第61話
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「作曲ができたとして、作詞はどうするの?」
詩の無いものは音楽ではあるが、歌ではないと思う。
「作詞かぁ。自信はないな。国語の成績いいわけじゃないし」
作詞の能力と国語の成績は相関しないと思うけど。
必要不可欠ではないが、不要ではないって言ったところか。
「例えばいろんな曲のマネをして書いてみるとか?」
色々な曲のマネをして書いてみるのもいいのではないか。
世間に発表するわけではない。
ならば別に版権に反するわけではないと思う。
「うーん。やるならしっかりやりたいんだけどな」
月瑞さんと関わってみてわかったことがある。
この人は、こだわりが強い。
そして意外と熱くて頑固だ。
「でも、時間は無限じゃないんだよねぇ。作曲できるかもわからないし」
現実を見るか、理想を求めるか。
「ちなみに、歌以外の選択肢は?」
別に歌にこだわる必要もないとは思う。
「いや、絶対に歌がいい。それは譲れない」
月瑞さんが何にこだわろうと、結果どうなろうと僕には関係がない。
だから、その選択に僕の異論は必要ない。
「なら、それでいいと思うよ」
だけど、僕は手伝おうとは思わない。
僕が何かしたところで。
僕の言葉は人に響かない。
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