第88話
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夢の世界に入るとき、それはいつも唐突だ。
何の違和感もなく、自然と物語が始まっている。
以外に思うかもしれないが、その前後の記憶もある。
まあ、寝ている間しかこちらの世界は進まないし、現実の時間の速さともリンクしていない。
だから困ったことはなかった。
どういう仕組みなのか全く見当もつかないが。
今日は少し気になって、陽津見さんがいた孤児院に向かう。
街並みを見ていると、初夏が訪れたように感じる。
木々が青々しく緑をまとい、川のせせらぎが涼しさを感じさせる。
街の雰囲気を感じ取りながら、そう思った。
歩き始めてすぐ、孤児院に到着した。
中に入って行くほどでもないから、正面からはいかない。
そして、この世界はセキュリティという概念は昔に準拠しているのか、全くない。
だから、外から気配を消して中を覗いてみる。陽津見さんはやっぱりそこにいた。
もはや、僕の世界であることを忘れているのではないだろうかというぐらいに溶け込んで、子供たちと楽しく遊んでいた。
だがそれだけではなかった。
次の瞬間僕は驚いた。
陽津見さんの隣には、月瑞さんもいたのだ。
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