表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/26

20 結婚

 瑞希のご両親が、瑞希の家のすぐ近くにアパートができてて、まだ空きがあるからと、そこを借りてくれた。

 家具も瑞希の親が、あれこれ買い揃えてくれた。うちの両親は、当分の生活費と、結婚式の費用を全部だしてくれた。

 結婚式といっても、レストランの一室を貸しきり、瑞希の家族と、うちの家族、笹おじさん、瑞希の友達の桐子さんが来てくれただけの、うちわの結婚式だ。

 でも、瑞希はウエディングドレスを着て、俺も白のタキシードを着た。


 退院当日、俺が退院をいきなりするのを聞いて、杏ちゃんが帽子を持って、来てくれた。

「圭介君、退院おめでとう。良かったね。あ、これ、帽子。でも、もうすぐ必要なくなるかな?」

 俺がもう、着替えて、瑞希が俺の荷物を整頓している横に来て、そう言った。

 杏ちゃんは、いや、同室の人みんな、俺が、病気がよくなって、退院するもんだと思っていたようだ。

「あ。帽子?作ってくれたの?」

「うん」

 俺はちらっと、瑞希の方を見た。瑞希はもくもくと、荷物の整頓をしていた。


「ごめん。帽子悪いけど、お兄さんにあげて。俺は、受け取れないや」

「…やっぱり、もう必要ない?でも、もらってくれないかな。それと、もし良かったら、連絡先…」

「俺、結婚すんの!」

 唐突にそう言うと、杏ちゃんはすごい驚いて、

「え?だって、圭介君まだ…」

「まだ、22歳だけど、もう結婚できる年でしょ?」

 瑞希も、目を丸くして、こっちを見てた。

「彼女、いたんだ」

 杏ちゃんが、がっかりしてそう聞いてきた。

「え?」

 ちょっと驚いた。じゃ、瑞希のことなんだって思ってたんだ?お姉さんじゃないってこの前、言ったけどな。


「瑞希…。俺の彼女」

と、瑞希の腕を掴んで、俺のそばに引き寄せて、そう言った。

「え?」

 また、杏ちゃんは驚いた。

「でも、年が…」

「そ。年上女房~~」

「圭介ったら、ちょっと」

 瑞希は、真っ赤になった。病室内にいた人が、みんなそれを聞いてて、

「結婚?まじか~~!おめでとう~~」

と、いっせいに言ってくれた。杏ちゃんだけは、固まってたけど。


 ナースステーションによって、挨拶をした。それから、竹内先生のところにも挨拶に行ったけど、回診の時間だったのか、いなかった。

 会計とか、いろんな用事をすませたおふくろが、ようやく来て、

「さ、帰りましょうか」

って言って、病室の人たちに挨拶をして、病院を出た。ちょうど、病院を出るときに、竹内先生と婦長さんがやってきて、

「結婚式には、ぜひ、行かせてもらうよ」

と、花束をくれた。治って退院するわけではない。それでも、

「おめでとう」

と、婦長さんは言ってくれた。結婚おめでとうって意味だったのかもしれない。


 タクシーに乗り込み、俺たちは家に帰った。瑞希は、タクシーの中で、

「杏ちゃん、かなりショックを受けてたね。帽子もらってあげたら、良かったのに」

と言ってきた。え?やきもち妬いてたのは、誰よって思ったけど、

「俺、瑞希の編んだ帽子かぶるからいいよ」

って、そう言い返した。

「え?私?」

「うん」

「私が、ぶきっちょなの、知ってるでしょ?」

と、瑞希が慌てて言うと、助手席に座ってたおふくろが、ふき出して、

「瑞希さん、教えてあげるわよ」

と、言った。

 そんなこんなで、結婚式には、瑞希の編んだ帽子を俺は、かぶっていた。


 お祝いがすんで、二人で、新居のアパートに向かった。

 いっせいのせで、手をつないだまま、アパートの玄関に入った。瑞希の手と、俺の手には、結婚指輪がはめてあった。

 本当はエンゲージリングっていう、ダイヤモンドの指輪も買ってあげたかったんだけど、瑞希が結婚指輪があれば十分って言って、きかなかった。


 俺は、かなりその日、体力を消耗しちゃってて、シャワーをあびると、すぐに寝てしまった。

 ふと、真夜中目が覚めた。まっくらな部屋の天井を見て、見慣れない風景に俺は戸惑った。

「あれ?」

 すうすうっていう寝息がすぐ横から聞こえてきた。

「あ…。そっか…」

 瑞希のぬくもりを感じ、瑞希の匂いを感じた。瑞希はいつの間にか、俺の布団に入ってきて寝ていた。 さすがに二人で一つの布団は、窮屈だったけど、でも、すぐ横で寝ている瑞希のぬくもりを肌で感じることができて、俺はめちゃくちゃ幸せだった。


