第40話
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僕はコーヒーを、月瑞さんはキャラメルラテを注文し席につく。
キャラメルラテか。甘そう。
「なに?」
月瑞さんがジト目で見てくる。
「甘いの頼んだのがそんなに意外?」
「いや、そうじゃないけど」
そんなこと思っていたわけではない。
「確かに普段の私しか見ていない人はそう思うのも当然だと思うけど」
そういいつつ、おいしそうに少しづつ飲んでいる。
甘いのが好きなのだろう。
「ま、それはいいとして。陽津見さんについてのこと聞かせてよ。言える範囲でいいからさ」
基本的に言えそうな範囲で聞いたことを伝えた。
学校での噂や別れたという話しを。
ひっそり泣いていたことは言わなかった。
「そんな感じだったんだ」
苦虫を嚙んだような顔で話を聞いている。
「でも、昨日陽津見さんが言ってたように、月瑞さんが気に病むことはないと思うよ」
人の気持ちには干渉できない。
だから、気休めしか言えない。
「いや、気にする。私が絶対あの子を余計に傷つけた」
意外と意固地だ。
「でも、どうするの?」
何ができるというのだ。
「私があの子を救う」
「どういうこと?」
何を言いだすのか。
「私があの子を、心の闇から救ってみせる」
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