第50話
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「私は、あの人に影響を受けて、憧れてから歌を練習してきた。歌に救われたから」
急に話が飛んだな。
まあ、言いたいことは何なのか予想がつくが。
「だから、歌であの子を救いたい」
そう来るよな。
「歌ね。月瑞さん歌がうまいって聞いたことあるしいいんじゃない?」
周りからの評価を考えれば、結構歌うのが上手いらしいということは知っている。
歌は想いを乗せて歌うことができるし、人の心に響きやすいらしいということも本で読んだことがある。
歌詞にはメッセージ性がある。
いい選択だとは思う。
思うのだが。
「それをどうやって聞かせるの?」
この問いに帰結する。
「夢でまた会えないかなぁ」
それは望み薄じゃないだろうか。
そもそも夢で繋がった理由がわからないし。
そこに希望を持つのは微妙じゃないだろうか。
「うーん、どうだろうねって感じかな」
今までなかったから。だからこれからもないとは言えないし。
「でも、家知らないからなあ」
ここで結論を出し切るのは難しいだろう。
「まあ、焦らずに考えたらいいと思うよ」
そうして、電話を切る。
「ふう」
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