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君の心に響く詩を  作者: 一ツ葉
第四幕
74/92

第74話

観覧いただきありがとうございます!

ぜひ、ブックマークと評価★★★★★よろしくお願いします!

見ていただけた方と、長いお付き合いになれることを心から願っております!

少しの間、歩きながら月瑞さんはノートを読み進めていく。

そして最後まで読み終わり、ノートをバックにしまう。

「有海」

下を向いたまま、名前を呼ばれる。

「えっと」


「有海、すごいね!びっくりしたよ!」

勢いよくこちらを向いて、輝いた目で僕を見る。

「もしかして書いたことあるの!?直してあるとこすごい!確かにこっちの方がいい!」

やはり、軽率な行動は慎むべきだった。やらかしてしまった。


「いや、まあ。ちょっと日本語が得意というか、文章が得意というか。勉強したことがあるからね」

書いたことはあるが、それは隠しておく。

言ったら絶対巻き込まれる。


だから直接は言わない。

「でも、これしっかり歌詞になってるよね!有海才能あるんじゃない!?」

才能か。才能ではないだろう。

これは理論で固めた作詞だ。

書き方を学び、語彙でそれを補っているだけ。

だから、形だけであってそれは感情を伝えられない。


「いや、才能はないよ。言葉を直したり字数揃えてみたりしただけで。それもちょっと前みた記事で見たとおりにしてみただけだから。」

簡単なことしかしていないし、一から書いたわけでもない。


「いや、才能あるって!あ、そうだ。一緒に歌詞かいてくれない?ねえ、よくない!?」

そういって、月瑞さんは僕を執拗に誘ってくる。

でも、僕の回答はただ一つ。


「いや、書かないよ」



最後までありがとうございました!

いつも12時と17時の一日2回更新をしています!

ぜひ明日もよろしくお願いします!!!

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