第47話
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「それでも、だよ」
まあ、本人が気にするというなら。
「ぜんぜん、気にしないで」
「・・・」
もしかして、ほんとうにこれだけのために電話をしてきたのだろうか。
「えっと。それのために電話を?」
続く沈黙を破るため、聞いてみる。
「あ、それで・・・」
それで、何だろう。
再びの沈黙が訪れる。
「・・・」
「・・・」
この間は何だろうか。
「月瑞さん?」
少し間をおいて再度問いかけてみる。
「有海。私ね、昔人に心を救われたことがあるんだ。そして、その人と約束したことがあるんだ」
そうなのか。
人には人の出会いがあり、ターニングポイントがある。
そしてそれは、人生に大きな影響を与える。
「そうなんだ」
そこから、ぽつりぽつりと月瑞さんの語りが始まった。
「高校一年の時。私は独りぼっちだった。正直なんで高校に行くのか意味を見出せなかったし、やりたいこともなかった。そしてだんだん高校に行かなくなった」
「うん」
口を挟まず、相槌を打ちながら話を聞き続ける。
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