第66話
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教室の雰囲気も、4月と比べると落ち着いてきたような印象を受ける。
どちらかというと、活気が無くなってきたとでもいうべきか。
騒ぐ人が減り、静か目になってきたと思う。
僕は少し過ごしやすく思うようになってきた。
雑音が減り、いい環境だ。
授業中は寝ている生徒が増えてきた。
主に部活動をやっている男子生徒が、だが。
時折それを大声で注意する教師がいるが、やめていただきたい。
とにかくうるさいとしか思えないのだ。
教えている側からしたら苛立つのはわかるが、寝ていようが授業を聞いていなかろうがそれは生徒の自己責任だろう。
そうはいかないのが教師というものなのかもしれないが。
変わらない日々でも、授業内容も人生も少しずつ変化をしていく。
景色も、季節も移り変わり進んでゆく。
変わらないものはいつしか置いて行かれる。
置いて行かれるからなんだという話しでもある。
進み続けなければならないというわけでも、必死に周りに合わせなければならないというわけでもない。
好きなように、勝手にその人その人が思うままに過ごせばいいじゃないか。
僕はようやく訪れた安寧に身をゆだね、時の流れるままに過ごしている。
最近では夢の中で月瑞さん達と会うことも無くなった。
僕には再び、変わらぬ日常が訪れていた。
これが、嵐の前の静けさだという事なんて、少しも思わなかった。
そんなこと意識して生活している人なんていないだろう。
5月も終わり、6月に入った日。
停学期間が終わった月瑞さんがクラスに戻ってきた。
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