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ちょっぴり複雑な関係  作者: rion
7/7

【ちょっぴり複雑な関係】

私、天野直美15歳、

高校1年生の女の子。


前回の続きから…

興味無い方はスルーしてね。




季節は、もう直ぐ、夏…


服も、だんだん、

薄着になって来たので…

ちょっと心配…


なぁ〜んて…

私…胸が…グッスン…

大きくないのよね〜


でも、ま、男の子になっている今は…

それが、せめてもの救いかも…


そんな夏休みが、

近付いていた

ある日…


いつものゲームセンターで、

和也くんと、

それぞれのゲームをして

遊んでいた時…


ゲームを終えた和也くんが…

私の側に来て…

『なぁ、夏休み、もぅ直ぐだろ⁉︎

お前、予定とかある?』


『別に…無いけど…』

まだ、ゲームをしながら、

何だろう?と、思った…


和也くんは、

空いていた隣の椅子を

足で器用に引っ張って来て…

そこに、腰を下ろしながら…


『お前、部活とか、

アルバイトとか、やってねーの⁈』


現在(イマ)のところは、してね〜よ。

お前こそ、どうなんだよ⁈』


出来るだけ、

意地悪く言っちゃったw


私、部活は、一様している。


ウチの学校は、ひとり最低でも、

ひとつは部活に入部しなきゃ

いけない校則になっていて、


入りたく無いけど…

仕方無く入部した…


私が、入部したのは、

スポーツ部とかじゃなくて、

美術部…

子供の頃から…

絵が、好きだったから…

なんだけど…


それに週1..(1週間に1度の略)

しか活躍しない、という

利点もあったから…

入部しちゃった訳だけど…


そんな私の問いに、

和也くんは平然と…

『そんな事してたら、

こんな所にいる訳ねぇ〜だろ〜w』


だって…

それもそぅね、なんて考えてたら…


『それよりさ、夏休み、予定ねぇだろ〜⁈

だったらさ〜俺、ダチ(友達)と、

海行く約束してるんだけど、

お前も来ないか?』


なんて、いきなり…

私は、ゲームもそこそこに、

その、恐ろしい言葉を反すうしていた…


”海”…

海って事は…

つまり…泳ぐって事よね〜

泳ぐって事は…

男の子だと、上半身が…

裸に…なる訳でしょ…


…って事は…当然、私も…

そっ、そんな…ダメょ‼︎

バレちゃう…


どう答えようか迷っていると…


『お前、海⁈嫌い⁇』

だなんて…


困ったな〜⁉︎

どうしょう…⁉︎


まだ、無言でいると…

『あっ⁉︎ ひょっとして…

お前、泳げねぇ〜の⁈』

と、ニヤニヤ…


もぅ…⁉︎

私だって、海は大好きだし、泳げるわょ‼︎

でもね〜それとコレは関係無いの…


う〜ん…

そうだ!

上手く誤魔化そぅ…


『おぃ‼︎

人が、黙って聞いてりゃ〜

海が嫌いだの、泳げ無いだのって、

勝手に決めんなょ〜!

