主人公の正体
ダレットを連れてお風呂へ、ザインも何故か着いてきた。
風呂は相変わらず快感だった。今日は何故かホログラムは紅葉豊かな露天風呂風だった。
「しっかし、お前華奢だな」
ダレットが言う。
「10才に華奢も何も何だろ」
相変わらずオレが17才であることを信じてくれないザイン。
「それにしても女みたいな体しやがって」
「え? オレ女だけど?」
ダレットの何気ない疑問に答える。
「・・・・・・こっち向け」
とダレット。オレを上から下まで眺める。
「胸は・・・・・・ないな」
トリプルAカップで悪かったですね!
「下は・・・・・・!! まじ! お前女! 女がきやすく男風呂入るなよ」
慌てて視線を避け、パニクるダレット。
「まぁ、10才くらいだし。異性の風呂入っても平気だろ」
動じないザイン。
「オレは17才です!」
反論するオレ。
「どこが?」
「どっか!」
「17才が男風呂は入るのか?」
「気にしないタイプなんです! てか、着替え女物だったから気づいてると思ってた」
ドラゴンの臓物浴びても気にしないんだよオレ?
わかってると呟いた、オレである。
「それはメイドがやったんだろう」
「メイドなんているの?」
「いや、メイドロボかもしれないし、メイド式神かもしれないし、メイド使い魔かもしれないが・・・・・・」
いや別にどれでも良いよ・・・・・・。
「それより出てけ!」
顔を真っ赤に染めたダレットに追い出され女風呂に。
ホログラムは山の頂上だった。
「さみしい・・・・・・」
ギーメルは男風呂に入るしへーは風呂入んないしヴァヴ専用と化しているらしいからな。
底にムチムチボディの美女が入ってきた。
「女風呂に男が! ここのセキュリティはどうなってるのかしら!?」
アーもうめんどくさい。
立ち上がり体を見せる。
「あら、女の子?」
その後、わいきゃいとヴァヴと話。ああ、自分は一応女だなっと思いながら。毎回汚れたら風呂入るのでは面倒だろう。
と、触媒に丸くした石けん、魔方陣を刻んだ〈クリーン〉の魔術が使える魔術(意味がよくわからないかもしれないが、例えばファイアボールの魔法を出し。飛ばさずに手持っている状態、みたいな感じらしい)をもらった。
ヴァヴは「時間があるときに、魔術教えてげるわ」と言い残し去って行った。




