31 血の雨
「クスクスクスクスクス、」
「クククククク」
少し奇抜なメイド服をきた女と、燕尾服をきた男が優美に笑っている。
「私達、使用人も加勢するんですよ」
「ねえ?アナタたち」
その後ろからぞろっと10数名でてくる。
「我らが主たちの道は、我らが拓く」
タッと飛び散ると、暗殺者たちを次々になぎ倒す。血飛沫が飛び散りそれがまるで雨のよう。
「ふふ、主のようには行きませんね」
血飛沫を浴びた使用人たちは、足下に転がる死体を見下ろしながらみな同じことを呟く。
「そりゃぁ、そうですよ。ケタがちがーう違う。」
そう言いながらアリスは、ナイフを横へ凪ぐ。
「あはっ、汚れちゃいました。お嬢様に怒られちゃいますかね?」
暗殺者、ターゲットに質問するが「しるかっ」
「ふーん、まいいや。アナタは、死ぬんだから」
「…しなねぇー」
「それはどうかなー」
バンッ、銃音が響く。
倒れゆく、男。
「……あーあ、速攻でしたね?しかも、派手に血飛沫あげちゃって…また汚れちゃいました」
アリスはくるりと振り返る。
「まるで、雨のあと…ですね」
一面血で染められたその部屋を出た。
「さぁて、次はお迎えの準備をしましょう!ここまで減らせたので十分です」
ぞろぞろと使用人一度を引き連れ、仕事が終わった主を迎え入れる準備をするため即座に帰る。
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