俺だって、海行きテェ〜し、泳ぎテェけど…

お前の友達来るんだろ〜

悪いけど、遠慮しとく〜w』


まぁまぁの、返事を出せた、と、

思ったのに…


『なんだぁ〜w

それなら平気だょ、

俺の友達、いい奴ばっかで、

気にしね〜から…』

だって…


『お前、何、遠慮なんかしてるんだょw

それより、夏休み入ったら、

いつ行くか、決めようぜーw』



そして…

時は過ぎ…


恐怖の夏休みが、始まった…


その第1日目…


私は冷蔵庫の中が、カラになりそうなので…

食料、調達に、Mデパートの食品売り場に

買い出しに行った。


服装は、万が一の為

男か、女か、わからない、

どっち付かずのモノにした…


だって、誰に出会うとも、限らないし…


女の子だと、お化粧とか、

お洒落とか、大変だけど、


その点、

男の子はラクで良いもんね。


色々、見ていると…

チラシが目に入った…


あっ⁉︎

今日は、お肉の特売日かぁ〜


なぁ〜んて、色々見ながら、

日用品や、食料などを、

カゴに入れていた時…


『天野くん‼︎ 買い物⁈』

と、声を掛けられた…


…誰だろう⁈


と、振り向いた、


そこには…

沙織里さんが…


『あっ⁉︎ はぃ‼︎』


びっびっくりしたぁ〜

いきなりなんで、心臓に来たw。


『1人暮らしも大変そぅね〜。』


だ、なんて…

ニッコリ笑い、

私のカゴの中をチラリ…


『沙織里さんも、買い物ですか?』


なんて、

当たり前の質問しちゃった。(苦笑)


『えぇ…ウチはたった2人なんだけど…

3人前も、ひとりで食べちゃう

ライオンが、居るから…

スグ食料が、無くなっちゃうのよ〜w』


と、澄ました顔で、答えて来て…


ラ、ライオン⁈


思わず、笑ってしまった…w


『本当…困っちゃうわ…』

溜息まじりの返答


笑いを堪えながら、

『たッ…大変ですね〜』


和也くんを、ライオン呼ばわりする

沙織里さんって、お茶目だなぁ〜w


『まぁ〜ね。』

って、沙織里さん、苦笑してから、

突然⁉︎

『ねぇ…天野くん…お料理なんてする⁇』

と、聞かれてしまい…


『えッ…たッ…タマには…』

って、焦って返事をしたら…


私のカゴの中身をチラッて見てから…


『あんまり、

レトルトとか、インスタントばかり、

食べてちゃダメよ〜栄養片寄るから…』


あっちゃ〜


私のカゴの中には、

洗濯洗剤と、カップ麺、冷凍食品、

カレーのレトルト、お菓子、

ジュースなどが、ドッサリ…


アハッ

確かに、身体に良いとは言え無い…


なんて、考えてたら…


『あッ!ごめんなさい…余計なお世話よね…

そんなつもりじゃなかったの…

気にしないでね…』


『いッ…いえ…そぅじゃなくて、

その通りだなぁ〜って思って…

本当…男.独りだと、

こんなんで、適当に済ませちゃうんで…

なんか、料理とかって、言っても、

インスタントのラーメン煮たり、

目玉焼きしか…作れなくて…

あの…気にしてませんから…』


急に遠慮がちになった

沙織里さんに、慌ててフォロー入れたら…


『それだけ出来れば立派よ〜w

和也なんか、

ラーメンも作れないんだからw』


『そぅなんですか?』

意外な言葉に訪ね返すと…


『これ、弟に内緒にしてね。』

って、いたずらっぽく、ウインク☆


私は、クスッと笑ってから…頷いた…


『ねぇ…天野くん…

手作り料理が、食べたかったら…

何時でも、いらしてね。…じゃ、マタ…ね。』


そして…レジに向かって行った。


『あッ…はぃ…』


と、答えた返事は、聞こえたのか?


そんな沙織里さんの後ろ姿を見ながら…


和也くんの

”姉サンは心配症”

