第44話
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1・2年生の復習として、関数を解いていく。
式の作り方を解きながら説明していくが、よく聞いている。
時折、切りのいいタイミングで休憩もはさむ。
大体2時間ぐらいそうしてやっていた時。
「ねえ、お兄最近なんかあったでしょ。今日とか」
唐突にそんなことを聞かれた。
「なんで?」
「だって最近なんか雰囲気が違うし、今日とかも何か考えてるっているか、いつもと違って何かに意識持ってかれてる気がして」
妹は、よく人のことを見ていると思う。
これが、友達の多さの秘訣だろうか。
「そうだね。まあ、いろいろあったよ」
別に隠すことでもないし、自分自身のことでもない。
「やっぱり」
表情を変えずに、ノートに向けていた視線を僕に移す。
「無理はしないでね?なんでも言って」
そういいながら、膝立ちになり抱き着いてくる。
昔、抱え込んだ結果、妹にも迷惑をかけたな。
「大丈夫だよ」
妹には正直、かなわない。
隠し事なんてできなくて、すぐに見透かされてしまう。
そんなことを思いながら、頭をなでてあげる。
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