第10話
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「え、月瑞さんどうしたの?」
思わず、声をかけてしまった。
まためんどうごとに足を突っ込んだ予感しかしない。
「水浴びただけ」
こちらを一瞥し、ただ一言返事をしながら階段を下りてくる。
「水を浴びただけって。」
普通に考えて、校舎内で水を浴びることはないだろう。しかも階段で。
月瑞さんはその足のまま横を通り過ぎていこうとする。
だから無言でハンカチを広げ、頭の上にかぶせた。
「少なくとも、水滴ぐらいは拭いて乾かした方がいいと思うよ」
それだけ言い、僕は図書館に行った。
図書館では本を読む。
やることも興味があることもないため、図書館の本を片っ端から読んで人間について学ぼうとしている。
世の中の人間はどんな時に、どんな感情になるのか。
それを知ろうとしている。
まあ、この図書館に何冊の本があるのか知らないが。
一日一冊、昼休みと放課後を使って読む。
時には2冊とか読むときはあるが、基本は一冊。
ジャンルは何でも読むように心がけているが、ビジネス系とライト文芸が多い。
ビジネス本は知識になるからよい。
ライト文芸は、ある程度本の厚さが薄く、種類も多い。
そして人の心の機微が書いてあることが多い。
だから、毎日本を読む。
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