する曇天頭とエンカウントしそうになるのが増えた。
幸い彼奴が鼻唄を歌ってるから直に遭遇する事は避けられたけどね・・・・・。
今さらだけど彼奴こんな夜中に何してるの?
何かの返り血浴びて城内をフラフラ鼻唄歌って徘徊してるってのに、何で誰も気づかないの?
もう見た感じ明らかに連続殺人事件起こしているよねあれ?
袋に詰められてるのあれ中身人間だよね?
アレ何処に連れて行くの?何処かに埋めるの?
たまに遠くで断末魔のような叫び声が聞こえてくるんだけど気のせいだよね??
当たり前のだけど誰も起きてくる様子がない。
あ、もしかして彼奴が人払いと音を遮断する魔術か何かの力を使って、誰も気付かないように細工してるのかな??
疑問に思うことは沢山あるけどただ一つ、《僕》の本能がかつてない程叫んでいる・・・彼奴と遭遇してしまったら全てが終る!!という事。
☆再び語り手の割り込み☆
マーリンくんや、ウーサー君のあれは徘徊でも殺人ではなくてだね、ただ城内パトロールしているだけで、見つけた悪魔や悪霊をタコ殴りにして丸めて袋に入れているだけだよ。
埋めてはいない。
そいつらの纏っている穢れをmy洗濯板でゴシゴシ洗ってその辺の木の枝にキレイに干しているだけなんだ。
断末魔も洗われている時に悪魔と悪霊が発しているモノだからね?
そう、彼は殺人と言う犯罪は犯していない。
大事な事だからもう一度言うけど、城内で悪事を働く存在を毎夜(最近体力がついてきて毎日行けるようになった)、見つけてはその手にした洗濯板でぶん殴っては袋に詰め、彼女の作った洗濯用の湖でゴシゴシ浄化して城内をクリーン()にしているだけなのだ。
誰もウーサー君がやっている事に気付かないとマーリン君は言っていたけどね、一部知っている人はいるんだよ。(※十一話参照)
でも、別に悪いことじゃないから誰も何も言わないだけ・・・と言うのは建前で、ぶっちゃけ絵面がヤバくて怖いし暫く悪夢見るから知らないフリしてるだけなんだ。
なにはともあれ本当に本当に犯罪ではないのだ。
まぁ、とてもとてもそうは見えないけれどね・・・・・。
☆終了☆
徘徊する曇天頭を見ちゃったせいなのかな?
彼奴が毎日徘徊するから精気の食べる量が一気に減った。
徘徊するルートが人間が多く寝泊まりしている場所だったから、其所には行けず、結局その日の食事はそこら辺に咲いていた花の蜜と精気になる事が増えたんだよっ!!
そのせいでここに連れてこられる前と同じ、常に空腹の状態に逆戻りしたんだけど!!
あと僕が一番狙ってたおにぃさんと一緒にいるようになった事。
最初におにぃさんを発見して、その魂と精気が今まで見たことがないほど上質なものだったから、空腹も重なって本能のまま魅了をフルにしてその場で食べようとしたんだけどっ!
あと少しって所でおにぃさんの背中にいた、何かヤバくて黒いオーラを纏った曇天頭が眼に入った瞬間思わず一目散に逃げちゃった・・・・。
何なのあのヤバいオーラはっ!?
あんな形容しがたい触れちゃ行けないモノを全て凝縮したとも言っていい程の、ドス黒いモノ持っちゃってる彼奴本当に人間!?
その後何度かおにぃさんを食べようとしたけど、おにぃさんが何処かで僕が曇天頭を避けていると知ったみたいで、夜は必ず彼奴を側に置くようになっちゃたから近付けなくなったしっ!!
ってずっと愚痴っている暇はない。
本当に彼奴をどうにかしないと僕が餓えて死ぬ。
実際もう限界だ。
どうしたら彼奴を出し抜いて“食事”にありつくかを考えなくちゃ・・・
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何も浮かばない。
「はぁ・・・・・・おなかすいた」
考えるのに疲れて、ポツリと漏らした自分の言葉にプツリと何かが切れた。
「あーーーなんかもうどうでもいいや、食べられれば」
もう限界なんだもん。
目の前にあんな美味しそうなゴチソウがあるのに、ただ指を咥えて見ているだけなんてもう出来ないし。
あんなにイッパイあるんだよ。
おにぃさんの精は、
蜜が沢山詰まった花のようで、
彼の魔力は、
嗅いだ事の無い微かに甘くて澄んだ匂い、
凄くその蜜が吸いたくなるの、
おにぃさんの魂は、
とても瑞々しい宝石のような色をした果実のようで、
一口齧れば満たされそうな程、
蕩けるように甘い身が詰まってそうで、
早くそれに口イッパイに頬張りたい!