の意味を…ぼんやり考えていた…


それから、又…1週間ほど経ち…


学校から出された宿題も、全て片付けて…

久しぶりのゲームセンターへ来てみた。


そこで、

あまり会いたく無いと思っていた

和也くんに、偶然、逢ってしまった…。


だから、この前、沙織里さんに

偶然逢った話をしたら…


『お前にまで、言ったのか〜』


だなんて…

私の他にも、言われた人、いるんだ〜


『まぁ、な、でも、そう言われるのって…

嬉しく無いか?』


『お前…変わってるなw』


えっ⁉︎

そうかなぁ〜⁇

なんて、考えてたら…


『そうだ‼︎ 海、何時行く⁈』


……私の怖れていた話題を持ち出して来た。


だから、逢いたくなかったのよねー

なるべく、考えない様に、してたのに…


『そうだょな〜』って…

言葉を濁していたら…


『今から、友達呼んで、決めようぜー』


だなんて…言って、

サッサと携帯出して、何かを打ち始めた…


ええ〜⁈

ちょっと⁉︎

もう…どうして、男の子って…

そう行動が、早いのよ〜⁉︎


私が、何か言わなきゃと、

焦っている内に…


携帯をポケットにしまって、

『アイツら、今からコッチ来るってさ‼︎』


だなんて…⁉︎


和也くんは、友達来るまで、

此処で、ゲームしょうぜっと促し…


私は、と言うと…

完全に、パニックを起こしていた…。


和也くん以外の男の子に会うなんて…

そんな、怖い事…出来ないよ〜


でも、逃げる訳にもいかず…


結局、和也くんの友達が来るまで…

ゲームに付き合う事に…


それから、

約1時間くらい、経っただろうか?


まだ、現実感が無い

私に気付かない、和也くんは、

友達が来た事を告げた…


其処には、

3人の男の子が立っていた。


和也くんが、男の人達を

紹介してくれたんだけど…


なんか、私…

ボーッとしていて、良くわかんなかった。


後で、みんなの話を聴いて、

やっと、判ったんだけど…


私は、ちょっと紹介される度に、

『天野です。よろしく。』

って…返事をしていた。


だって、こう言う時って…

なんて言えば、良いのか?

解らないんだもの…

しょうがないわよね〜


それから、

私達は、近くのpoemと言う、

喫茶店に、場所を移し、

それぞれに、アイスコーヒーを注文した。


ひと息ついて、早速、

和也くんが、例の話題を持ち掛けた。


『なぁ、何時、海、行くんだょ。』


『もぅ直ぐ、お盆だし、

その前に行かないとなッ。』


みのると言う人が、

隣に座っている

尚人なおとと言う人に話しかけ、


『そうだなぁ〜…で、何時が良い。』


予備の椅子を

引っ張って来て、座っている。

ひろしって言う人に

尚人と言う人が聞いた。


『うーん、そうだなぁ〜。

おぃ、何時にする。』


今度は、浩って人が、和也くんに

話を振って…


バトンを渡された和也くんは、

イヤ〜な顔をしながら…


『お前らなぁ〜。海、行く気

本当に、あんのかょ⁉︎』

…なんて拗ねた。


『あるに決まってるじゃん‼︎

ただ、もぅ直ぐ、お盆だし、

あんま、時間ねぇ〜と思ってさ。』


そう尚人くんが返事をすると。

稔くんが、

『そうなんだょなぁ〜

…なんで⁈もッと早く

連絡して来なかったんだょ⁉︎和也』


『しょ〜がねぇ〜だろ〜。

姉貴に捕まってたんだからよ〜‼︎』

ムッとしながら…返事をする。


『またかょ〜…』

なんて、笑いながら、言った

浩くんに、

更に、プーッとフクれながら…

『うるせ〜なぁ〜良いだろ〜‼︎』

と、声を荒げた時…


ウエイトレスのお姉サンが…

爽やかに、

アイスコーヒーを持って来た。


みんな、喉が渇いていたのか?

