表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君の心に響く詩を  作者: 一ツ葉
第二幕
41/92

第41話

観覧いただきありがとうございます!

ぜひ、ブックマークと評価★★★★★よろしくお願いします!

見ていただけた方と、長いお付き合いになれることを心から願っております!

「唐突に何を言いだすの?」

救ってみせるって何がどうしたらそうなるのか。


「陽津見さんが傷ついた原因に私が関わっている。そして昨日私があの子を余計に泣かせた。だから私はあの子を救う理由がある」

考えすぎのような気がすると感じるのは僕だけだろうか。

「そこまでする必要はないんじゃないかな」

そう僕は主張してみる。


「いや、ある」

月瑞さんは頑なだ。

ただ、目は真っすぐ力強さを持っている。


僕はあまりそれを肯定できない。

「僕は、干渉しすぎるのはよくないと思うよ。そっとしておいた方がいいと思う」

病んでいる人に干渉しすぎると、その人のエネルギーを余分に使わせてしまう。


「なんで」

なぜならば、僕自身も経験したから。


病みに吞まれた人は気力が常人より減る。

そしてそれをチャージするにも時間がかかる。


それを乗り越えるのは本人の意思が必要だ。

「救ってみせる」と意気込んで関わるのは危険だ。

悪循環に陥る可能性がある。

救えたと思っても何かのちょっとした拍子にまたもとに戻ることもよくある。


「月瑞さん。それだけはダメだ。」


救う。この言葉は対等なんかじゃない。

綺麗な言葉じゃない。

本人の望まない救いは、毒でしかない。


最後までありがとうございました!

いつも12時と17時の一日2回更新をしています!

ぜひ明日もよろしくお願いします!!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