第83話
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「まあ、それはいいや。脱線したけど、どうしたの?」
話しが元筋に戻る。
彼女には遠回しに聞かず、率直に話をする方がいい。
だから僕はストレートに聞いてみた。
「さっき配信を見てて、声に元気ないなと思ったからどうしたのかなと思って」
電話のむこうから、「え・・・」という小さなこれが聞こえてきた。
その反応から、たぶんリヴは何かを隠そうしていたのだろう。
違ければ、違うというだろう。
だから僕の感は当たっていたのだろう。
「リヴ、なにか隠してない?」
改めて僕は彼女に疑問を投げる。
「・・・かり」
リヴが何かをボソッとつぶやいた。
さっきまでの声の大きさはどこに行ったのだろうか。
「え、ごめん。聞こえなかった。もう一度お願い」
そう聞きなおすと、むこうから聞き取りにくいが何か聞こえてくる。
「ちょ、聞こえないんだけど」
そういうと、がたがたという物音の後に大声で叫ばれた。
「二人で、話すときは!あかりって呼んでって言ったじゃん!」
「な・・・」
そんなことだったのか。正直驚いた。
リヴこと、氷見あかり。それが彼女の本名だ。
彼女はなぜか名前で呼ぶことを要求してくる。
「あーごめんって。あかりね。はい」
なかなか話が進まない。
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