LOVE
僕らはいつの間に
多くを求めすぎていたんだろう
互いがただ在ることこそ
大切にするべきだったね
いつかは別れるってこと
ずっと忘れていたみたいだ
寄り添ってきたはずなのに
なんで虚しくなってたんだ
大切さをいくら説かれてみたって
僕らは僕らの速度で歩いた
今更何ができるだろう?
もうじき君は僕を置いて旅立つ
君が僕に
僕が君に
あげられるものがあるとすれば
ただ一言
「愛してる」
君と僕が
僕らの速さで
歩いてきた今日までの日々は
今のために
きっとあった
顔を合わせてはいつも
互いに詰ったり貶し合ったり
でもきっと心の奥で
繋がっていたと信じたい
「別れの予感」なんて
余りにもあっさりしてるものだ
今更悔やんでみたって
僕らはすぐに変われない
喪おうとしてる者の重さだけ
僕の手の中に残るのかな
思ってたより切なくて
君と初めての出逢いを思い出した
君が僕に
僕が君に
あげられるものがあるとすれば
ただ一言
「愛してる」
君は言った
「別れが近づいてみて分かったことがあるのよ」
純粋ないとおしい気持ち
意地を張り合って
気付くのが遅すぎただけだと
今なら思えるよ
僕ら確かに人並みに
愛し合ってた
君が僕に
僕が君に
あげられるものがあるとすれば
ただ一言
「愛してる」
君を僕が
送り出すとき
僕はちゃんとさよならを言つて
君を見送れるだろうか
きっといつまでも愛してる
きっといつまでも愛してる
(C)Aoi Tact
長さはあまり意識していませんでしたが、夫婦をイメージして書いてました。旦那さんが奥さんに贈る気持ち。今年一番に思い入れが強い作品になったかも・・・。一応歌詞です。歌いながら言葉の響きをチェックしているとき泣きそうになりました。珍しい出来事でした。飾り立てることも綺麗な言葉を使うこともあまりなく、大人の男性の生の気持ちってどんなんだろうと考えながら書いてたからかもしれません。
・2015.07.31追記
だいぶ昔に投稿していたのですが、当時では感想をいただけていた唯一の作品でした。
あんまり足を運ぶことができず、久々にログインして感想をいただけていることを知った時、本当に嬉しかったです。同じくらい、すぐに気付いてお返事を書けなかったことが心残りでした。ありがとうございました。