プロローグ?序章的な!
お久しぶり、つってもわからないだろうから、初めましてRyoutoです。テキトーに見てやってくださいな。
久しぶり、いや、初めましてって行ったほうがええんかな。とにかく久しぶりです。なんかこっぱずかしいいな。正直小説とか書いたことねえから、最初どんなふうに書き始めたらいいかわかんねぇや。まあ、どうせ書きたい気持ちさえあれば形にはなんだろ。
あ、自己紹介しないとな。俺の名前はナカハラって言うんだ。本名出しちゃったよ。いいのかな?まあいいか。ただのしがない大学生だ。つい最近まで高校生だったよ。
今は大学の農学部に通ってる。なんか進路考えてる時に「あー、なんか作りてぇ」って思って農学部入ったんだ。なんだそれって思うかもしんねぇけど、そうなんだ。
んで、暇だから小説でも執筆しちゃおっかなって。俺天才だからさ、いけんじゃねって。
とりあえず、今まで経験したことテキトーに書き連ねるわ。ま、楽に読んでくれよな。なんでこんな上から目線なんだろ、まあいいか。
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「お前、結局何がやりたいん?」
どんちゃん騒ぎの飲み会から抜け出し、一緒に煙草を吸いに来た鵜都先輩が俺に問いかける。
何がやりたいかって?、ナニはやりたいけども。
「なんかさ、なんつーの?お前にはビジョンが見えへんねん。志とかさ」
志ねえ。正直あんま考えたことないなあ。その日暮らしで平和暮らせればっていう志ならあるけども。
「お前の人生楽しくなさそうや。そういう奴見るとこう言いたくなんねん」
正直、お節介と思う。だって俺はそれなりに楽しいとも思ってるし。
「やって大学やで?まだ学生やで?4年間も遊べんねんで?じゃあ、遊ばな損やん!」
この人は大学生の本分を忘れてるのではないだろうか。大学生の本分は勉学だろう。
「勉強なんてな、大学の講義受けてるだけじゃ意味ないねん。あんなんは教授が自分の自伝をペラペラ喋ってるだけや。そんなん聞いたってなんの意味もない。自分で動いて、自分で経験して、初めて勉強になるんや」
そうなのかな、きっとそうなのだろう。先輩の言うことは、あまりにも実践的で、短絡的ではあるが、道理が通ってるように思えた。
「お前はな、もっと行動せなあかん。動かなあかんねん。そうじゃないと、生きてて損やでな」
俺は何も言えず、2本目の煙草に火をつけた。
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ひどく頭がいたい。おそらくっていうか、絶対昨日飲み会のせいなんだろうけども。時計はAM8:58を示している。一限がAM9:00スタートなので、絶対間に合わないと確信し、ゆっくりと二度寝の体制に入った。
昨日のことはよく覚えてない。しかし、鵜都先輩に言われたことははっきりと覚えている。その言葉を頭の中で反芻すると、胃が痛くなってくる。
やはり自分はつまらない人生を送ってるのだろうか。こうして授業をサボってただ寝るだけのプー太郎でしかないのか。
そんなことを悶々と考えながら布団にくるまっていると、突然部屋のドアが爆音を鳴らし吹っ飛んだ。
「なぁーーーかぁーーーはぁーーーらぁーーー!!」
怒号を鳴らし、俺の名前を呼びながら、部屋に入ってくるその男は、俺の数少ない友人であり、悪友であった。
「なんだよ朝っぱらから、あとノックぐらいしろ」
「お、起きてんじゃん。一限サボってるだろうと思ってさ」
「お前の方こそこんな時間に寮にいるってことは一限サボりだろ」
「ブッブー、んなわけねえだえろ?」
正直、「ハァ?」状態の俺に悪友はこう告げる。
「今から植林しに行こうぜ!!」
・・・。悪友である竹技が意味のわからないことを言った。時計は9:00を示しており、一限が始まるチャイムが外に響いた。