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君の心に響く詩を  作者: 一ツ葉
第二幕
33/92

第33話

観覧いただきありがとうございます!

ぜひ、ブックマークと評価★★★★★よろしくお願いします!

見ていただけた方と、長いお付き合いになれることを心から願っております!

「これなに。説明して」

月瑞さんは明らかに怒っている。

手首についた切り傷。


「ちょっと、やめてよ!」

服の袖を引っ張り合い、袖を離させようとするが、月瑞さんも負けじと離さない。

そのまま椅子から床に落ちても取っ組み合いを続けている。


「月瑞さん、ストップ」

僕が仲介に入り、二人を止める。


「あなたには関係ないでしょ!」

息も絶え絶えに陽津見さんは月瑞さんを睨み返す。

「岩瀬から言われた。陽津見さんと別れたから付き合ってほしいって」

いつの間にそんなことが。


「それはいつ?」

陽津見さんが問う。

「春休み中」

それを聞いて絶望的な表情になった。

「でも、その時はまだわかれてなかったでしょ。友達から聞いて知ってる」


「それで、今週の月曜日。かなり落ち込んだ様子で学校に来た。たぶんその前日ぐらいに別れたんじゃない?」

月瑞さんは同意を求めるように僕と陽津見さんを交互に見てくる。

陽津見さんは無言のまま小さく頷いた。


「でしょ。そして、月曜日以降学校に来ていない。それが原因だよね?」

大体月瑞さんが言おうとしていることはわかる。

僕も想定した話だ。


「なんで月瑞さんそれ知ってるの?」

僕は疑問に思ったことを聞いてみた。

学校に来ていないのは月瑞さんも同じだから。


「あんなことしても仲良くしてくれる奴はいるんだよ」


最後までありがとうございました!

いつも12時と17時の一日2回更新をしています!

ぜひ明日もよろしくお願いします!!!

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