表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君の心に響く詩を  作者: 一ツ葉
第四幕
64/92

第64話

観覧いただきありがとうございます!

ぜひ、ブックマークと評価★★★★★よろしくお願いします!

見ていただけた方と、長いお付き合いになれることを心から願っております!

あの事件から2週間が過ぎ、3週目が始まった。

くりかえす月曜日。

大して変わらない日々だった。

なにがあったとしても、時間は進み続ける。

止まった人を置き去りにして。


クラスの中心は高谷さんが握った。

クラス替えによりクラスのグループが不安定になっていたさなかに事件が起き、その中心人物として被害者という位置づけになった高谷さん。

多くの人の同情を集めるのは自然であった。


実際がどうであったかは、関係がない。

それを釈明する人は、いまいない。

だから、多くの人が目撃した一幕が真実となる。

人は自分が見聞きしたその一面のみを真実と思い込むから。


周到に猫をかぶり続けている人の本心は、他者から見えない。

だから、誰も真実に気づいていない。

きっかけが来るまで、現状が変わることが無いはずだ。


すでにクラス内では月瑞さん達の話題が無くなって久しい。

同じ話題を続けるにも限度があるという事だろう。

どんな物語が作り上げられているのか全容まではわからない。

だが、月瑞さんが徹底的に悪者に仕立て上げられていることは想像に難くない。


先生方はこれを知っているのだろうか。

いじめでしかないだろう。こんなもの。

一体どうするつもりなのか。


先生とは言え、人間であるがゆえに先入観もあるだろう。

もしかしたら。いや、もしかしなくても。

先生方も高谷さん側という可能性がある。


だからと言って僕にできることも、何かしようとも思わないが。



最後までありがとうございました!

いつも12時と17時の一日2回更新をしています!

ぜひ明日もよろしくお願いします!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