表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Forest Students 森を学ぶ者  作者: Ryouto4989
1/1

プロローグ?序章的な!

お久しぶり、つってもわからないだろうから、初めましてRyoutoです。テキトーに見てやってくださいな。

久しぶり、いや、初めましてって行ったほうがええんかな。とにかく久しぶりです。なんかこっぱずかしいいな。正直小説とか書いたことねえから、最初どんなふうに書き始めたらいいかわかんねぇや。まあ、どうせ書きたい気持ちさえあれば形にはなんだろ。

あ、自己紹介しないとな。俺の名前はナカハラって言うんだ。本名出しちゃったよ。いいのかな?まあいいか。ただのしがない大学生だ。つい最近まで高校生だったよ。

今は大学の農学部に通ってる。なんか進路考えてる時に「あー、なんか作りてぇ」って思って農学部入ったんだ。なんだそれって思うかもしんねぇけど、そうなんだ。

んで、暇だから小説でも執筆しちゃおっかなって。俺天才だからさ、いけんじゃねって。

とりあえず、今まで経験したことテキトーに書き連ねるわ。ま、楽に読んでくれよな。なんでこんな上から目線なんだろ、まあいいか。


####


「お前、結局何がやりたいん?」

どんちゃん騒ぎの飲み会から抜け出し、一緒に煙草を吸いに来た鵜都先輩が俺に問いかける。

何がやりたいかって?、ナニはやりたいけども。

「なんかさ、なんつーの?お前にはビジョンが見えへんねん。志とかさ」

志ねえ。正直あんま考えたことないなあ。その日暮らしで平和暮らせればっていう志ならあるけども。

「お前の人生楽しくなさそうや。そういう奴見るとこう言いたくなんねん」

正直、お節介と思う。だって俺はそれなりに楽しいとも思ってるし。

「やって大学やで?まだ学生やで?4年間も遊べんねんで?じゃあ、遊ばな損やん!」

この人は大学生の本分を忘れてるのではないだろうか。大学生の本分は勉学だろう。

「勉強なんてな、大学の講義受けてるだけじゃ意味ないねん。あんなんは教授が自分の自伝をペラペラ喋ってるだけや。そんなん聞いたってなんの意味もない。自分で動いて、自分で経験して、初めて勉強になるんや」

そうなのかな、きっとそうなのだろう。先輩の言うことは、あまりにも実践的で、短絡的ではあるが、道理が通ってるように思えた。

「お前はな、もっと行動せなあかん。動かなあかんねん。そうじゃないと、生きてて損やでな」

俺は何も言えず、2本目の煙草に火をつけた。


####


ひどく頭がいたい。おそらくっていうか、絶対昨日飲み会のせいなんだろうけども。時計はAM8:58を示している。一限がAM9:00スタートなので、絶対間に合わないと確信し、ゆっくりと二度寝の体制に入った。

昨日のことはよく覚えてない。しかし、鵜都先輩に言われたことははっきりと覚えている。その言葉を頭の中で反芻すると、胃が痛くなってくる。

やはり自分はつまらない人生を送ってるのだろうか。こうして授業をサボってただ寝るだけのプー太郎でしかないのか。

そんなことを悶々と考えながら布団にくるまっていると、突然部屋のドアが爆音を鳴らし吹っ飛んだ。

「なぁーーーかぁーーーはぁーーーらぁーーー!!」

怒号を鳴らし、俺の名前を呼びながら、部屋に入ってくるその男は、俺の数少ない友人であり、悪友であった。

「なんだよ朝っぱらから、あとノックぐらいしろ」

「お、起きてんじゃん。一限サボってるだろうと思ってさ」

「お前の方こそこんな時間に寮にいるってことは一限サボりだろ」

「ブッブー、んなわけねえだえろ?」

正直、「ハァ?」状態の俺に悪友はこう告げる。

「今から植林しに行こうぜ!!」

・・・。悪友である竹技が意味のわからないことを言った。時計は9:00を示しており、一限が始まるチャイムが外に響いた。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