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……その状態を思うのなら、……まだ相手方を責められる状態は、まだ自身に精神的な力があって、尚且つ、……相手方に期待……というか、希望を持ち得ている状態なのでしょう。
……このような状態に自身が一度ならなければ想像も出来ない心理的状態なのだから、このようなことを書き込んでも理解は難しい方ばかりであろうと、私は想像します。
……自分自身が可哀想と抱き締めている間は、自分以外の他者のことなど蜃気楼の先の出来事のように、感覚で迫ってくることなど無いものです。……思考しようと努力して……やっと、頭で文字のような実感の無いそれを紙を食むように噛み締めようとすることが限界……なのでしょう。
……感覚は、頭で理解しようとしてもその領域外なのだから、仕様の無いことです。……実感を伴うそれは、相手方から教えられることではなく、降って来るように突然感覚を解るもの、なのでしょうから。
解らないことが良い悪いの領域に無い話です。