嗚呼、
お腹空いた
お腹空いたお腹空いた
お腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いた
お腹空いたお腹空いた食べたいお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いたお腹空いた
おなか空いたおなか空いたおなか空いたおなか空いた
おなか空いたおなかすいたおなかすいたおなかすいた
おなかすいたおなかスイタおなかスイタ
おなかスイタオナカスイタ
オナカスイタ
タベタイ
タベタイタベタイ
タベタイタベタイタベタイタベタイ
タベタイタベタイタベタイタベタイ食べたいタベタイタベタイ
タベタイイッパイタベタイタベタイタベタイタベタイ
タベタイタベタイタベタイタベタイたべたいたべたい
たべたいたべたいたべたいたべたい
たべたいたべたい
タベタイ」
嗚呼、僕の中は狂ったように「お腹空いた」「食べたい」という欲望に支配されていく。
ゆっくりと膝に乗せていた人間の頭を黒い床に置き、立ち上がり今だ僕の術で眠っている人間を見下ろした。
「安心しなよ人間・・・。君が次に目を覚ました時はぜーーーーーんぶ食べ終わってるから・・・」
そう言い残して今だ眉間に皺を寄せて眠る人間の額にキスをして、僕は目を閉じた。
* * * * *
目を開けると黒い空間から、白い壁の部屋へと景色が変わる。
そこは今の僕たちが与えられた部屋。
あるのはベッドと小さな椅子と机、大きな窓一つのとてもスッキリした部屋だ。
ちなみにこの部屋は城の部屋ではなくて、城から少し東に離れた所に建てられた塔。
最初は僕たちを閉じ込めておくための牢獄かと思ったけど、前に人間が、この部屋の前の主はあの灰色で、生まれて直ぐ原因不明の奇病を発症して、隔離するためあのジジイが急ピッチで作ったものらしいと言ってた様な気がした。
「奇病の事は気になるけど、視た感じ食べるところも傷ついていないし、腐ってもないから問題ないね」
曇天頭はおにぃさんを食べた次に食べてやる。絶対に!!
ベッドからふわりと降りるのと同時に、僕は魅了の魔術を発動させる。
術を使った瞬間部屋の中はあっという間に、噎せ返るような甘い甘い果実の香りで満たされた。
部屋の扉の向こうでドサッと何か重いものが倒れる音がした。
多分、見張りに置いていた人間だろう。
でも僕はドアではなく、一つしかない石造りの四角い窓の方に足を進めた。
「ふふふ、どんな感じで味つけて食べてあげようかなぁ?
・・・・・あの曇天頭はぁ~~・・・・・・・・・・・隙見付けたら適当に食べよ。
と言うか、彼奴は今どうでもいい。
今日の“食事”は絶対におにぃさんなんだからっ!
おにーさんはドロドロに甘く煮詰めて、溶かして、柔らかく、あめ玉のように舌で転がすようにじっくり味わいなが食べるんだ♪
あーーっ!早くあの身体一杯に詰まった精を余すところ無く全部食べたいっ!!」
上質の餌であるおにぃさんを食べるイメージを思い浮かべれば浮かべる程、気分が高揚する!!
プツンと吹っ切れたなのからかな?
今なら何でも出来そうな気がする!
だって身体が重くて、熱くて、でも頭の中はフワフワ、クルクル、視界は広くて、透明に澄んで視えるけど、それが今はとてもとても心地いい・・・・・!
早くはやくハヤクと身体が訴える。
頭の中でナニかが急かす。僕はそれに答えるべく、窓の縁に手を掛けそして──────。
* * * * *
─────さて、マーリンの独り言はここまで。
彼はとうとう飢餓、そしてそれにより理性を失くし暴走状態になってしまった。
暴走した《悪魔》のマーリンを止める術を持つ者はこの城内には一人しかいない。
だがしかし、その人物は現在進行形で“儂!特製栄☆養☆満☆点スタミナドリンクEX”の甘さに殺られ行動不能の状態にされていた・・・・・!
兄の童貞喪失の危機の確率は更に跳ね上がって、天井をおもっきしぶち抜いてはまだまだ上に上がっていく程の勢いだ!