直ぐにストローに口を付けて、

半分くらい、一気に飲んでた。


ひと息ついてから…


尚人くんが、

『…で、何時にするんだ?』


『明日からってのは、どうだ⁈』

稔くんが、答えると、


ストローを口に咥えたまま、

もごもご、浩くんが言う。

『ちょっと、早すぎねぇ〜⁈』


『場所は、どうするんだょ⁈』

和也くんが、割って入って、


『昨年と同じで、良いんじゃないか…』

って、投げやりに稔くんが答えて、


『うぇ〜⁈また、あそこ行くのかょ〜⁈』

なんて、浩くんが、

大袈裟にリアクションしながら叫ぶと、


『海なんか、何処行ったって、同じだょ。』

と、アッサリ、尚人くんが言って。


和也くんと稔くんが、

そうそう、って頷いて、

浩くんは、仕方無く、黙ってしまった。


『場所は決まりだな。』

と、ニヤリと笑った和也くん。


『…で、何時、行くんだ⁇』

っと、稔くんが聞いて…


『2日後って、のは⁈』

と、尚人くんが言うと…


みんな、考え込んで…

暫しの沈黙の後…

『じゃあ、3日後は?』和也くんが言うと、


みんなは顔を見合わせながら…

うなずき合い、


『で、何で、行くんだ⁈』

と浩くんが…


『昨年と同じで、良いんじゃねぇ〜の⁈』

と、尚人くんが言って…


『そうだな。』

って和也くんが目配せして、

確認取った後…


私、以外のみんなは…


『じゃぁ〜、よろしく』って、

稔くんに、言った。


稔くんは、コップの氷をカリカリ

食べながら…

『おぅ!』って、返事をして…


私は、何の事だか、

さっぱりわからないまま…

話は付いたみたいだった…


その後、

私達は、また、ゲーセンに戻って、

それぞれに、遊んだけど…


名前と顔を覚えるのが大変な

私を他所に…


偶然、トイレの入口で、

和也くんにあって、


『なんか、お前に何も聞かずに

勝手に決めてしまって、わるい、な』

なんて、謝って来た…


『別に、良いよ。』

と…答えたんだけど…

本当は、少しも良く無い…


それから、夜遅くまで、遊んだ。


私達は、今日から、

3日後の朝

A.M.8時に和也くん宅に集合を

約束して、別れた。


マンションに帰って来て、

私は、まだ、何だか、ボーッとしていた。


だって、はじめて、

和也くん以外の男の子達と

言葉を交わしたり、

一緒にゲームしたりして

遊んだのが、信じられなかったから…


そして…ある事を思い出した。


そうなんだ‼︎

海に行く事になったんだ⁉︎


あ〜ん

どうしょう〜⁉︎


今更慌てても、仕方無いんだけど…


急にドキドキして来て…


本当、これは、大変な事ょ‼︎


どうしょう〜⁉︎


とにかく、ハダカにはなれないから…

何か良い手を考えなくちゃ…


それからの2日間…

私は、悩みに悩んで…

ある事を思い付いた。


そうよ〜

その手が、あったのよ〜♪

アレで行こう‼︎


そして…

約束の日が、やって来た…


私は昨夜、緊張して

中々眠れなかった…

約束の時間に15分も遅れた。


急いで、和也くんの家に行くと…

家の前に、見慣れない黒い車

日産のELGRANDエルグランド

止まっていた。


呑気にも、私は、

誰か来てるのかなぁ〜⁇

なんて、思っていた。


後で、その車の持ち主が、

わかるんだけど…


玄関のベルを押したら…

和也くんが、出て来て…

『遅かったな…

来ないかと…思ったぜ。』

と…ジョーダンぽく言われたけど…


怒ってるのかな…って、思って、

『ごめん…』

って、謝ったら…


ニッコリ笑って、

家の中に居る、みんなを呼んだ。


それから、外に止めてあった

あの車に、みんなで乗り込み…


1番後部座席に

和也くんと私、

次の後部座席に

尚人くんと浩くん

何故か?

運転席には稔くん⁇


玄関まで…

お見送りに来た。

沙織里さんに、

『行ってらっしゃい。』

って、笑顔で、送られて…


車は、走り出した。


モゥ…戻れない…


覚悟を決めて…


私は、道々、

不思議に思ってた事を

和也くんに聞いてみた。


和也くんの説明によると…


今、車を運転している

稔くんは…

なんと…19歳の大学生で、

車は、彼のモノ

そして…

沙織里さんの後輩なんだそうだ…


残りの2人…

尚人くんと浩くんは

和也くんの中学時代からの

お友達なんだって…


私と和也くんが、

そんな話をしている間…


他の人達は、

車の話で盛り上がっていた。


話しているうちに

何処かの海が、見えて来た…


少しだけ、開いた窓から…

潮の香りがして来て…


気持ち良い…


何年ぶりだろう…


海に来たのは…


なんて、ちょっとブルーが

入っちゃった…


海に着いたのは、良いんだけど…

流石に混んでて…


パーキングエリア探すのに

手間取っちゃって、

やっと、砂浜に来たんだけど…


見渡す限り、人の山

日曜日でも無いのに…


いったい何処から…

コレだけの人が、

集まって来るのか?


