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君との距離が近い。  作者: 朝日菜
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第八話 向日葵の恋慕




 貴方との出逢いは、陽気な天気に恵まれたある春の日だった。

 大学生になったらバイトをしようと思っていた私は、『ミミズクの家』という変わった名前の小さな花屋さんに(やと)ってもらって。なんとか失敗をせずに働けるようになった頃、外にまで溢れていた花の中にパイプ椅子に座った彼がいた。

 彼は隣に建っている小さな本屋さん『猫のあしあと』の店長、高坂透也(こうさかとうや)さん。本が大好きな寡黙(かもく)な人で、花言葉に誰よりも詳しい四歳年上の男性だった。




 『ミミズクの家』の前に散った桜の花びらを掃除した後、外の花に水やりをするために、花屋さんのどこかに置かれたじょうろを探す。


『とーやさーん!』


 すると、彼の名前がお店の外から聞こえた。視線を向けると高校の制服を着ている男の子と女の子が『猫のあしあと』の方に歩いていくのが見えた。


『ちょっと里見(さとみ)、なんで店長さんを名前で呼んでるのよ。失礼でしょ?』


『そうかな? 俺と透也さんは結構仲良しだし、友達だと思ってるけど?』


『あんたはそうかもだけど、高坂さんからしたら違うかもしれないじゃない』


『えー。花夜(かや)、それって俺の"片想い"ってこと?』


 "片想い"。

 その単語にビクッと肩を震わせて、私は棚に後頭部をぶつけた。


「っつう?!」


 ぐわんぐわんと頭に鐘が鳴り響いた。頭を押さえながら慌てて棚の無事を確認すると、その棚に探していたじょうろが置いてあった。


「良かったぁ……」


 棚も無事だったし、探していたじょうろも見つかった。

 私は精一杯背伸びをして金属製のじょうろを手に取る。ひんやりと冷たい感触が手のひらに広がった。

 外に出ると、さっきまでお店の前にいた男の子と女の子はいつの間にかいなくなっていた。きっと『猫のあしあと』の中に入っていったんだろう。

 私は何故かドキドキしていた胸の高鳴りを静めて、外に設置されている蛇口(じゃぐち)(ひね)り水を出した。次々に(あふ)れる水をじょうろに()める。

 その様子を眺めていると、『猫のあしあと』から誰かが出てきた。ふと振り向いてみると、もう一度胸が高鳴る。


「……ぁ」


 その人は少しだけ疲れたような表情をしていて、『猫のあしあと』のすぐ側に置いてある自前らしいパイプ椅子に腰かけた。キィときしむ音がして、透也さんはちょっと眉をひそめる。そして私の視線に気づいたのか私の方に顔を向けた。


