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天国にいると思われるあいつに送る

作者: 清水兪依
掲載日:2018/03/14

はじめまして、清水です。


処女作ですので、暖かく見ていただけるとありがたいです。

今日私たちの仲間が1人死んだ。


車にはねられても死にそうになかったあいつがあっけなく事故で死んだ。

学校の帰り道だった。



私たちの仲間の中で、一番いいやつで、ムードメーカーだったあいつが死んだ。


昨日まで、バカみたいなこと言い合ってたのに、次の日になったら、あいつは死んでいた。


即死だった。


足が速く運動が得意なあいつは、車にはねられて死んだ。




どうして何もしてない、あいつが死ぬんだろうか。



まだ17歳のあいつは、私たち仲間を置いてどこか知らない遠くに行ってしまった。


なぜあいつが死ななければならなかつたのだろうか。


あいつは未来と希望をたくさんもっていたのに。


あいつが一体何をしたというだろうか


人生は理不尽な出来事でいっぱいだというが、ここまで理不尽だとは思ってもいなかった。





あいつが死んでから、一年経った、


今日は卒業式だった。

本来いるはずのあいつはやっぱりいない。


あいつが死んでから、みんなおかしくなった。


あいつがいないからだ。


みんな楽しくないのに笑うようになった。


そうじゃないと私たちは、狂ってしまいそうだったから。


あいつはみんなから好かれていたから。



みんなの名前が呼ばれる中、あいつの名前も呼ばれた。


私たちは、あいつを忘れたくなかったのだ。

校長に頼んで読んでもらうことにした。

仲間だから。


あいつの名前が呼ばれた時、私たちがあいつの代わりに返事をした。



これをすることで、あいつが報われることを祈る、

私たちだった。







初めて書きました。

暖かい目で読んでいただけると幸いです。


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― 新着の感想 ―
[一言] とても切ないお話ですね。 人の命は脆く儚いものなのかもしれませんが、残された人はその人の思い出を胸に抱えたまま生きていくのですね。 生きた証は必ずどこかに残るものなのかもしれないと思わされ…
2018/03/14 21:16 退会済み
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