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第五章〜撃退

わけのわからない展開になってしまいました。これでいいのでしょうか?

『おうい!店のモノ!何をしやがるんだ!お客様に対しててめえらは一体何をしているのか。わかってやっているのか?あ!?』

そんな声が外界━━そう。まさに下界から。下々の者の声が━━から、聴こえてきた。

真臣が舌打ちをするのがわかった。

舌打ちしても、小岩を下に向けて落としていく手の速さは少しも(ゆる)まないのであった。

「撃退してやる」

そんな呪詛(じゅそ)のような真臣の声が、小さく聴こえるのであった。

━━店長。それ以上なさっては・・・。よろしいのですか?

硝子の心の中の声である。

それを読み取ったかのように真臣が笑った。

「これが店員は神様だ、といえことだよ。わかるかね、硝子クン。客は神様に()う為に命懸けでどりょくしなければならないものなのだよ。はっははは」

そんな発言を繰り返しながら岩を投げ落とし続けてどのくらい時間が()っただすろうか。

『うわっ』

そんな男の叫び声のようなものが下から響いてきたのだ。

「やったか?」

真臣が、呟くのがわかった。

「え?やっとゃった?」

硝子。真臣が下を覗き込んだ。

「ふふふ。とうとう落ちていったよ。堕としたんだよ。ははは」

「はあ」

所詮(しょせん)、この店に入る資格のない客もどきだったということだな。ざまぁみろ、だ。ははは」

「はあ」

「見たか?硝子クン。今のがお手本だ。君もしっかり真似してくれ(たま)えよ。ふはは」

有り難う御座いました。

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