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君の心に響く詩を  作者: 一ツ葉
第一幕
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第5話

観覧いただきありがとうございます!

ぜひ、ブックマークと評価★★★★★よろしくお願いします!

見ていただけた方と、長いお付き合いになれることを心から願っております!

誰かと登校するなんて、小学生の登校班以来だ。

歩くスピードを合わせて、陽津見さんのたわいもない話しに耳を傾ける。

もう愚痴を言うことはなかった。

まあ、今しばらく平穏な時間を過ごしてもらおう。

どうせ、学校に行ったらまた辛くなるんだろうし。


「よく考えてみると、有海くんと話すの久しぶりだよね。」

「たしかにね」

中学時代には時々席が近かったり班行動で話すことはあったが、今では一切話すことは無くなってしまった。

話す必要が無かっただけだが。


「有海くん、どんどんみんなと話さなくなったなって思ってたんだ」

どうやら、気にかけられていたらしい。

「話す必要がなかったからね」

少し棘のある言い方だっただろうか。

でも、事実でしかない。


「必要が無くても、人とは話すものだよ」

笑われてしまった。

みんな、よく人とずっと話しているもんだといつも思ってるが、そういうものらしい。


「人と話す、ねえ」

メリットを感じない。

デメリットしかない。

「僕には必要ないね」

「え?」

内に隠した心の声が出ていた。

ああ、ついぶっきらぼうに言ってしまった。


「あ、いや、何でもないよ。気にしないで。僕は一人が好きなんだ。」

もう学校は近い。

「じゃあ、ここから別で行こうか。変にうわさされてもめんどくさいからね」

「あ・・・」


そうして僕は陽津見さんからはなれた。



最後までありがとうございました!

いつも12時と17時の一日2回更新をしています!

ぜひ明日もよろしくお願いします!!!

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