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やっぱり長女気質なの?!  作者: 平手みづき
新学期編
18/38

14

「また君に会ったね。アイリーンさん?」

「はい。この間はアドバイスをありがとうございました!」


「この間?」

「アイリーンはどこで殿下と知り合ったんだ?」


二人ともなんで怒った声を出してるの?


「先日、図書館に来たときにたまたま殿下とお話しする機会があってね。その時に実習のアドバイスを頂いたんだよ。」


「僕は運命だと思ったね。図書館でこんな美しい人に出会えるなんて。そう思わない?」

「はぁ。」


そう言って、アルバート殿下が手を握ってきた。

どうしようかと思っていると、後ろから誰かに引き離された。


「アルバート様、僕の婚約者に何してくれてるんです?」

「おかしいね。僕が調べたところではアイリーンさんに婚約者なんていないってことになってたけど?それに君はまだ婚約できる歳じゃない筈だけど。」

「歳なんか関係ない。俺は既にアイリーンから婚約の許可をもらっているからな!」

「なにっ?!」

「本当ですか、姉上!」


「それは、その……、」


確かにレイのこと、好きになったら婚約するつもりだったけど。


「アイリーンさん、僕じゃダメかな?僕ならレイモンドみたいに待たせたりしないよ。」


これ、ダメとか言えないやつでしょ。


因みにアルバート殿下とレイはいとこ同士だ。キザなところが似てる。


「お言葉ですが、うちの姉は男性が苦手なので、婚約は出来ないかと。」

「君は優秀と噂のアイリーンの弟君か。君も僕のことを義兄と呼ぶ方が良いだろう?」

「どっちとも言えません。ただ姉は渡しませんよ。」

「ふーん。君も手強いみたいだね。」

「おほめに預かり光栄です。」


最早私を置いてきぼりにして、話が進んでいる。

どこにそんなに揉める要素があるの?


「やっぱり私ではレイにふさわしくないから、揉めているの?」

「そんなことない。アイリーン、愛してる!結婚しよう‼」

「は、恥ずかしいからやめて!」


「っっっ!」

「姉上が赤くなるなんて。可愛すぎる。」


もう!

殿下もヘンリーも茶化しすぎ。


「アイリーンさん、僕、さっき告白したんだけど気付いてる?」

「あれ、告白だったんですか?!」

「姉上は鈍いので余計なことは言わないで下さい。」 


ちょっと!言い過ぎじゃないの?

とにかく……



「皆さんいったん落ち着きませんか?」


「「「落ち着けるか!」」」





皆さん結構仲良しですね?





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