4.好きから好きへ2
4.好きから好きへ2
そして、誕生日当日。学校では零太さん、芹ちゃん、彗君が祝ってくれた
夜は俺の家で飛草家と食事会をしていた
「英弥、花月、優真は皆に迷惑をかけてなかったか?」
「迷惑なんて、とんでもない。いつも晩ご飯とか一緒に食べてくれて嬉しいくらいだ。」
「そうよ。水守の手伝いとか、私たちが仕事中に家事をやってくれたりして助かってるわよ。」
「あら、私たちが出張している間にずいぶん成長したみたいね!」
「そんなことないよ。」
「ううん。ゆーちゃんが手伝ってくれてすごく助かってるよ!ありがとね。」
「そうか、そうか。優真は頑張っているか。そうだ!これ、英弥と花月に。こっちは清那ちゃんに。そして、これはミモちゃんに。」
父さんは出張先の南アメリカで買ってきたであろうお土産を皆に渡した
水守にはお菓子、せいねぇには出張先の会社の手芸道具の試供品、英弥さんたちにはコーヒー豆が渡された
「ミモちゃんには甘いお菓子よ。」
「わぁ〜!ありがとう!」
「俺には?」
「優真にはマグカップよ。」
「おっ!いい模様…だけど、なんで2つあるんだよ?」
「ん?なんとなくよ。優真の未来のお嫁さん用?」
「未来のお嫁さん用って…何年後だよ!」
「…未来のお嫁さん。」
何かを呟いた水守の方を向く
「水守?どうしたんだ?顔、赤いぞ?」
「えっ?…ううん、気にしないで。」
20時頃、風呂から出て部屋でゆっくりしていたらスマホの着信音が響いた
水守からのメールだった
『一時間後、子供の頃によく遊んだ公園に来て!誕生日プレゼントを渡したいから!』
(誕生日プレゼントぐらい隣なんだから渡しに来たらいいのに…)
そんなことを思いながら一時間後に公園に行ってみた
公園に着いて5分くらい経った頃、ゆーちゃんは来てくれた
「よっ!どのくらい待った?」
「5分くらいかな…」
「それで?誕生日プレゼントって?」
「えっと…ね。少し昔話をしてもいいかな?」
「ん?ああ、いいぞ。」
「ゆーちゃん、中2の時、私がイジめられてる時に約束してくれたよね?」
「あ〜、あの約束ね。」
「お前へのイジメは俺が絶対に解決してやる!一人ぼっちにさせない!約束する!って。」
「恥ずかしいから口に出すなよ。」
「わたし!嬉しかったよ。あの時は何かがスーッて吹き飛んで泣いちゃったけど。」
「いきなり泣き出してビックリしたよ。何か悪いことしたかなって思った。」
「えへへ、ごめんね。ねぇ…どうやって解決したの?」
「……。」
「まだ…言えない?」
「…うん。」
「そっか。いつか言ってくれる?」
「絶対に言うよ、水守には聞く権利があるし。」
「分かった、待ってるね…。よしっ!昔話はここでおしまい!」
「で、誕生日プレゼントってなに?」
「そんなに気になる?」
「そりゃ、気になるだろ!」
「そっか。じゃあ、今から言うことをちゃんと聞いてね。」
「お?おう。」
「………。ゆーちゃん、好きです!私、ゆーちゃんのことが大好きです!」
「…え?」
「私の気持ち。私の想い。それが私からのプレゼントだよ…。」
水守は半泣きでそう言い切った
一方、俺は心臓がバクバクで頭の中が真っ白になった
(え??水守が俺のこと…好き?まさか、両想い?)
「優真君、受け取ってくれますか?」
「あ、うん。実は俺も水守のことが好き…なんだ。」
そう言って、水守を抱き寄せる
抱き寄せた弾みで淡い髪の香りが漂ってきて水守も風呂上がりなんだと認識した
「あ………。」
「ありがとう。嬉しいよ。」
「ゆーちゃん、お誕生日おめでとう!こんな私だけど、これからよろしくね…。」
こうして俺と水守は恋人になった
スイートライフ1部end…
ここまでのお付き合いありがとうございます!
<(_ _)>
処女作となるスイートライフ1部、いかがでしたでしょうか?僕としては文の構成、表現など知識不足なところがありまだまだだなあと思っております。だからと言って書くのはやめません。人と関わり合うのと同じで書いてみないと分からないところもありますしね(笑)
さてさて、スイートライフはまだ続きます。書いてる途中なので投稿はまだ先になりますが。
水守の記憶にない過去の出来事、富宮琴音の存在、そして付き合いだした優真と水守の未来
トゥルーエンドとバッドエンドの両方が頭の中にあるので悩んでますが、もしかしたら両方書くかもしれないです。スイートライフ2部の投稿をお楽しみにしていただければ幸いです。
他にも物語となるネタが10数個はあるので、大体同じ時期に投稿できるよう頑張ります
感想、レビューお待ちしてます<(_ _)>




