第85話
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「明らかに活動量増えている自覚は」
夢追い人は、自分の夢に向かうことに関しては際限なく行動しがちであるとよく聞く。
そしてそれはかなり信憑性あると思う。
「・・・ある。でも、だって」
自覚はあるようだ。
そして、その後ろに続く言葉も大体予想できる。
「いっぱい活動したいから仕事辞めたんだもん!だからいいの!」
だろうなとは思ったし、それなら最も明確に説明がつく。
とわいえ、それで体を壊してしまっては元も子もないと思うのだが。
ファンも悲しむだろう。
「そのまま続けたら、いずれファンを悲しませることになるという自覚は」
「・・・」
電話の向こうが無言になった。
「あれ、あかりさん・・・?」
電波が悪かっただろうか。
「聞こえてます?」
とりあえず確認してみる。
「ごめん、その可能性を考えてなかったわ」
さいですか。
「いや、過労って言葉知ってる?」
僕は半笑いで突っ込みを入れる。
彼女と話していると自然と会話ができるし、居心地の良さを感じない。
それはたぶん、本当の僕を知っているからだろう。
「知ってるよ!もー」
2人して電話越しに笑顔になる。
そうして、時間も気にせずに穏やかな時間を過ごしていく。
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