 瑞希の寝顔を、見た。なんか、信じられなかった。

 病室で、毎晩瑞希を思った。一人で寝る病院のベッドは、寂しくて、冷たく感じ、俺は自分の体を自分で抱きしめながら、丸まっていつも寝ていた。でも、今は、瑞希がいる。

 瑞希のまぶたに、そっとキスをした。

「ん?」

 瑞希が、気がついた。ふと、目をあけて、

「圭介?」

と、俺の顔を見ながらそう言うと、かすかに笑って、また寝てしまった。

「あ、寝ぼけてた、瑞希…」

 寝ぼけた顔もすんげえ、可愛くて、愛しくて、嬉しくて…。

 瑞希のぬくもりを体全体で、感じながら、その日はぐっすりと眠ることができた。


 翌朝、目が覚めると、瑞希はもう隣にいなかった。吐き気と、頭痛が襲ってきたけど、でも、しばらく横になっていると、だんだんとひいていった。

「圭介、起きた?」

 瑞希が、和室の襖を開けた。エプロン姿で、髪を後ろにしばっていた。顔はすっぴん。

「おはよ、瑞希」

「おはよう」

 瑞希の笑顔が、めちゃ、嬉しかった。

 それから顔を洗い、ぼさぼさの頭で、パジャマのまま、俺は食卓に着き、瑞希が作った朝ごはんを食べた。


 和室と、洋室、それにダイニングがある2DKのアパート。2階の角部屋のその部屋は、けっこう日差しが差し込んで、朝から明るかった。あ、そっか。東向きの部屋なのか。

 ご飯を食べ終わってから、窓を開けた。夏の日差しのする朝、晴天で気持ちよかった。

「ね、クロと散歩しない?」

 俺が言うと、

「うん。でも、昼間は暑いから、夕方からにしようよ」

 瑞希はそう言って、食卓をかたづけ出した。

「じゃ、今日は1日何する?」

 瑞希はキッチンで、洗い物を始めていた。その後ろから、瑞希を抱きしめながらそう聞いた。

「そうね~~。もう少し食器とか、いろいろ買いたいかな」

「じゃ、買い物に行くか…」

「掃除して、洗濯したらね」

「あ、俺も手伝う」

って言いながら、まだ、瑞希にくっついてると、

「圭介、離れてくれないと、洗い物ができないよ」

って、瑞希が笑って言った。


 瑞希が洗ったものを、俺がふきんで拭きながら、食器棚に閉まっていった。

 それから、瑞希が洗濯物をベランダに干すのを手伝って、それから、瑞希が掃除機をかけてる間、俺が雑巾がけをして、それから、着替えて、瑞希は化粧をして、二人して、アパートを出た。

 車の運転は、しないようにした。時々、方向感覚がおかしくなり、歩いていてもふらつくことがあって、こんなで運転したらやばいって思ったからだ。

 けいれんは、時々朝、おきるけど、先生から処置の仕方などを瑞希がしっかりと、聞いてきていた。


 ぶらぶら、公園の中を手をつないで歩いた。

「ベンチに座ってかない?」

 そう言うと、瑞希は、じゃ、缶コーヒー買ってきて飲んでもいい?と聞いた。

 瑞希は、コーヒー好き。でも、俺がコーヒーを飲むと気持ちが悪くなるからか、アパートにコーヒーを買い揃えずにいた。いいのにな~~。気を使わなくても。


「気持ちいいね」

 ベンチに座り、俺がそう言うと、隣で、コーヒーを飲みながらほってため息をついた瑞希が、

「木陰ってなんで、こんなに気持ちいいんだろうね」

て、俺に聞いてきた。

「なんでかな?」

 それから、俺はゆっくりと、息を吸い込んだ。

「影ってさ、普通に考えたら、いいイメージないじゃん。闇とか、影とか…。人って、明るさや光を求めてるって言うか、明るい方がいいってそういうふうに、思ってるところあるじゃん」

