第9話
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昼休みも中盤の校内はちらほら生徒が廊下にいるぐらいで歩きやすい。
僕はその足で図書室に向かう。
高校の図書館は第二校舎にあり、昼休みは生徒がいない。
利用者の数に反して、伝統ある学校だけあって図書室は広い。
勉強している人か、席に座ってスマホを見ている人しかおらず、そのうえいつでも席が空いている。
校内でのスマホの使用は校則でだめだったはずなのだが、司書の先生は注意をしない。
うるさくしていると厳しく注意されるため、不真面目な奴らがたむろしないのはありがたいが。
そんな環境を気に入った僕は、自然とここにいつも来るようになった。
今日もいつも通り図書館に行き、数学でも勉強しようかなと思って階段を歩いていたその時。
屋上に続く階段から一人。
頭から水滴を垂らしながら降りてくる人がいた。
月瑞さんだった。
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