「と、透也さん……!」


陽鞠(ひまり)か。どうした、そんなに慌てて」


「い、いえ何も! なんでもありません!」


「そんな風には見えないが?」


 的確につっこまれて私はうっと言葉を詰まらせた。

 透也さんはいつも冷静で、二十歳になったばかりの私は透也さんの前ではとても幼く見える。


「……ですよね。ごめんなさい」


「いや、なんで謝るんだ?」


「っえ? ご、ごめんなさい!」


「いや、だから……」


 透也さんは何かを言いかけたけれど、口をつぐんだ。ふぅと息を吐いて「お前にこれ以上言っても無駄か」と頬杖をつく。

 私はもう一度出そうになった「ごめんなさい」を飲み込んで項垂(うなだ)れた。


「陽鞠、水」


「へ、あぁ?! ごめんなさい、ありがとうございます!」


 見れば、じょうろから思いきり水が溢れだしていた。慌てて蛇口を止めるけれど、周囲は私が思っていた以上に水浸(みずびた)しになっている。


「……別に」


 ボソッと呟いた透也さんはじょうろから視線を()らし、ぼりぼりと黒髪を()いた。


「そういえば透也さん、店番はどうしたんですか?」


「バイトに任せてある」


 そう言って透也さんは、パイプ椅子の下に置いてある紙袋から本を取り出した。


「え、でもさっき高校生くらいの人たちが透也さんの名前を呼んでましたよね?」


「見てたのか」


「ッ! い、いえ、たまたま聞こえたんです!」


 透也さんを見てたなんて認めたくなくて、私は慌てて視線を逸らした。じょうろを持って立ち上がり、なんでもないように花に水やりをする。


「そうか」


 静かな透也さんの声が、水の音と一緒に聞こえた。

 雑音なんて一切(いっさい)ないのに自分の胸の鼓動がうるさい。じょうろを傾けるのを止めて私は深呼吸をした。


「あー、とーやがまた仕事サボってる!」


 突然の声に視線を向けると、長い黒髪をポニーテールにした同い年くらいの女性が立っていた。


「サボってない。サボることができないお前にはわからないだろうけどな」


「むー……。またそうやっていじわる言う! 私だってマジメにやってるんだからね?!」


「なら来るな。帰れ」


 透也さんはいつになく冷たい言い方でその女性を追い出そうとした。対する女性は唇を(とが)らせて透也さんの目の前に仁王立ちをする。


「帰らない! 今日こそとーやに雇ってもらうんだから!」


「不採用」


「まだ何もしてないぃー!」


 私よりも子供っぽい女性はその場で地団駄(じだんだ)を踏んだ。ふと、透也さんが私の視線に気づいて目を合わせる。


「コレを見ると目に毒だぞ?」


 そして透也さんは眉を下げて女性を指差した。


「コレじゃないよ!」


 初めて私の方を向いた女性は、黒いTシャツにジーンズ姿をしていた。振り向いた拍子に大きな胸が揺れて、その胸の大きさと自分のそれを見比べて小さな衝撃を受ける。


「あの、どちら様ですか……?」


 それでも勇気を出して、私よりも透也さんと親しく話し、私よりも大きな胸の女性に話しかけた。すると女性はわざとではないんだろうけれど、ニッと笑って胸を張った。


「私は時任希(ときとうきき)々! 二十三歳でここのお店の店員だよ!」


「元バイトだ。勝手に採用されたような言い方をするな」


「バレた?!」


「バレなきゃおかしい」


 冷めた目を希々さんに向けた透也さんは、持っていた本で希々さんを軽くこづいた。「あいた!」と頭をさする希々さんは年下でも同い年でもなく……


「に、二十三歳?!」


 ……私より三歳年上の立派な女性だった。


「だから目に毒だと言ったんだ。こんな年上見たくないだろ?」


「とーや、ひどいよぉー!」


 ポカポカと透也さんを叩く希々さんと、そんな希々さんを軽くあしらう透也さんを私は茫然(ぼうぜん)と眺める。

 今にも心臓が壊れそうで、けれど安心したり落ち着いたりしていたさっきまでの幸せな時間が無かったかのように思えて胸が痛んだ。


「……陽鞠? どうした?」


 そんな私の顔を覗き込む透也さんは優しい。


「いえ、なんでもないです」


 だから笑って誤魔化した。


「希々さん、初めまして。私は道重陽鞠(みちしげひまり)と言います」


 優しいから。

 希々さんにするみたいに素っ気なくないから。

 私はきっと、透也さんからしたらやっぱりまだまだ子供なんだろう。それがちょっぴり悔しくて鼻の奥がツンとする。


「うん! はじめまして、陽鞠!」


 その言葉は耳に届いてすぐに流れた。


 お店の外に出て花に水をあげていたら、すぐ側のパイプ椅子にはいつも透也さんがいて。花の匂いに混じって私の鼻孔(びこう)をくすぐる透也さんのいい匂いにドキドキした。


 貴方との距離がこんなにも近いのに

 心の距離は、棘が胸に突き刺さるくらいに遠い。









 少しでも貴方が涼しい思いをしたらいいと、お店の外に花なんて置いてないのに私は水打ちをした。

 アスファルトを強く照らす太陽だけが、私と、そして隣の本屋さんの前で本を読んでいる透也(とうや)さんを見つめていた。


「今日も暑いですねー、透也さん」


「夏だからな」


「透也さんは暑くないんですか? いつもそうやって外で本を読んでいますけど……」


「暑くない」


 そう言葉にすると同時に、透也さんは額の汗を拭った。ただ強がっているだけで本当は透也さんも暑いみたい。だから私は、もう一度水打ちをした。


陽鞠(ひまり)の方が暑いだろ」


「え? 私は大丈夫ですよ?」


 チリン。

 風鈴の音がどこかから小さく聞こえた。

 お互いの髪が揺れて、透也さんが少しだけ眉をひそめる。


