第34話
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「あんなことって?」
そうか、陽津見さんは知らないのか。
「高谷さんをビンタした」
言葉足らずだが、概ね合ってはいるか。
「え、なんで」
陽津見さんも思わずびっくりしている。
「私が木島を誑かしてるって言われたから、もう辟易して」
「あ、そうか」
陽津見さんも納得の表情となる。
「それはいいの。精神的にきつくなり、翌日から学校に来ていない。そして手首に切り傷。私に群がっていた奴の一人が元カレ。そいつが原因。関係なくはない」
あるといえばあるし、無いといえばないとも言い切れない。
「私の勝手でしょ」
陽津見さんは下を向いたままぶっきらぼうに言う。
「ふざけないで。なんであなたがなんな奴のために」
「あんな奴って言わないで!どんな事されたとしても岩瀬くんは好きだった人なの!」
その瞬間、目を見開いて陽津見さんが叫びながら月瑞さんを見る。
「あ、」
月瑞さんはしまったという顔になる。
そのまま陽津見さんは泣き始めてしまった。
「ごめんね」
その陽津見さんを抱きしめながら月瑞さんも謝っている。
僕は干渉することなく、ただ見守っていた。
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