「うん」

「でも、もしかして影ってさ。木陰が夏の日差しをさえぎってくれて、気持ちが落ち着いたり、ほっとできるように、人を癒してくれるものなのかもしれないよね」

「うん。そうかも…」


「闇も、俺、怖かった。病室で寝てるときは、夜真っ暗になるのがすげえ怖くて。ほら、病院だし。夜中足音がするだけで、幽霊かとも思ったことあるし」

「ええ?そうなの?」

「だけど、昨日夜中に真っ暗な中目が覚めて、瑞希のこと見たりさ、瑞希のぬくもり感じてたら、闇の中なのに、すげえ、気持ちが落ち着いてた」

「え?夜中、目が覚めてたの?」

「あ、瑞希寝ぼけてたよ」

「ええ?本当に?」

「一回、目開けて、俺の名前呼んだんだ。覚えてないでしょ?」

「覚えてない~~」

「あはは、やっぱり~~!」

 瑞希と手をつないだ。昨日の式の前に、俺たちは籍も入れていた。


「もう、瑞希、榎本瑞希なんだね」

「うん。どう?」

「え?何が?」

「お嫁さんをもらった、心境」

「え?え~~と…」

 ぼりって頭を掻いてから、

「う~~ん、なんだろう。そうだな。どうどうと人前でいちゃつけるのが、嬉しいかな…」

「何それ~~!」

「じゃ、瑞希は?榎本瑞希になった感想をどうぞ!」

「ええ?感想?」

 俺が手でマイクをつくって、瑞希の前に差し出すと、瑞希は赤くなりながら、

「圭介の奥さんになったんだなって、嬉しいです~~」

って、言った。

「あはは。まじで?」

「まじで~~」


 公園は、夏で暑いからか、あまり人がいなかったけど、子供たちが夏休みだからか、何人かやってきた。虫かごを持っていて、どうやら、蝉を捕まえにきたらしい。

「蝉、けっこういるもんだね。今まで、夏でも会社にいたし、なんか、蝉の声とか気にしたことなかったから、わかんなかった」

「うちの辺は、特にいるみたい」

「ふうん」

 それから、黙って二人して、蝉の声を聞いていた。じ~~じ~~~じ~~~。

「蝉の声って、うまくできてると思わない?瑞希」

「え?どんなふうに?」

「だって、この暑い夏、あの蝉の声聞いてると、もっと、暑くなる。これは、冬に聞くもんじゃないよ、絶対」

「ふふ。そうかもね」


「ね。瑞希、これから買い物に行ったら、風鈴と香取線香買ってこない?」

「あ、いいね~~!」

「あと、花火も!俺、線香花火好きなんだよね」

「え?意外~~」

「なんで?」

「圭介、もっとさ、ドラゴンとか、打ち上げとかそういうのが、好きかと思った」

「ああ、そういうのも、好きだけど、俺、これでもけっこう、ロマンチストなんすよ」

「ええ?そうだったの?知りませんでした」


「あとさ、あとさ、この辺って、お祭りある?」

「あるよ。確か、8月のはじめ、あ、来週かな?」

「瑞希、絶対に、浴衣着て!」

「ええ?」

「着て、着て、着て、着て!」

「あはは…。わかったよ~。確か実家にあったはずだから、着るよ」

「やった!」

「くすくす。圭介、子供みたい~~」

「子供だもん~~~」

「ええ~~?もう、結婚もしてるのに?」

「あ、そっか…」

 しばらく、瑞希とふふって笑いあって、それから、一緒に手をつないで、買い物に行った。


 その公園から歩いて、10分もしないところに、駅があり、その周辺に大手のスーパーマーケットやら、レンタルビデオ屋やら、銀行やらがある。

 スーパーに入り、食器や小物を買ったり、俺のTシャツや、下着を瑞希が買ってくれたりした。

「ああ、まさに、夫婦って感じだよね!」

と、レジではしゃいでいると、店員にくすくす笑われてしまった。

 俺たちは、こう見えても、夫婦なんです!って声を大にして言いたかった。なるべく、指にはめてる指輪をちらちら見せて、アピールした。

 いや、別にその辺の人に、俺らが夫婦だって知ってもらわなくたっていいんだろうけど、でも、なんとなく、見せびらかしたい気分だった。


 花火と、風鈴と、蚊取り線香も買った。それから、食品売り場で、食料品を少し瑞希は買うと、

「今夜は、うちの実家でごちそうになっちゃおうか」

って、言い出した。

「ああ、うん。いいよ」

 買い出しがすんで、ビデオ屋によった。二人で、何を借りようかって悩んだ。

「瑞希、これは?」

「ホラーは嫌だ」

「なんで?いいじゃん。二人で観たら怖くないって」

「嫌だ!」

「じゃ、これは?」

「サスペンスも嫌だ」

「ええ~~?おもしろそうじゃんか」

 なんだよ、いったい何がいいの?