だが私は知っている。
この騒動の結末を・・・・・。
一言で言えば、「混沌」だ。
今回はこれ以上は言えない。
以降は次に語ろう・・・・・・・・・ぶっちゃけ語りたくない。
本当に語りたくは無いが、でも最後にちょっとだけ話しちゃう!(ヤケクソ)
この後起こる出来事は、不運で最悪な事象が度重なり起こってしまったと言った方がいい。
後にこの騒動はウーサーを抜かす全て関わった人物の黒歴史になり、永遠に葬り去りたいと言うか抹消したい悲劇の事件となる。
いつまで続くか分からないおまけ
今回は【ナマモノ】と作者の会話と没になった場面
【ナマモノ】
「・・・・・・前書きの通りマジで久しぶりだよね」
作者
「そーですね」
【ナマモノ】
「話しもそんなに進展してないし」
作者
「そーですね」
【ナマモノ】
「そのネタいいよ。
そんでもって今回の話で私が思ったのは、君は主人公をどんだけヤバい魔改造するつもりなの?
もうウーサー君どっかのホラーゲームの敵キャラになってるよこれ!?」
作者
「ギャグなシーンが続く限りはやりますね。
てか、ウーサー君だけではないですよ。
他のキャラもやりますよ。ちゃんといい感じで魔改造していきます!!
マーリンもお兄さんもウーサーに憑いてるあの人もこれから出会う人たちもいい感じで書いていきますよ。
もちろん【ナマモノ】お前もです」
【ナマモノ】
「マジでヤメロクダサイィィィィ!!
ウーサー君みたいにあんなホラーでブラックなキャラになりたくないっ!!」
作者
「お前はホラーはないですよ。
あったとしても即死にます。
てか、私がどう足掻いてシリアスに書こうとしても、大体90%の確率でギャグでサンドバックなポジションになるのがオチ」
【ナマモノ】
「ウワアアアアアアアア(号泣)」
作者
「みっともなく泣いてる【ナマモノ】は無視して、この会話は終了しましょう。
あと次回は何時になるか分からないのですが、ちゃんと書いています。
次の話しはウーサー君ちゃんと出ますのでもう少々お待ちください。
あとギャグだけではなくちゃんとシリアスも今後の進行で書いていきますので生暖かく見守って下さい。
誤字脱字に関しては私の方が現実の方で忙しく中々直せないので、スルーして欲しいです・・・ハイ(汗)
それでは最後に没話で終わりにします。
この物語を見に来てくださる方々、今後とも『生贄竜の見る色は・・・・・』を宜しくお願いいたしますm(._.)m」
【ナマモノ】
「勝手に終わらされたーーーっ!!」
ここから先は没場面
「はぁ・・・・・それにしても何んなのあの曇天頭。
あの【灰色の竜】と見事に魂と中身がキレイに混じってる。
契約でもしたのかな?
そうでなきゃあんな色の眼、ただの人間が持つ色じゃない」
蒼い夜空の色を持つ灰色の竜。
あの竜を見たのは知らない場所だった。
頑丈な檻に入れられ、更には鎖やら変な管みたいなもので徹底的に身動きとれなくされた姿には驚いた。
だけど身動き一つ取れないハズなのに、【灰色の竜】はたった一呼吸しただけで、僕らと僕らを弄んだ【アイツ】とのり繋がりを、細い糸を切るような感じであっさり、プツンと他愛もなく切った。
僕らは最初何をされたか分かんなかったし、混乱してただ呆然とするしかなかった。
それは【アイツ】もそうだったみたい。
いきなり繋がりを切られ無様に転がされた間抜けな顔した【アイツ】は自分が何をされたか気付いた後、汚い声でキーキー喚いてたかと思えば、急に恐怖に引き吊った顔して逃げようとした。
だけど【アイツ】の足元に突然“穴”が開いて、あっという間にその“穴”に引きずり込まれていった。
一瞬の事だったから、本当に何がなんだか分からなかったけど、段々冷静になって分かったんだ。
【アイツ】はもう二度と僕たちの前には現れないと言うこと!
あのきったない怯えた顔から、絶対にヤバイところに引きずり込まれたんだきっと!アハハハ!!ざまぁみろっ!!
僕が【アイツ】いなくなって心の底から喜んでいる中、僕(人間)の方はふらふらと【灰色の竜】が閉じ込められている檻に近づいて行って、触ろうとしたのか手を伸ばした時だ。
でも【灰色の竜】はゆっくりと目を開けたと同時に僕らは元の場所に戻っていた。




