不可視の怪物を追う物語をブックマーカーにしたら
↓以下、小説のネタバレを含みます。上記のURLの小説を読まれた上でこちらのエッセイも読まれることを強くおすすめします。※作者様には掲載のご許可をいただいております↓
貴葵さん作
デイドリーマーズ
https://ncode.syosetu.com/n9940ie/
最初期に作らせていただいだアクセサリーその2。
こちらは長編作品ですが、ページをめくる手が止まらなくなりました。斬新な世界設定とシリアスとギャグのバランスのお陰で中だるみもなく、あっという間にジェットコースターのようなスリルとめくるめく展開の虜になりました。
何よりも、敵も味方も登場人物たちがとにかく魅力的!本当は登場キャラクターのモチーフアクセを作ろうと思っていたのに誰にするか決めきれず、作品世界観に少しだけ主人公二人の要素を入れたブックマーカーという形に落ち着いたという裏話もあります。
ちなみにやまちの最推しはヒロインのアーティちゃんです。心身ともに強可愛い一途な押しかけ女房とか最高じゃないですか?
……さて、制作の方のお話をば。
特徴的なアイテムや情景がたくさん出てくる作品なので、まずは印象に残った要素を詰めていく形に。猫や鍵や食器皿など入れたい要素が多々あったのですが、やりすぎるとゴテゴテしてしまうのでかなり絞りました……
まず「第0話トーキョーに咲く花」の描写でガッツリ心をつかまれたのでトップに蓮の花のチャーム。後は物語の主要アイテムであるカメラを。どちらも金古美の落ち着いた色合いのものをセレクト。ちなみに蓮の花言葉は「純粋」「清らかな心」「救ってください」など多々……物語の最初の方で、マコト先生とアーティちゃんがトーキョーにこの花を見に行くシーンがあるんですが、これはアーティちゃんの精神を表しているんじゃないかとか、実はマコト先生の心の叫びだったんじゃないかとか色々深読みしてしまったやまちです。
で、蓮の花とカメラのパーツの間にカラフルなビーズを挟んでワンポイントに。全体的に明度が低い色合いにし、色弱のマコト先生にはは単色に、テトラクラマシーのアーティちゃんには複雑な色に見えるようにしたつもりです。
あと、どうしてもマコト先生が持っていたレンズフィルターを作りたくてUVレジンの封印を解きました。ガラスの透明度には勝てないので、ラメパウダーを混ぜてあえて向こう側がキラキラに見えるようにしてみました。アーティちゃんにはどのように見えるのか気になるところ…
ブックマーカーを作った時点で第34話まで読了していました。
現在の最新話まで読んだら、きっと違うアクセサリーが完成することでしょう……というか、アーティちゃんモチーフで改めてちゃんと何か作りたいなぁ。
ご希望いただき、作者様の元にお迎え頂きました(*´ω`*)
ありがとうございます♪大切にしていただけると嬉しいです!