登場人物・用語集
<主な登場人物>
〇ディーン(セレスディーン)・グラティアス
癖のある黒髪、濃紫の瞳。東国カルディアロス出身の旅人。17歳。
元舞楽師で気の剣法の遣い手。口は悪いが人情に篤い。女好き。
過去に事件に巻き込まれ、国を出奔した。九曜を助けたため、右腕が〝死の腕〟となる。
〇レイ(レイファシェール)・セジェウィク
白銀の短髪、藍色の瞳。16歳。西国エファイオスの真珠の宮で生まれ育つ。
父親は帝都貴族。妾腹。感応者の素質を持つ。日位の剣士の資格を取得。
[銀の兇児]の言い伝えのため、生まれながらに男装をしている。
聖宝奪回の褒賞として、聖母より神剣・輝破矢を授かる。
〇九曜
テーベで魔術師に捕らわれていた氷の妖魔。過去の記憶を失っている。
ディーンに助けられ、行動を共にする。蒼白の巻き毛、虹色の虹彩と青い瞳。
5,6歳の少年、仔猫、獅子と外見を変えることが可能。
〇ギガース(火の目を持つ者)
黒髪、黒目。赤銅色の肌。巨漢。妖魔狩人。
魔剣・荒炎の遣い手。ディーンとは旅の途中で知り合った。
〇炎華
黒髪、黒目、黒檀の肌。裸体の美女。魔剣・荒炎に憑く精霊。
火人の長を凌ぐ天眼をもつ。
〇ルークシェスト/シェス
黄金の巻き毛(変装時は茶色の鬘)、碧眼。レイの兄。帝都貴族。
金位の法術師であり天位の剣士でもある。腹違いのレイを溺愛している。
〇イリヤ(イルレイア)・セリーナ・クリスタル
曙色の髪、褐色の瞳。女性聖騎士。レイの姉的存在。
聖宝奪回を任されたレイの無事を祈り、神殿で髪を捧げた。
〇エリーズ
レイ付きの侍女。エファイオスのアレトゥーサ出身。平民。
〇ノア・ライムス
黒髪、緑の瞳。自治州テスに中央捜査局特別司令官として現われた美貌の男。
セイデンの右腕。元は平民で、神官だったことがあるらしい。
〇セイデン
黄金の短髪、碧眼。口髭。厳格な容貌。四十代。中肉中背。
レイとシェスの父親。帝都貴族。リューンではフォーブス第一天公爵を名乗る。
〇聖母
黄金の巻き毛、紫水晶の瞳。[象牙の塔]に座す神秘の女性。
神の声を聴くと言われ、神力で統一世界を守護する。
〇アルーザ
緋色の巻き毛、緑の瞳。妖艶な美女。聖浄派の教主。
〇ギデオン・メリアデス(ギディアス・トリストラム・メリアデス)
金色の短髪、口髭。自称科学者。レオノイス王家の末裔。
〇ラザロ
妖術師。屍人形と魔蔦を操る。
≪東国曲技団≫
〇ウー・ソンファ…女座長。22~23才。東国美人。
〇ウー・メイリン…ソンファの妹。レイと共に攫われる。
〇ティアン…荷物持ちの青年。
≪カルディアロス関係≫
〇ソロモン・ナイト…亜麻色の髪、茶色の目。シン族の血を引く青年。爪牙衆次期総帥。
〇カーミア・ルウェイ…黒髪、黒目。姉エレンの仇としてディーンを狙う。
〇チュン・イー…ユウォン伯爵の代理。小柄な丸顔の男。頭髪は薄め。
〇エレン・ルウェイ…マグノリア公爵の愛人。公爵夫人に殺害される。
<地名・その他>
〇統一世界…帝都が統治する、古五王国を含む三十二ヵ国と二十四の自治州の全て。
〇帝都…統一世界を統べる強力な専制国家。
〇古五王国…南のアルビオン、西のエファイオス、東のカルディアロス、中央のリューン、北のビグリッドという五つの主だった王国。帝都に従属する。
〇総督府…古五王国に配備された帝都の管理機関。
〇中央捜査局…帝都の捜査機関。紋章は六芒星と鷲。
〇リューン公国…セントゲア大陸西部にある古五王国の一。中域諸国の筆頭をとって帝都の傘下に入った。首都はオファリス。農耕と鉄鋼業が盛ん。
〇レオノイス…ティシス海沖にあったとされる幻の王国。一夜で海に沈んだ。
〇帝都人…帝都に住む人という意味だが、〝帝都貴族〟となると通常の王侯貴族の上位の存在を指す。
〇光明神教…光明神ルシアを祀る、統一世界の主幹となる宗教。
〇聖浄派…二次宗教団体。修練することで普通の人でも能力が得られ、永遠の美が約束されるという教義で、少女を中心に信者を集めていた。異教とみなされ、強制解散される。
〇原罪者…生まれながらに罪を犯した一族。贖罪のため、妖魔を狩り続ける一生を送る。
〇火人…原罪者の一。南の果てエデンに住み、死霊の谷の魔王の封印を守る。
または魔剣に選ばれ、妖魔狩人として旅に出る。永遠の炎を崇める。
〇妖魔…魔界に住む生き物。角があり、長命で魔力を有する。形態変化や空間移動が可能。
〇妖魅…下等な魔性。妖気が集まるところに群れ湧く。
〇魔王…妖魔の王。
〇感応者…強い感応力を持ち、自然と交信できる者。
〇能力者…能力を持つ者。在り方によって、法術師、魔術師等、呼称が変わる。
〇能力…妖魔の魔力に相当する超人的な能力。個々によって種類や強さが異なる。
〇法術師…神の名の下に能力を行使する者。
〇魔術師…私利私欲のために能力を行使する者。
〇妖術師…下級な魔術師。妖魅などを使役として行使する。
〇屍人形…邪法によって死体にかりそめの魂を入れられ、傀儡となったもの。




