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【勇者軍】へ突入

 2013年最後の更新は12月31日の午前9時で、新年最初は1月1日の午前9時です。

 明日は大掃除などで忙しいので、急遽更新は延期します。

 【反逆勇者】、豆羽ユウトを倒して戦争を終わらせるために【勇者軍】へと潜入した。潜入自体は非常に簡単だった。何故なら、既に【勇者軍】の基地内部は壮絶な混乱状態にあったからだ。



「……しつこいし、これ以上は無理だと思うな」



「うるさい! 我は貴様を倒すと決めてきた! 自分で決めた事は最後までやりきるのが、我の志と言う物だ!」



「カッコいいのでーす! それを彼女を倒しながら言っているともっとカッコ良かったのでーす」



 基地内部はナギサ・クジョウを倒すために力を振るうヒカロウとアリスによって、基地がぼろぼろになっていたからだ。ヒカロウとアリスがナギサ・クジョウを倒すために力を振るって、それをナギサ・クジョウが避けて基地が壊されていく。恐らく、この2人とまともに戦うよりかは、こうやって相手の基地を破壊させた方が効率的だと判断したのだろう。現にヒカロウとアリスはナギサ・クジョウを倒すために必死であり、2人を止めようとする【勇者軍】の兵士達も邪魔だと倒されてしまっている。

 そして基地の中はてんやわんや。ヒカロウとアリスを止めるためにナギサ・クジョウを倒す事にしたとしても、ナギサ・クジョウは2人以上に倒すのが厄介であった。



「混乱している今が好機だから、早速ユウトを探そう」



 僕達はそう頷きつつ、混乱している【勇者軍】の奴らに気付かれないようにしながら、基地の中を進んで行く。勿論、全員がナギサ・クジョウ、ヒカロウとアリスの相手をしている訳ではなくて、何人か襲い掛かってくる奴が居たが、今まで戦って来た敵に比べれば弱いの一言につきる。



「これ!」



 と姫が壁に貼られている紙を指さす。それはポスターであり、【勇者の部屋はこちら→】とそれにはそう書いてあった。



「……罠かもしれません」



 と、ユリーが言うが、僕達はこの【勇者軍】の基地がどのような構造になっているのかも分からないし、時間をかけすぎてまた【勇者軍】の兵士達を相手に戦うのも非効率だと思う。

 だから、僕はこのポスターの指さす場所に向かう事にした。



「これは罠かもしれないが、これしか情報が無いんだし、ここに向かえばきっとユウトも居るだろう」



「そ、そうですね……」



 月裏さんがそう言い、姫とユリーも同じように頷く。そして僕達はポスターを追って一つの部屋に辿り着く。



「ここか……」



 鬼が出るか、蛇が出るか。けれども、きっとそこにはこのくだらない、紅葉の命を奪ったこの戦争を引き起こした元凶の人物、豆羽ユウトが居る。それだけは確かだ。



 僕は姫、ユリー、そして月裏さんの顔を見て、それぞれ目線にて意思を確認しあい、扉を開ける。



「やぁ、ようやくのご登場ですね。あまりにも遅すぎて、いくら君達の事が【大寿司】なわたくしでもダメになってしまいそうでしたよ」



 そこには、金色の髪を背中で三つ編みにした青い瞳の深窓の令嬢と言う雰囲気を漂わせている【ライバルの神】である月裏オボロと、そのオボロの頭上に浮かんでいる豆羽ユウトの姿があった。

 さて、残すところ今年も今日を合わせてあと4日。もうすぐ2014年ですね。来年1月には新作を書きたいと思っているのですが、どのような形にすればいいんでしょうか……。とりあえず編集長と相談しつつ、新作をどうするか決めます。



【ナギサ・クジョウ】

 【勇者軍】破壊のために、自分を狙ってくるヒカロウとアリスを利用しております。



【ヒカロウ&アリス】

 ナギサ・クジョウを倒すために奮闘中。邪魔者は倒す!

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