「花もないのに水打ちをしても意味がないだろ。さっさと店の中に戻れ」


「ですが……」


「戻れ」


 チクッ、と、また胸に棘が刺さって痛くなった。

 私は本当に大丈夫なのに、どうして突き放すような言い方をするんだろう。素っ気ないと言えば素っ気ないのかもしれない。けれどこれはこれで傷つく。

 矛盾してるなぁ、私。


「……はい」


 お店の中に入ると適度な温度が私を包み込んだ。熱が私の体から徐々に離れていく。けれど、外にいる透也さんの体から熱が離れていくわけではない。

 なんとかしてあげたいけれど、どうしていいかわからなかった。しばらくうんうんと考えて私は頭を使う。


「そうだっ!」


「どうしたんだい道重(みちしげ)。でかい一人言だね」


 お店の奥から、()だるげな『ミミズクの家』の店長が顔を出した。三十代後半くらいの女性店長は私を(やと)ってくれた張本人だ。


「店長! あの、私、透也さんにお裾分(すそわ)けをしようと思って……」


「透也に? なんで透也なんかにあんたがお裾分けなんかするのさ」


「そ、それは……いつも透也さんにはお世話になっていますしっ!」


 苦しいかもしれない。実際、店長はフフッと笑って口角を上げた。


「あたしも透也のお世話は人一倍しているつもりなんだがね」


「えぇっ?! そうなんですか?!」


「あぁ。いったい誰が隣の店の新米店長を支えてあげてたと思ってるんだい」


 店長はやれやれと首を振って、腕を組んで壁に寄りかかった。


「透也さんが店長さんに?」


「……と言っても、二年くらい前の話さ」


 売り物の花を店長は愛しそうに撫でる。その姿は独身だけれども母親のようで、社会人になったばかりの透也さんを見守っている様を連想させた。


「そうだったんですか……。あの透也さんにもそんな時期があったのですね」


「当たり前だろ? というか道重、ずっと前から気になってたんだが、なんであんたは透也を"透也さん"呼びしてんだい」


「へっ!?」


「……なんだいその声は」


 新しい熱が全身に行き渡る。

 冷房が効いているはずなのに全然涼しくなくて、私は髪で必死に顔を隠した。


「道重ぇー。あんたの気持ち、まったく隠しきれてないぞー」


「うぅ……、て、店長ぉー!」


「はははっ。まぁ、そんなことは置いといてだよ。あんた、何が『そうだ』なんだい?」


「あ、そうでした! 店長、ありがとうございます!」


 私は店長がやって来たお店の奥にある、従業員専用の部屋へと足を運んだ。扉を開けると私の私物が置いてある机がまっさきに視界に入る。

 その中から私は日傘を掴んで、もう一度店の外に出た。

 パッと透也さんが扉の開閉音にすばやく振り向いて、目を若干(じゃっかん)見開いたまま私を見上げる。


「お前、なんで……」


「せめてこれだけでもと思いまして、持ってきました」


 透也さんは私の手に握られている日傘に視線を移した。透也さんの戸惑いを帯びている瞳を見れて、ちょっぴり嬉しいと思うのは病気かな。


「どうぞ。使ってください」


「いいのか?」


「いいも何も、私が使ってほしいんです」


 日傘を透也さんの方へと差し出す。本屋さんには(ひさし)があるけれど、透也さんを直射日光から守るにはまだ弱い。

 受け取ってくれるのかくれないのか。そう考えるとドキドキした。


「…………本が、日焼けするからな」


「え?」


「本が日焼けするから、貸してくれるとすごく助かる」


「ッ! は、はい! どうぞ!」


 嬉しくて、とっさに腰を曲げて深々とおじぎをするような体勢をとってしまった。手から日傘の重みが無くなって、「……んっ」という透也さんのどうしていいのかわからないという声が聞こえる。


「透也さん?」


 顔を上げると、透也さんは本を膝の上に置いて日傘をしげしげと眺めていた。そしてボタンを外してくるくると回す。

 何がしたいのか正直よくわからなかったけれど、透也さんの助けを求めるような瞳で察した。


「普通の傘と同じようにやるんですよ」


「こうでいいのか?」


「はい、そうです!」


 思わずパチパチと拍手をすると、透也さんは日傘を差して顔を隠した。


「バカにするな」


「す、すみません……」


 透也さんへの用事も終わった。

 また透也さんに「戻れ」と言われることが嫌で、私は『ミミズクの家』に戻る。すると店長がカウンターに座ってニヤニヤと笑いながら私を見ていた。


「店長?」


「可愛いねぇ、あんたらは」


「きゅ、急にどうしたんですかぁ!」


「急にも何も、可愛いと思ったからそう言ったまでさね」


 店長は足を組んで時計に視線を移した。


「おっと。もうこんな時間かい? 道重と透也を見ていると時間が過ぎるのは早いねぇ」


 目上の人なのに、どうしても恥ずかしくて私は何も答えられなかった。そんな些細(ささい)なことは気にしないというような店長はエプロンを外す。


「……え。店長、お出かけですか?」


「と言っても少しだけさね。店番頼んだよ、道重」


「はい、わかりました!」


 すぐにお店の外に出た店長は、透也さんと一言二言小声で会話をして姿を消した。すると店長と入れ違いになるように聞きなれた声がどんどん大きくなる。


『とーやさーん!』


『ちょっとバカ里見(さとみ)! 早いってば!』


花夜(かや)が遅いんだよー』


『お前らうるさい』


『……すみません』


 三人のやり取りに思わず笑ってしまった。と同時に、またチクッと胸が棘に刺さって痛む。

 どうして透也さんは私にだけ態度を変えるんだろう。素っ気なさがあるのが普段の透也さんで、たまに私にも素っ気ない時があるけれど……私への透也さんの態度は、きっと優しい方だ。


