第九章 義明とお守りと説明と
◇ ◇ ◇
放課後になってから忍と想次は鷹目ラーメンへ行った
(義明)
「いらっしゃい、てお前達か」
(忍)
「少し話したいことがある」
義明は忍のその表情を見て何か悟ったようだ
(義明)
「ここで立ち話ってわけにもいかねえみたいだな、奥で話そう」
店の奥の家の部分の部屋で座布団に座って話すことになった
(義明)
「それで話しというのはブラッティクローのことか」
(忍)
「はい」
(想次)
「俺がもらった”お守り”と同じ物を友達にも用意できないかと思って」
(義明)
「なるほどな、だけどな、友達の分まで用意する必要はないぜ」
(忍)
「どうして?」
(義明)
「そりゃ、ブラッティクローが忍と戦うための手段として誰かを襲うなら真っ先に想次が狙われるからだ」
(想次)
「俺?」
(義明)
「考えてもみろ、忍はお前のとこに住んでいて同じ学校に通ってんだろ」
(義明)
「しかもその情報は簡単に手に入るときている」
(義明)
「なら忍を怒らせて挑発するために狙うとしたら想次以外は考えられないだろう」
(想次)
「ぞっとしねえな」
(忍)
「でもブラッティクローの一番の狙いはわたしのはずだ」
そこで義明がにやりと笑う
(義明)
「ならブラッティクローを何とかするまでずっと一緒にいるか?」
(想次)
「えっ…、えっえっ、なあー!」
(忍)
「わたしはそれで構わない」
(想次)
「おっ、おま…、よくわかってねえだろ」
(義明)
「あー、何も家の中まで一緒にいろとは言わねえからさ」
(想次)
「後は学校も勘弁してくれ」
(義明)
「まあ、それもそうだな、その代わり人気のないとこにはいくなよ」
(忍)
「了解しました」
(想次)
「まあ、そりゃあな」
(義明)
「それと忍はこれ持ってろ」
そう言って義明が渡したのは色々とつけれるベルト式のホルダーだった
(忍)
「これは?」
(義明)
「集音式GPSつきホルダーだ、色々と小道具を用意出来るから便利に使えるぞ」
(義明)
「それにそのGPSは持ち主に何かあったら自動的にピンポイントロードの道長と俺に連絡がいくようになってるからな」
(想次)
「ブラッティクロー対策ってことか」
(義明)
「そういうことだ、ちなみにトンファーのホルダーにも同じGPSを入れてるからな」
(想次)
「正しくお守りだな」
それだけ話した後はたわいもない話しをしてから家に帰った
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