表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
余り物には……福がある?  作者: アッキ@瓶の蓋。
変態神様と笑えない状況
62/266

天見アバユリの個人レポート第128981号

【天見アバユリの個人レポート第128979号。

 題名、最もカッコいい神、それは勿論、月裏(つきうら)イヴァスリト

 詳細;http://kamisama.do.com/amamiabayuri128979】



【天見アバユリの個人レポート第128980号。

 題名、日向ラファエルによって企画された2980名の魔王候補(まおうこうほ)異世界転生計画

 詳細;http://kamisama.do.com/amamiabayuri128980】



【天見アバユリの個人レポート第128981号。

 題名、転送の神の元主神である夜比奈(よるひな)ユラギーンについての処分




 我々神様達の中でも最も上位に位置する神。全てを見下ろし、世界に祝福を与える太陽の神、天道(てんどう)アマテラス様はなかなか腰をあげない事で有名だ。アマテラス様曰く、



『いちいち神がとやかく言ってしまうと人間が神に頼り、進化を止める要因となってしまう。故に我々は人類全ての後の幸福と進化のために、過度な干渉と依存を止める事をここに命ずる』



 と言う事らしい。分かりやすく言えば、『甘やかすとダメな者になるから、人類に干渉とか依存はほどほどにしよう。後で幸福とか進化とかするよ』と言う事である。私達神々はその思し召しを守り、今まで仕事を勤め上げて来た。



 しかし、転送の神の元主神である夜比奈ユラギーンの行動はその範疇(はんちゅう)を逸脱した行為が多い。朝比奈揺に対しての過度な運命革命、並びに無理矢理な異世界転生。さらには堕天する際に危険指定モンスターである死神モトと妖鳥ネヴァンと言うモンスターを奪っていた事が判明。幸いな事に堕ちる最中に弱体化したものの、危険指定を受けていたモンスターを何の取り決めも無く盗難した事については重い罰が下されるべきである。

 今までの行動からしても夜比奈ユラギーンの行動はあまりにも、神の品格を疑うような行為だ。



 よって、ここで処刑をしてこの世から夜比奈ユラギーンと言う存在を消す事が決定した。この処刑をする役割として、彼に散々苦汁を舐めさせられてきた朝比奈揺が良いと言う神様が多く、夜比奈ユラギーンを倒すために朝比奈揺を念話にて神界からバックアップする事になった。



 なお、このバックアップメンバーには朝比奈揺と交流の深い、裏方の神である月裏(つきうら)ラキナエル、大剣の戦女神である戦恋(いくさこい)ルルリエルの2名と、個人的にも会話したいと熱望する運命の女神である戦恋メモリアルの、合計3名がバックアップに着く事になった。

 ここに『夜比奈ユラギーンの討伐』が組織される事になった。



 私個人としては彼には罪を償って反省して欲しかったが、彼に反省と言う二文字は存在していないようだ。彼は神様としてあまりにも横暴すぎ、また自分勝手すぎる。彼とはそれなりに長い付き合いだったが、ここで彼の死を個人的を、ご冥福をお祈りしよう。

 どんな者だって悲しむ者は居る。誰しも1人では無く、その者の隣には誰かが君の事を考えている物だ。彼、夜比奈ユラギーンにはそう言った人を思いやる心があっただろうか。私としてはある事を願いたい】



【天見アバユリの個人レポート第128982号。

 題名、日向ラファエルによって実行された魔王候補異世界転生について

 詳細;http://kamisama.do.com/amamiabayuri128982】

 なお、URLは適当ですので打ち込んでも何も移動しませんよー。



 追伸。

 月裏イヴァリストさんですが、この『余り物には……福がある?』には出す予定はありません。イヴァリストさんは別作品にて出す予定です。その予定については、ニュースをご覧ください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