エピローグ
俺の人生は、きっと、瑞希に会わなくちゃ、こんなにすばらしいものにはならなかったと思う。
ね、こうして振り返ってみても、そう思うよ。
君っていう存在が、俺って存在を生かしてくれてる。
君の前にいる俺、生きている瞬間だ。
どの瞬間も、どの瞬間もこんなに輝いているのは、
やっぱり、君がいてくれるからだって、そう思うよ。
いまだに「愛してる」って言わない君、でも、「愛しいよ」って言う。
俺の「愛してる」に照れる君を
俺は、本当に愛してるよ。
これからもずっと、そして、今この瞬間も…。
瑞希…。
「めぐり逢えたことでこんなに世界が美しく見えるなんて
想像さえもしてない 単純だって笑うかい?
君に心からありがとうを言うよ」
ミスチルの歌。
まさに俺の心の歌だね。
君に心からありがとうを言うよ。
君に心からありがとうを言うよ。
逢えて本当に、良かった。ありがとう。
~おわり~
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。今 このときを 愛してるとはまた違い、主人公が男の子って、書いてても楽しかったです。書きながら、私ももし、命がいつまでかわからなかったら・・・、今をもっとかみしめて、目の前の人、風景を愛しく思いながら生きるだろうな・・・そうだ、もっともっと、今を大事にしよう・・・そんなことを思いました。瑞希や、圭介にそれを教わった気がします。みなさんは、いかがでしたか?読んでくださった皆様の、毎日も輝く日になりますように・・・。
よかったら感想、お待ちしています。
圭介と瑞希の子供、爽太の物語「君は天使」も読んでみてくださいね。