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鑑定結果

「...知っているのか...ならそのやり方を...!」


とベルゼブブがマモンに聞こうとするとマモンの後ろに扉が現れそこに飛び退く形でマモンはその扉に入ってしまった。


「...!?クソ!?」


『...まぁ、そんなに慌てんなって♪』


と焦るベルゼブブを嘲笑うかのようにマモンの声が何処からか聞こえ始める。


『お前は言ったよな?蘇らせる方法はあるのか?それを知っているのか...否かって?俺はちゃぁんと答えたぜ♪』


「...くっ...」ピシッ!!


と図星を疲れたベルゼブブは悔しさを全面に出した後歯を食いしばる...その力は相当なものなのか自らの歯にヒビが入っていた。


『まぁまぁ...そんな悔しがるなって...俺はお前に1つ提案したい...その提案に乗るならまた顔を出すことにする...』


「内容は?」


『そうだな...俺はお前の為にレールを敷きたい。言うならば...』


とマモンが言う提案にベルゼブブは...心底驚いた。そして彼はその提案を飲むことにする。


「...例えば?」


『そうだな...お前の大切な人を再びこの世に戻すにゃ...それ相応の知識と力がいる』


「...そりゃそうだな」


『だからお前には...とある学園を卒業して欲しい...いや、卒業しなきゃこの世界での上に行けないってこった』


「つまり...お前と対等になれば良いと?」


『そうゆうこった♪っとこんだけ時間がかかりゃ...もう良いか』


とマモンが言うとベルゼブブの目の前に扉が現れそのまま開くとマモンが出てきた。

...驚く事に今まで受けていた傷は完全に修復されていた...


「...治ってんのかよ」


「まぁ気にすんな♪っとまぁ今からもっとしっかりと説明うんぬんしようと思うからよ俺の別荘に行くとするか」


と言いながらまた扉を開きそこにマモンが入っていく...ベルゼブブはまだ警戒を解いておらず入らずにいるとマモンが顔と手だけを出して


「早く来いよ〜♪一応簡単な食事は出せるぜ♪」


ベルゼブブはそんなマモンから敵意を感じずそのまま入る事にした。


別荘は館とは違い質素ではあったが机、椅子、ベット、ソファーなどがしっかりとあり生活が出来る。机の上にはいい匂いの料理がある。


「...これがちゃんとした部屋なのか...」


とベルゼブブが少し浸っていると...突然マモンの部下の1人が短剣を持ち、ベルゼブブの顔面目掛けて刺そうとして来たのだが


バリ...ボリ...


と音を立てて短剣はベルゼブブの口の中へと消えていく...


「おいおい...バリ...大層な出迎えじゃないか...」


とベルゼブブがなんともなく短剣を食べ終わり部下の方へと目をやると既にマモンからのゲンコツをくらい延びていた。


「すまんすまん♪このバカ俺の扉に隠れてやがったらしい...ったく」


と部下を担ぎ近くにあったソファーへと寝かせた後椅子へと腰をかけ、ベルゼブブにも


「さぁ...喰いながらでも話そう」


と誘う。ベルゼブブはなすがままに椅子に座った後頭蓋骨を優しく机の上に置きマモンが用意した食事を口にしていた。


「...ムグムグ...ハグ......ング...これは?」


とベルゼブブは料理に夢中になっていた。

食べながらこれは何の肉なのか?これはどう言った料理なのかとマモンに質問攻めをしていた


「そいつはドラゴンのステーキだ♪っと...そいつに合う飲みもんが〜っと...ほれ」


とマモンはグラスに赤い液体を注ぎベルゼブブに渡すとベルゼブブは鼻をスンスンと動かし匂いを嗅ぐと驚いた顔をした


「これ...」


「お前にゃ、分かるわな...そう血だ♪その肉の持ち主のな...肉の所有者の1部なんだから合うに決まってるんだよ...まぁ...俺は嫌いだけど...っとそんな話はどうでもいい」


「ン...」カタン......


「さっきの続きだが...学園を卒業しなければ上には行けない...という話だがそれにはちょいと面倒くさくてな」


とマモンが面倒臭そうな顔をしながら話を続ける

数分後には話が終わりベルゼブブは


「......ほぉ?まぁ簡単に言えば俺の目的を行う為には「上」の悪魔達の首を縦に振らせれば良いんだな?...そしてそれをするには学園に通った後にそこを卒業しろと」


「そう...ぷはぁ〜♪...とまぁ学園には顔が利く、入るには簡単...出るには俺の顔が利いても無理だ」


とベルゼブブは頭蓋骨を優しく撫でながら


「だからレールが敷きたいって事なのか行先決めずに...なるほどな」


「あぁ...俺の夢の為にはお前が必要なんだ...じゃなきゃお前みたいな孤児悪魔拾わねぇ♪」


とマモンが喋っている間はベルゼブブは食事を始めていた


「ハグハグ...ムグムグ...ゴクゴク...」


「お前ほんとに食ってばっかだな...出会った時も死体食ってたし...あ♪」


とマモンは何かを思い出したかのように手が入るだけの扉を開きそこから紫色のガラス玉を取り出すとベルゼブブの前へと出した


「...?何だこれ...ムグムグ...」


「覚えてないだろうけどよ...これはあの奴隷商人の奴が持っていた鑑定出来る眼鏡の上位互換だ」


「...鑑定?よく分からん、俺は産まれてこの方そんな事やった事も無いし聞いた事も無い」


「ほんとに覚えてないんだな...それにお前はこの世界の住人か?鑑定を知らないだなんて...今はともかく手を置いてみろ♪」


とマモンは指差しでベルゼブブに指示するとベルゼブブは食事を止めてガラス玉の上へと手を載せる...するとガラス玉から光の板が空中に映し出されるのだった


「...これは?」


「これが鑑定の結果だ♪...それにしてもあの時とは違ってパークの結果が出てんじゃねぇか!!!」


鑑定結果...


名...ベルゼブブ


パーク:「生産者」


スキル鑑定結果:4


暴食(ぼうしょく)

・ゲテモノ喰らい

狂喰(ごうばみ)

・配下召喚


と言った結果にベルゼブブはふむふむと見つめて


「...これが俺の能力なのか...いざ目に見えると分かりやすいな...」


とベルゼブブが納得しているとマモンは口を開けて驚いていた...そんなマモンをベルゼブブは


「どうした?口をそんなに開けて...!まさか顎でも外したのか?」


と聞くとマモンは机をちょいと力強く叩いてベルゼブブの方へと身を乗り出した


「うぉ」


「どういう事だぁ!?お前!?何故こんな短期間でスキルが増えてやがる!?」


「はぁ...?...ハグ...」


「喰うのをやめぇい!」

お久しぶりです!!生きてます!以上!失踪はするつもりはござァせん!

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