「あ!これ」

「え?何?邦画?邦画って俺あんまし観ないんだよね」

「そうなの?これ、圭介に似てる子出てるよ。ほら」

「俺、こんな金髪じゃねえし…」

「あはは、この子だって、ふだんは金髪じゃないし。黒髪の時はそっくり!」

「三浦春馬?」

「そうそう」

「『恋空』?」

「知らない?」

「うん、しらね~~。こういうのって、女子が好きそうだよね。借りたい?」

「ううん。借りない」

「なんで~?観たかったんじゃないの?」


「これ、最後別れ別れになっちゃうから、観たくないや。もっと、ハッピーエンドとか、笑えるのとか、ほんわかできるのが、いいな~~」

「別れちゃう話なの?」

「そう。日本の映画って、多いよね。なんか、最後にどっちかが、死ぬ…」

「え?」

「……。そうだ!これこれ!観たかったの。これにしようよ、圭介」

「え?まじ?『魔法にかけられて』?」

「うんうん」

 ゲ、信じらんね~~~。でも、しょうがない。瑞希が観たがってるなら。


 って、嫌々ながら、観ているとけっこう、はまった。

 昔はお姫様って言うのは、ただ、ひたすら王子様を待ってたり、王子様の方がドラゴンと戦い、お姫様を助け出すのに、このお姫様っていうのは、自分の好きな人のために、勇敢にもドラゴンに向かっていった。

 なんか、瑞希には言えなかったけど、その勇敢さが瑞希に見えた。言ったら、怒られたかな。瑞希も、絶対に、俺がドラゴンにつかまったりしたら、助けに来そうだ。


「この、お姫様、怒ったことがなかったんだね」

「え?」

 あ、瑞希の観ていた方ってそこ?

「怒るって感情を楽しんでたね」

「うん」

「いろんな感情があって、それを感じて味わうって、やっぱり大事だよね」

「うん。そうだね」

「圭介…。怖くない?」

「ん?」

「悲しかったり、苦しかったり…、してない?」

「うん。大丈夫だよ。瑞希がすぐそばにいるから」

「うん…」

 優しく微笑む瑞希を、抱きしめた。


「やっぱ、病院でて良かった。だって、病院じゃ、抱きしめたくてもできなかったもん」

「え?」

「え?って…。俺が時々、瑞希のこと抱きしめたくなってたの、知んないの?」

「ふふふ…」

「何?その意味深な笑い」

「だって、私が、圭介のこと、抱きしめたくなってるの、圭介は知らないんだろうなって思って」

「え?まじで?」

「まじで、まじで!」

 そう言うと、瑞希は、笑いながら、俺のことをぎゅって抱きしめてきた。


「それからね~~」

「え?」

「前から思ってた。圭介の鎖骨…」

「さ、鎖骨?鎖骨ってどこだっけ?」

「ここ」

 瑞希は、俺のTシャツを、少しずらして鎖骨を触った。

「……?鎖骨が、何?」

「色っぽいんだよね~~」

「ええ~~~~?何それ!」

「あ、やっぱり、引いた?」

「え?」

「言ったら、引くかなって思って、内緒にしてたんだ。やっぱり、言わなきゃよかった」


「え?え?鎖骨が、何?色っぽいの?え?待って、瑞希。ほかは?ほか!」

「…ほかって、圭介の色っぽいところ?」

「うん」

「手。指。綺麗だよね」

「俺の?」

 自分の手を見てみた。…どこが?

「首、横顔。鼻。目。眉毛。まつげ…」

「……。あ。もういいや」

「え?なんで?」

「いや…」

 やべ~~~。顔から火出る!


「あ、圭介、真っ赤だ」

「だから、もういいって!」

「圭介、照れてる~~!」

「ああ、もう!何?じゃ、時々じっと見てるとき、そういうこと考えてた?」

「え?」

「俺のことじっと見てるときあるじゃん。あれさあ、見とれてるでしょって、俺、茶化してたけど、まじで、見とれてたの?」

「うん!」

 うんって…。


 瑞希は、無邪気にそう言うと、俺の顔をまじまじと見て、

「圭介って、綺麗だよね」

「き、綺麗って言われても、嬉しくない…」

「なんで?じゃ、かっこいい」

「かっこいいって、え…」

「あはは。また、照れてる!ね、それ、まじなんだよね」

「何が?」

「本当に、自分のこと、かっこいいって思ってないんだよね?」

「思うかよ!普通。思ってたら、ナルシストってやつでしょ!」


「やっぱり、自覚はないんだ」

「なんの?」

「くす…。圭介、絶対もてるのに。もててることも自覚してないよね」

「もててないから」

「嘘~~。看護士さんにも~~。杏ちゃんにも~~」

「だから、俺は、瑞希にだけもててたら、それでいいの。それで満足なの。瑞希は?」

「え?」

「ほかのやつからもてたいの?」

「圭介だけでいいよ」

「だろ?」

「うん」


 そう言うと、瑞希は俺の肩にもたれてきて、手をにぎって、

「圭介のね。全部が好き」

って、ささやいた。

 ああ、やべ~~~。思いっきりにやけているか、真っ赤になってる、俺。

 でも、なんか、照れ隠しもする気になれず、そのまま俺の肩にかかる瑞希の髪の匂いをかぎながら、幸せに浸っていた。

 

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