不思議…?


砂浜を、あっちこっち歩いて…

やっと、あいている場所を見付けて…

取り敢えず、みんなで、

シートやら、クーラーボックスやら

イスにパラソル、なんかを置いて、

ひと休み…


いったい、誰が、

こんな道具を持って来たのか?


それにしても暑い

晒しを巻いているから、余計に暑い


『流石に、混んでるよな〜〜』

なんて、和也くんボヤいているし


『暑い、暑い』

を、連発しあいながら、

私達は、しばし、太陽に灼かれて、

キラキラしている海を眺めていた。


そんな、寛ぎのひと時を

『サァーて、泳ぐかぁ〜〜‼︎』

と、元気に、叫んで、

いきなり、服を脱ぎ始める男たち…


口々に、

『そうだな…』

『早く、海に浸かりテェ〜〜‼︎』

『おっ⁈ 美人の姉ちゃん、ミッケ』


ちょ、ちょっと

そんな急に…

慌てふためく、私をよそに…

次々と、海パン姿になっていく男たち…


『おぃ‼︎ 良、お前も、来いよ‼︎』


なんて、和也くんが私を呼んだ。


『あ…後で行くから…』

私は、慌てて、

そう答えると、


『待ってるから、早く来いよ‼︎』

なんて、笑いながら、

海に向かって行った

みんなを追い掛けて行った。


まったく、もぅ…


今日の私の服装は…

黒のプリントTシャツと

紺色のジーンズ系ショートパンツ。

それと、忘れずにサングラス。


しかし…

何時までも、ここにこうして

座って、誤魔化す訳には、いかないよね。

仕方がない…

その場所を離れて、

砂浜を歩く事にした。


人を掻き分けながら.

歩いていると…

時々、波が、足にあたる…


あっ…気持ち良い…

こんなカッコじゃ無きゃ

海に入りたいのに…

なんて、ボンヤリ思っていたら…


『おぃ‼︎ 良‼︎ 何処行く気だょ⁈』

突然、声を掛けられて…

振り返ると、和也くんが、

びしょ濡れで、立ってた。


『俺たち、ゴムボート作ったんだけど

お前も乗らないか?』


ゴムボート⁇

そういえば、車から色々出してたっけ。


ゴムボートなら…

大丈夫だし、興味もあったので、

『ゴムボート⁈ 乗る‼︎』

『じゃっ、行こうぜ!』

ニッコリ笑った和也くんに連れられ

みんなのいる処へ向かった。


『お前、服着たまま、

海に入るつもりだったのか?』

と、私が、恐れていた質問をして来た。


だから、

海に行くと決まった時に

考え付いた事を言ってみた。

『あぁ…俺…背中にスッゲ〜〜でっけ〜

アザが、あるんだ。』

和也くんは、ビックリして

『そっかぁ〜』

なんて、ひとりで納得していた。


何を想像したかは、不明だけど…


そんな会話をしているウチに

その場所につき…


そこには、黄色と青の

2人用ゴムボートが、波間に漂ってた。


稔くん達が、波に流されない様に

ゴムボートを抑えていて、

私達を待っていたよぅ…


それからみんなでジャンケンして

2人ずつボートに乗って遊んだ。


みんな、慣れた手付きで

オールを漕いでたけど…

私は、

ゴムボートに乗るのも初めてで緊張した。


あと、彼等に

どうして服着てるんだって、

質問されて…

私はその度に、

和也くんに答えたのと同じ

“アザ”の事を理由にした。


それにしても男の子って、

海でも、良く、遊ぶんだなぁ〜

感心してしまう。


だって、サーフボードとか

ビーチボールなんかも

持って来てたもん。


オマケに、女子とか、

ナンパしちゃってるし…




ごめんなさい。

今日は、ココまで…

読んで下さり、ありがとうございます。

では、マタ…


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