(それはそのまま私のことが……? けど、逆にどうでもいいって思われていたらどうしよう)


 嫌な思考がぐるぐると私の中で巡った。


『とーやさん、俺、本買いに来たんで会計お願いします』


『あぁ』


『お店の人、高坂(こうさか)さんしかいないんですか?』


『この時間はどこも客が来ないからな。シフトは入れていない』


 透也さんたちがお店の中に入っていく音がした。

 途端(とたん)に何故か涙腺(るいせん)が緩んで、ボロボロと涙が溢れる。

 好き。

 私は透也さんが好き。

 『ミミズクの家』で買ってくれた花を『猫のあしあと』に飾って、今まで大事に育てている透也さんが好き。会うとたまに花言葉を教えてくれる透也さんが好き。私にはない大人な雰囲気(ふんいき)を持つ透也さんが好き。


「……っ、ふ、ふぇぇ……!」


 好きが溢れて止まらない。

 流れた涙を拭わずにいると、不意にお店の自動ドアが開いた。慌てて入り口の方を見るとガラの悪そうなお兄さんが立っている。お兄さんは店内の花から私の方に視線を移して眉間にしわを寄せた。


「んん? なんだねーちゃん、泣いてんのか?」


「いえ、泣いてないです!」


 ゴシゴシと涙を拭う姿に説得力なんてものはないと、自分でも思った。


「嘘は良くねーなぁ。何? 彼氏にでもフラれた?」


「ち、違います!」


 お兄さんは元々興味なんてなかったのか、「……へぇ」と口角を上げただけでそれ以上追求しなかった。


「そんなことより、ねーちゃん。花を……」


「おい!」


 お兄さんの奥にある自動ドアが完全に開くのを待たずに、誰かがお店に入ってきた。その誰かはお兄さんの肩を掴んで自分の方に顔を向けさせる。


「……え?」


 その時に見えたが、その誰かは透也さんだった。


「お前、陽鞠になんの用だ!」


「あ?」


「答えろ!」


 こんなに感情的な透也さんは初めて見た。

 いつもの無気力そうな透也さんはどこにもいなくて、迫力はガラの悪そうなお兄さんにも負けていない。


「と、透也さん! 待っ……」


「透也? あー……、どっかで見た顔だと思ったら、てめぇ透也じゃねーか」


「…………」


 自分よりも体格のいいお兄さんを睨む透也さんは、一瞬だけ唇を噛みしめた。


「この女、もしかして透也のオンナなのか?」


「違う」


 即答だった。

 事実だから仕方がないけれど……眼中にもないのかと思うと悔しい。私は透也さんの関心の中にありそうな(きき)々さんにも本屋さんの常連の高校生二人にもなれないんだ。


「ふーん、あっそ。まぁ興味ねーけど」


「だったら帰れ」


「あぁそうだな。気分わりーから帰るわ」


 お兄さんは透也さんの手を払って、お店から出ていった。透也さんは最後までお兄さんを目で追って私に視線を戻す。


「……透也さん、どうしてここに?」


「店の中からあいつの姿が見えた。陽鞠も何か叫んでいたし、来てみれば……」


 透也さんはどんどんと近づいて私の目の前に立った。


「!」


「来てみれば、お前が泣いていた」


「な、泣いてません!」


 透也さんは無言で私の目元を拭う。透也さんが目の前にいて、透也さんの匂いがして、私はまた泣きそうになった。


「目が赤い。あいつに泣かされたんだろ?」


「……違います」


 それは本当に違う。けれど透也さんは信じていなかった。ただただ私の涙を拭い続けて、私が後頭部を透也さんの胸板につけると頭を撫でてくれた。


「陽鞠」


「はい」


「無事で良かった」


「……はい」


 透也さんはそれ以上のことはしないで自分のお店に戻っていった。

 もう少し側にいてほしかったけれど、今透也さんのお店には誰もいないから店番をしなくちゃいけない。それに、透也さんが言ってたように私は透也さんの彼女じゃない。……きっと、友達でもない。


「…………」


 貴方との距離がこんなにも近いのに

 心の距離は、棘が胸に突き刺さるくらいに遠い。

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